採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

長芋掘り

2018-10-22 | +その他

10/20、サツマイモでも掘ろうかと畑に行ってみると、珍しく畑友も作業していました。
(10人近いメンバーのいる家庭菜園の会なのですが、作業時間帯が違うのか、畑で誰かにあうのは年に数回程度です)

畑友は、私の畑のお師匠様。なんでも上手に育ててしまいます。
彼の畑の作物は、みんなぬくぬく、幸せそうに育っています。
その50坪の畑のあちこちに、夏はトピアリー状態にもっこり茂っているのは長芋。
毎年のように、長芋掘りを一緒に楽しませてもらっています。
(といっても、私は主に横でヤンヤとにぎやかしているだけなのですが)
「普段目に見えない土の中が、こんなすごいことになっている!」というのは、何回見ても面白くてわくわくします

この日も、いい機会なので、ということで一か所掘ってみることになりました。
この時期になってしまうと葉っぱはすっかり枯れて、どこが一番茂っていたのか判別しにくくなります。
適当に一か所選び、掘り進めていきました。

むかごが落ちるからか、親株から枝分かれ?するのか、一か所に、ぎっしり何本もの長芋が植わっています。
それぞれがどのくらいの長さなのか、全く想像がつかないのが長芋の難しいところ。
掘っても掘っても、まだ先があります。
ちょっと力をかけると、ぱきっと折れてしまうし。

苦心して掘り進めていくと、だんだん芋の気持ちが分かるようになってきます。
そろそろこのあたりで終わるはず、と読めるように。
先端が分かってもまだ油断できません。
すんなり細長い訳ではなく、枝分かれしてタコみたいになっているものもあるのです。
周囲をすっかり掘り上げて、そーっと扱わないと簡単に折れてしまいます。

だいぶ折ってしまったりもしつつ、ようやく掘り上げました! 

山形

一か所から掘り上げた長芋

立錐の余地もなく、という感じで、ぎっしり密集して埋まっていました。
一体何本でしょう?

一番の古参は、右から3本目くらいの長~いものかな。
その横のゴボウみたいなのが、このヒトの去年の芋と思われます。

左から4本目くらいの、かなり大きくて、先端がいくつにも別れたものがあります。
これもずいぶん太いので、かなり古くからある芋と思われます。

どうなっているのかと枝分かれ部分をよく見てみると、最初は一本の太い芋だったのが、動物か虫にかじられたようで、ある位置から先の成長がストップ。
で、その傷のやや上から四方八方に芋が伸びてしまったようでした。
枝分かれしていなければ、立派な長芋になっただろうになあ。
でもこういうのも、掘ってみないと分からない驚きなので、面白いです。


小さいものは小ぶりなサツマイモサイズ。むかごから育ったのかしら。いくつかは種イモとしてまた別のところに植えていました。
残りは食用。どっさり!
(私も数本頂いてしまいました。いつもありがとうございます!)


 


畑の作物ではありますが、ほとんど人知の及ばない感じでフリーダムに育っていて(畑友が支柱を立ててあげたりはしています。要所要所でちゃんとお世話をしているので、いろいろな野菜が元気に育つのですね)、採集的要素の強い収穫です。
予想がつかないところが、とっても楽しい☆
Yさん、ありがとうございました!



追記
頂いた長芋は、いろいろ調理して楽しみました。
・梅しばきとろろ(皮を剥いてビニールに入れて、梅肉もいれて綿棒でたたく)
・とろろごはん(だし醤油でうすめて麦ごはんにかける)
・磯部揚げ 海苔で包んで揚げる
・スライスして天ぷら
・スライスしてスープに(加熱するとほっくりホクホクに)
・スライスして蕎麦グラタンに←なかなかよい。山芋の味とベシャメルソースが合う。
・小豆少々入りかるかん

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キャビアライム | トップ | 自作バクラバ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
芋菓子......ずぅるう~ (ふたマニア)
2018-10-24 13:50:06
「かるかん」をご存知でしょう。自然薯などで結構簡単にできちゃいます。専用のかるかん粉は通販あるいは鹿児島のアンテナショップに安くて小容量のがあります。オススメはアンコの入った饅頭ではなく、どっしりと重いかるかんそのもの。カステラ大に蒸して造ったのがオイシイですよ。
返信する
お勧め頂いたので (●ふたマニアさま~Fujika)
2018-11-07 16:28:06
かるかん、作ってみましたよ~。
小豆を混ぜ込んで、うっすら色のついたかるかんになりました。
粉は手持ちの米粉で、卵白は(入れるレシピもあるようですが)なしで。
混ぜすぎたせいかな、ややずっしり系になりましたが、温めればしっとりふっかり、なんとかかるかんっぽくなりました☆
返信する

コメントを投稿

+その他」カテゴリの最新記事