先週末の豪雨はすごかったですね。
高速道路の中央道が一時不通になる程。
その前までは真夏のような日照りだったのに、一転して激しい雨で、その後今週になっても雨続きです。
我が家のニンニク、収穫のタイミングなのですが、こんな大雨で難航しています。
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葉っぱが黄色くなってきて、もうそろそろ収穫のタイミングです。 本来は、晴れ続きのタイミングで収穫すべきなのだそうですが、この状態で雨に降られると、(三つ編みに大切な)葉っぱが腐ってしまう恐れがあります。 保存性の点などでどうなるかは分かりませんが、天気にかかわらず収穫を急ぎます。
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ところが、農道を挟んだ反対側の芝畑は、水を満々と湛えたプール状態。 (レンズが汚れて写真が曇っていてすみません)
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さて収穫に、と畑に足を踏み入れてみると 長靴がずっぽり。
うう、やっぱり。 うちの畑は元田んぼなので、大雨が降るといつもこうなのです。 (なので普通は雨直後には畑作業はしない)
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普段ならスタスタ歩けるところを、ぐっちょらぐっちょら、長靴とニンニクを引き抜きながら、ようやく進むような状態です(一度バランスを崩して危なかった)。
泥になってしまってからマルチを剥がすのは大変!雨前に、予め剥がしておく方がいいです。
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軍手はむしろ泥を蔓延させるので、素手で作業。 で、小さいスコップを片手に掘り出したニンニクは、根っこに泥がみっちょり。
このままではどうしようもありません。
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なので芝畑の水をバケツに汲んで、洗います。(畑に穴を掘るだけで水が溜まる場合はそこで)
例年の収穫だと、ホクホクした土から掘り出し、半日畑で干したあと、軽く土を払って持ち帰ることが出来ます。 本来乾かすべきニンニクを濡らすのは忍びないですが、こういう状況下では仕方ないです。
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洗うと根っこも白々と綺麗・・・。
葉っぱも根っこもびしょびしょなので、このまま天日にあててスカッと乾かしたいところですが、この先数日ずっと悪天候の予報・・。ううむ。
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「乾かすならお風呂場の乾燥機能があるじゃん」 というダンナサマの意見で、浴室の衣類乾燥(温風)機能を使います。 (洗濯物ですら単なる室内干しなので存在を忘れかけていました)
ニンニク姫たちはホカホカ・カラリと特等席。 さすが乾燥機能、扇風機の風をあてるよりも圧倒的によく乾きます。
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お風呂場は、ラーメン屋さんか?というニンニクの匂い。
浴室のプラスチック素材に匂いが染みこまないか心配ではありますが、そもそもはダンナサマの発案だし、私はニンニクを腐らせないためには如何なる犠牲も払う覚悟だし(!)、まあいいかな・・・。
例年、台風が来てベランダからニンニクをとりこんだり、いろいろハプニングがありますが、今年は収穫時点から多難です。
6/11(水)、雨天決行で収穫完了しましたが、根切り、そして茎切り裂きと花茎切除作業がまだまだ沢山あります。
金曜には晴れるのよね、外に干そう!と予報を見直してみると、なんと予報が変わって、晴れ間が出るのは土曜以降ですって。
金曜は曇り一時雨。
ああ。
(この雨が春に一部でも降ってくれればアミガサタケが出たのになぁ、もう)
■メモ
・収穫の際はマルチはない方が作業が早い。
・泥になってしまってからマルチを剥がすのは大変なので、雨の前に予め剥がしておく。
・泥んこの際は軍手はなしで、素手で作業がよい。時々芝畑の水で手を洗う。
・玉部分だけ洗うよりは、茎葉も含めて丸洗いの方がよさそう。
・洗った直後は、玉の部分(花茎のつけ根)に水が溜まっている可能性があるので、玉が上になるように乾かす。
・必要ならば葉をタオルで拭く。
・乾かす際には、スノコに板を打ちつけたものも作ってはみたが、以前KOHさんに教えて頂いた育苗パレットが持ち運びもし易くてとても便利。買い足そうかな。
■参考情報
(1)秋田のあおいさんのブログ 泥だらけのニンニクを洗ったというエピソード
■My畑のニンニク関連記事
●2011年収穫分
ニンニクの珠芽について
うちの品種は花が咲くのではなく、こぶ状のむかご(珠芽)が出来るタイプだということが分かりました。
収穫とその後の処理 (この記事)
試行錯誤中。翌年、もっとよい乾燥方法(茎に切り目を入れる)を思いつきました。
三つ編みニンニク
初めて挑戦。可愛くできました。
●2012年収穫分
収穫・乾燥
茎に縦に切り目を入れて干したら、すごく乾きやすくてよかったです。
乾燥方法再考
干し方は、玉を上にして吊すと問題があるということが分かり、玉を下に干すようにやり直しました
珠芽を植えたものの収穫
珠芽からもちゃんとニンニクが出来るということが分かりました。
三つ編みニンニク作り
前年とは玉の配置をちょっと変えてみたりもしました。
かなり力はいるけれど、可愛いものが出来るので好きな作業です。
ニンニク保存
スライスを干してニンニクチップに。また微塵切りをオイル漬けにしました。
他にも保存方法のアイデアをまとめました。
●2013年収穫分
4月頃、葉っぱが青々
小粒の鱗片や珠芽も沢山植えてみました。
収穫とその後の処理
三つ編みニンニク
1回目 7〆 78個 2回目 14〆 128個 3回目 21〆 176個
マルシェで販売
縁あって多摩川マルシェに参加させて頂き、リボンをつけた三つ編みニンニクを並べてきました。
●2014年収穫分
植え付け
不完全抽台、二次成長
茎の途中を突き破るようにして珠芽が出てくるのは、不完全抽台と呼ぶということが分かりました。
鱗片からモサモサと若い葉が出てくるのは二次成長というそうです。
島ニンニク(沖縄)収穫
小粒で皮が赤いニンニクがとれました。
台湾系ニンニク収穫
小粒で皮が薄い赤のニンニクがとれました。
ぬかるみで全部収穫
蓮根のようにぬかるみの中で収穫。洗いました。