10/20、サツマイモでも掘ろうかと畑に行ってみると、珍しく畑友も作業していました。
(10人近いメンバーのいる家庭菜園の会なのですが、作業時間帯が違うのか、畑で誰かにあうのは年に数回程度です)
畑友は、私の畑のお師匠様。なんでも上手に育ててしまいます。
彼の畑の作物は、みんなぬくぬく、幸せそうに育っています。
その50坪の畑のあちこちに、夏はトピアリー状態にもっこり茂っているのは長芋。
毎年のように、長芋掘りを一緒に楽しませてもらっています。
(といっても、私は主に横でヤンヤとにぎやかしているだけなのですが)
「普段目に見えない土の中が、こんなすごいことになっている!」というのは、何回見ても面白くてわくわくします
この日も、いい機会なので、ということで一か所掘ってみることになりました。
この時期になってしまうと葉っぱはすっかり枯れて、どこが一番茂っていたのか判別しにくくなります。
適当に一か所選び、掘り進めていきました。
むかごが落ちるからか、親株から枝分かれ?するのか、一か所に、ぎっしり何本もの長芋が植わっています。
それぞれがどのくらいの長さなのか、全く想像がつかないのが長芋の難しいところ。
掘っても掘っても、まだ先があります。
ちょっと力をかけると、ぱきっと折れてしまうし。
苦心して掘り進めていくと、だんだん芋の気持ちが分かるようになってきます。
そろそろこのあたりで終わるはず、と読めるように。
先端が分かってもまだ油断できません。
すんなり細長い訳ではなく、枝分かれしてタコみたいになっているものもあるのです。
周囲をすっかり掘り上げて、そーっと扱わないと簡単に折れてしまいます。
だいぶ折ってしまったりもしつつ、ようやく掘り上げました!
畑の作物ではありますが、ほとんど人知の及ばない感じでフリーダムに育っていて(畑友が支柱を立ててあげたりはしています。要所要所でちゃんとお世話をしているので、いろいろな野菜が元気に育つのですね)、採集的要素の強い収穫です。
予想がつかないところが、とっても楽しい☆
Yさん、ありがとうございました!
追記
頂いた長芋は、いろいろ調理して楽しみました。
・梅しばきとろろ(皮を剥いてビニールに入れて、梅肉もいれて綿棒でたたく)
・とろろごはん(だし醤油でうすめて麦ごはんにかける)
・磯部揚げ 海苔で包んで揚げる
・スライスして天ぷら
・スライスしてスープに(加熱するとほっくりホクホクに)
・スライスして蕎麦グラタンに←なかなかよい。山芋の味とベシャメルソースが合う。
・小豆少々入りかるかん
小豆を混ぜ込んで、うっすら色のついたかるかんになりました。
粉は手持ちの米粉で、卵白は(入れるレシピもあるようですが)なしで。
混ぜすぎたせいかな、ややずっしり系になりましたが、温めればしっとりふっかり、なんとかかるかんっぽくなりました☆