この前の週末、鳥取に行ってきました。
私は金曜日からで、3月6日~9日。ダンナサマは、3月7日~9日。
実はダンナサマ、先々週の土曜だったか(2/22)、飲んで帰ったときに、ぼんやり星座を見ながら歩いていて、ぐっきりとひどく足をひねってしまったのです。
最初の一週間は、立つこともできない状態。
しばらく冷やして落ち着いてから整形外科に行ったら、足首のとある箇所が剥離骨折しているとのこと。
着脱出来る簡易なギプスみたいなのをつけて、杖もついてという状態。
全く動けない訳ではないので、折角飛行機も予約したし(この時期、例のウイルスでキャンセル料は無料ですが)夜とか寂しいので来てもらいましたが、基本、戦力にはならない状態。
まあ、もともと何か手伝ってもらうつもりもなかったですが。
私が作業中、お弁当を買ってきたりとかをお願いしようかと思っていましたが、それは無理。あてが外れました。
夜ごはんは一緒に食べに行って、それはよかったです。
今回は、洗面所改装の打合せと、あといくつかDIYをします。
作業内容を記録しておきます。
(1)キッチン水栓交換
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これがもとの水栓。1992年頃の建築当初からのもので、レバーを押し下げると水が出るタイプ。 阪神大震災を契機に、レバーを上げると水が出るタイプが主流になったようで、古さは歴然。
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下のパイプも、金属タイプでした。 これを新しいものにします。
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水栓交換金具、念のためふたつ持っていきました。 片方は先日の実家用に買ったTOTO用。 もう片方は、そのだいぶ前に、何か使う機会あるかなーとネットショッピングのついでに買ったもの。KVK用?
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二つのうち、古くから持っていたコチラがぴったり使えました。 買ったけれど一度も使う機会がないままだったので、今回、一度は役立ってよかった。
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新しい方。新しいとはいっても中古。メルカリで買いました。 今後、キッチン全体を付け替える可能性もあり、そうすると水栓もまた替えることになるので安くていいかなと。 左に出っ張っているのは、食洗器用の分岐水栓。 見た目はイマイチですが、賃貸だから食洗器つけたくてもつけられないというのも不便ですよね。 むしろ、「分岐水栓が折角あるなら、食洗器つけようかなあ」と思うのを期待しています。 食洗器は、私としては絶対おススメの家電なので。 (洗濯機をもっていない人がいないように、食洗器もほぼ必需品だと思うのです。出来れば海外の60センチ幅タイプ。)
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ここから上を交換して、ホースは柔らかいタイプのものになりました。 最初、接続の締め付け、もしくは嵌め込みがうまくいっておらず、水漏れ! 元栓を止め、外したり締めなおしたり、いろいろ試して今度はうまくいきました。 ところが、再度チェックしてみると、また水漏れ。うー。 工務店さんは、水栓器具の施主支給はダメということなので、頼むととっても高くつきます。 どうしよう!? 冷静に、どこから漏れているのかじっくり検分したところ、ん、もっと下からだわ。
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水漏れ箇所、発見。このあたりから漏れています。 なんか、緑色の錆もあって、昨日今日の水漏れではなさそう。 私がとりつけ中に動かしたのが本格的な水漏れのきっかけにはなったでしょうけれど、ここは前から問題があったのではなかろうか。
私の工事個所とは関係ないということで、ここについては業者さんに修理をお願いすることにしました。 ここは想定外の出費だけれど、水漏れは放置できないですからね・・・。
(2)洗面所キャビネット
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キャビネット下、もともとは開き戸でしたが、それを引き出しにしようかと思います。 で、前回サイズをはかり、ある程度組み立てたこの箱を家から送りました。 鳥取では、外側のキャビネットとあわせてみて、レールをとりつけたり、引手をつけたり、前板をとりつけたり(これが難しかった)。 どれも一度ではうまく行かず何度もやり直しながらでしたが、 (あのジャッキー・チェンでも、「難しいアクションシーンがうまくいくコツは、うまくいくまで何度もやること」、と言ってたし・・。素人DIYが一度でうまくいかなくても当然よね) と自分を慰めながらコツコツやりました。
(3)キャビネット塗装
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もともとは白かったキャビネットを、塗ることにしました。 こちらの箱の方は、足元、合板が水を吸ってブワブワになっているところを切って、更にもとよりも10cm背を高くしてもらっています。 なので継ぎ目を木工用パテで埋め、サンディング。 パテはとても苦手なので、まっ平にはならず、適当なところで諦めました・・。
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前板も塗装。前板は防水性があり塗装がのりにくそうな素材だったので、ミッチャクロン(プライマー)を吹き付けてから塗りました(効果のほどは、ううむ、疑わしいかも)。 引手は、自宅同様、ゲンコとステンレスポールを使って安くあげてます。 この長い棒には、足ふきマットとかさげられて便利なのです。
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塗料は、壁紙にあわせて濃いめのグレーを考えていました。 壁を塗ったとき同様、ベンジャミン・ムーアで買おうかと思いましたが、最小単位が0.9リットル。 多すぎ・・。絶対余るし、余った分の使い道がおもいつかない・・。 めあての色はないかとホームセンターを2件ハシゴしたら、2件目でミルクペイントの小さなボトルがほぼ半額に安売りされていました。
半額!
で、黒とベージュを購入。前の残りの青い塗料も使って、壁紙のサンプルとにらめっこして調合し自作しました。 うかつだったのは、塗料って、塗る前の液体の状態と、塗った後、乾いてからでは色が違うということ。 乾くと濃くなるのです。 家で試し塗りをしたときに気づきました。 もうちょっと薄い方がよかったかも、と思いましたが、ベージュのボトルに黒を混ぜていったせいで、つぎ足して薄くするためのベージュはもうありません。 仕方ないのでこれでいいことに。 ダンナサマは「この色ボク好き~」とほめてくれましたが。
(4)トイレの壁の穴補修 |
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トイレには、もともとこのトイレットペーパーホルダーがついていました。 プラスチックで、上下2段式というか、予備が1個入れられるタイプ。いちおうTOTO製。
鳥取のトイレは、ペーパーの予備を入れておく棚が便器のずっと後ろにあるので、予備ペーパーは必ず近くに必要です。 でも、おうちがだんだん素敵になっていくと、このプラスチックはちょっと・・・。 色もなんだか黄ばんできています。 なので、今風に、横に2つ並ぶ方式のペーパーホルダーを導入しました。(メルカリ。前回来た時に取付は済ませました)
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これを外した跡はこんなことに。 大きな石膏ボード用ネイルが3つもついていて、これをとると、大きな穴が! あと、塗装もされていない状態です。 ここを補修せねば。
穴は、通常ネット的なものを貼るようですが、今回は「どこでも下地」を注入。 スポンジを深めに削り、窪みに壁用パテ。 更にその上に壁紙補修用シールを貼って塗装。
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仕上がりはこんな感じ。 (トイレットペーパーホルダーは、いろいろと迷いましたが、有名ブランドの方が安心感があるかなと、TOTOのものです。) どうってことない補修ですが、使う材料や手順が多くて、手間がかかりました。ふう。
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花模様の補修シールから、どことなく昭和感が出ていますが、穴のままよりはよくなったのではないかと思います。
(5)折れ戸の調整
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不動産屋から、 「コルクカーペットが浮いて折れ戸が引っかかっています」 という情報があったので、両面テープを持ってきたのですが、操作してみると、カーペットの問題ではないです。 折れ戸自体がつっかかっています。 闇雲に、外したり、蝶番を交換したり、パーツをもうひとつの折れ戸と交換したり試して、 で、再度はめ込むのにも、ものすごく苦労しました。(ダンナサマに手伝ってもらったんだけど、折れ戸のしくみについて何も知らないくせに口出しするから夫婦の危機でした)
結局、どの作業が効果があったのかは不明ですが、さほど引っかからずに使えるようになったとは思います。 折れ戸の端部がボロボロになったり、壁紙も一部削れてしまったりと大変でした・・・。 取り外し・再設置は、以前ここを塗装したとき、一人でやりました。あのときはなんでできたんだろう。ビギナーズラック? とにかく重たくて大変で、今も腰が痛い・・。
(6)床のべたつき掃除
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自分で塗ったラッペンワックスが、とっても固いワックスで、拭き取りが甘く、ところどころにべたつきが残ってしまっていました。 それを、ヘラでこそげて除去。 これに関しては、ダンナサマがえんえん作業してくれました。 なにしろ今、片足が不自由なので、立ち上がるのも面倒な状態。 動けないので仕方なく、かもしれませんが、長時間集中してやってくれて、だいぶこざっぱりしたと思います。
私は、よく日があたる場所はワックスが剥げかけているので、そこだけ塗り直しをしてみました。 手持ちの資材で、Auroの液体ワックスと「白木」というものを使ってみました。
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■■参考情報
■フローリング塗装資材について
何で塗るか、初心者はとても迷うと思います。
いま考えると、ラッペンワックスは、防汚性はともかく固いペースト状なので(特に寒い時期には)塗るのは難しかったかなという気もします。
工務店さんがなんでおススメしてきたのかよく分かりません。
●塗料の防汚性比較
こちらは杉フローリング材の販売会社。
杉フローリングにオスモやリボス、ラッペンワックスなどメジャーな塗料を塗り、コーヒーやお茶など各種シミのつきにくさについて実験しているサイト。
3年前にはこのサイトは見なかったです。
●5種類の塗料の塗りやすさ・価格・防汚性比較(1、2、3、4)
こちらは個人の方。
小川社、ユーロワックス、ユーロオイル、オスモ、リボスの5種を比較しています。
最終的に、自宅のサクラフローリングにユーロオイルクリヤーを選択されたようです。
■鳥取洗面所改装プロジェクト関連記事
リフォームプロジェクト開始
鏡のフレーム塗装
鏡の梱包・発送
DIY作業(キッチン水栓交換、トイレットペーパーホルダー交換等)
工事進捗状況
ゴミ箱DIY
完成
いちおう、自分が使いやすいようにはやってみましたが、私と同じタイプの人って結構少ないみたいなんですよね・・・。
ともあれ、入居してくれる人が決まったので、よかったです。男性なので、多分、私が苦労してDIYしたあちこちではなく、窓からの眺めが気に入ったからじゃないかと想像しています。