採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ニンニク2019:早生グループ収穫(紫)

2019-06-14 | +ニンニク

いま紫と呼んでいるニンニクは、畑友から、ごく小粒で濃い紫色のかわいいニンニクを1玉もらって、コツコツ増やしてきたもの。
一昨年までは、わりと順調に、立派に育っていました。

ところが、昨年初夏に収穫したものは、なんだか様子が変。
妙にゴツゴツしているなーと思ったら、鱗片数がものすごく多かったのです。

 

ニンニク紫

1玉あたり、17片もありました。
当然ながら、1片はとーっても小さいです。
あわわ。
頭を抱えるような状況です。(これ、いくつか売ってしまったよ・・・)

種ニンニクとして植えるのも、ゴミクズのような小さい鱗片しかないような状況。
どうなることか、と思っていました。

植え付けは、9/27~28頃。
日当たりはいいけれど、やや湿り気が多い場所に植えて、鱗片数が増えてしまったので、今回はやや日当たりが悪くて比較的乾き気味のところに植え付けました。

生育はまあまあ。
葉っぱは、以前はずっと長く青々していた気がしますが、今シーズンは、割と早い段階で先端が枯れてきてしまいました。

抽苔は、太くて固い茎に、大き目の珠芽がつくタイプのはずなのだけれど、ところどころに様子が違うものが。
別のが混ざったかな・・・?

葉っぱが枯れてもはや葱みたいになってきたので、収穫することにしました。
 

ニンニク紫

2019/06/01 紫ニンニク

薄紫色で、シルクのようにつやのある皮が綺麗だなあ、と思っています。

ニンニク紫

2019/06/07 紫ニンニク
翌週収穫分。
手前に見えるのが花茎と珠芽。大粒珠芽なのでついとっておきたくなります。
(余裕があればこの秋植えてみます)



ニンニク紫

鱗片数はどうだろうか。
左のようにゴツゴツしているのは、鱗片が小さくて数が多いかも。
右のくらいなら大丈夫かなあ・・・。

ニンニク紫

こっちはどうだろう。左は多いかもなあ(ぐぬぬー)。
右のは、市販されていないミニサイズ。でもこのくらい小さいと、鱗片数は確実に6~8片と少な目です。
私はこれくらいの小さいニンニク、可愛くて好きだけれど、一般にはは違うよなあ・・・。

ニンニク紫

横からみると、しもぶくれの形状です。
他のニンニクとちょっと違う気がします。


ニンニク紫

あら、アナタ、ずいぶん白いですね。
でも、このシルクのようなツヤ感は、同じ紫ニンニクのはず。




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ニンニク2019:早生グループ収穫(アブルッツォ)

2019-06-13 | +ニンニク

昨日(6/12)あたりから、晩生グループのニンニクの収穫が始まりました。
なので早生グループの記録を済ませてしまいたいと思います。


アブルッツォニンニク、昨年は、うっかり大半を売りさばいてしまって、タネ用がほんのわずか。

この品種は、同じくらいの大きさの鱗片を植えても、大きく育つこともあれば、何かの問題があってそうならないものは、極端に小さくなる場合もあります。
植え付けが少な目なので、極小にならなければいいなあ、と心配していましたが、大半がちゃんと育ってくれました。
昨年よりちょっと小さ目かな・・。
(昨年はえっらい巨大な玉が沢山とれました)
 

アブルッツォニンニク

2019/06/01 アブルッツォにんにく

外皮には紫の縞が入って、綺麗なにんにくです。
鱗片の配置は放射状ではないタイプ。


 


今年は、タネ用に多めに確保しておきます。

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那須の階段修理

2019-06-12 | +実家・那須

 5/24-25、6/8-9と、ダンナサマと一緒に那須に行って、階段の修理を手伝ってきました。

修理前はこんな感じ。

那須の階段

特に下から2段目がひび割れているのがよく分かります。

もともとここには、もっと幅が狭くて蹴込みも浅い、急な階段がついていたのです。
それを、何年も前、父がひとりで改造。
幅広(踏板の幅210cm!)で、ゆるやかな傾斜、そして手すりのあるこの階段をつくりました。
階段改修後は、「すごく使いやすくなったね!」と感動していました。

今思うと、あのとき改修しておいて本当によかったと思います(やったのは父だけど)。
急こう配で手すりもなかったら、今の父(80歳)にはだいぶ危険です。

 

那須の階段

この下から2段目だけでなく、段を支える板全体(いま見えている右側)が、腐食が進んで、そこに蟻が巣を作っていました。
白アリ?と心配しましたが、普通のアリでした。
腐食部分を土と判断して、そこに巣作りをしてしまった模様。

 


1回目に行ったときは、主に解体。
全体をバラすことなく、右側の支え板だけを取り外したいのですが、いったいどうやって???
やってみるまでは想像もつきませんでしたが、見えているビスや釘を少しずつ外していくと、なんとなく解体できます。
幸い、固定に使ってあったのは大半が釘だったため、バールを使うと外すのが楽です。
ビスの場合は、電動ドライバーをじっくり回すようにして、なんとか取り外しました。

階段を解体してしまうと、出入りはどうやって?というのも不安でしたが、左右だけでなく中央でも支えているので、右側の支えをとってしまっても、(下からみて)左側半分だけ使うことができました。

腐食しており要交換のパーツは、2m10cmくらい×2枚。
そのパーツを見本として車に積み、ホームセンターへ。
近所の店は、材木の品ぞろえは少な目なので、ちょっと離れた大型店まで行きます。
4メートルの板を買って、持って行ったパーツをあてて、型どり。
(パーツの長さは実は2m10cmくらいなのだけれど、端部が斜めになっており、それを対称に配置して4mの板から2つとれました)
店の工作室を借りてカットして持って帰ってきました。

2枚のうち1枚は、階段を支えるために段々にカットする必要があります。
なので、もともとのパーツを計測して、同じ感じに線をひきました。
(型紙のようにあてるには、腐食がすすみすぎていた)
ここで一旦終了。(このときは、写真全然撮れませんでした・・)
また次回ここから、と思っていましたが、父がだいぶ作業を進めていて、板のカット、塗装、そして組み立てまでやってくれていました。
踏板用の板の買い物も。

2回目は、比較的細かい作業。
・2段目の踏板づくり(カット、塗装)
・その他腐食した細い板のカット、塗装
・中央の支え部分に補強用の板を追加(カット、塗装、ビスで固定)
・全体の組み立て
・手すりの再固定

ごく細かい簡単な作業ばかりに思えますが、結構手間と時間がかかりました。
で、作業中は写真を撮っている余裕なし・・。 

完成写真のみですが・・。

那須の階段

ひとまずしっかりした階段が出来上がりました。
見た目はほとんど変化ありませんが、向かって右側の、階段を支える斜めのパーツは全部交換してあります。
 

那須の階段

階段の2段目の踏板は、2x4材と2x6材の組み合わせになりました。

 

那須の階段

2段目、アップ。
手前が2x6材で、奥が2x4材。ややスカスカな気もしますが、2x4材があったのでこれを利用。
いずれ2x6材を2つ組みあわせるようにしてもいいかも。

 

那須の階段

ポーチと階段のとりつけ部分。
このあたりは、父がひとりで作業しました。



 

那須の階段

手すりはもともとついていたものを再利用。


 

那須の階段

この部分は、もともとはてっぺんの板の下で、ななめにビス止めしてありました。
むりやりビスを折り取って分解したので、再固定をどうやるかが問題です。
いまついている板を外す手間を省き、木製パーツを後付けする感じで固定することにしました。
ここは、あまり目につかない場所だし、同じ色のペンキで塗れば、ほら、ほとんど目立たない・・よね。


 

那須の階段

階段中央の部分は、以前は板1枚だけのところもありましたが、左右から補強用の端材をくっつけて、しっかり支えられるようにしました。
こうしておくと、105cm長さの板×2という組み合わせでも安心です。

このあと階段全体にペンキを塗って仕上げをしたかったのですが、ちょっと時間切れ。
また次回にでも。
 


今後の作業は、ログの腐食部部の補修、あと、2階のケルヒャー&ペンキ塗りかな。
夏かしら。
ダンナサマまたよろしくお願いします。




■メモ
・今回は、大半の固定をビスでやった。釘の方がいいかも、と思いつつも・・・・。
 次、何かあったら、錆びたビスを外すのは結構大変かも・・。釘はかなり錆びてもバールで外せるけど・・・。
・手すりのうち、一番下側にある垂直パーツが、どうもふにょふにょしている。
 早めに交換しておいた方がいいかも。折角の新しいパーツに腐食が移ったら勿体ないし・・。
・丸鋸を使うのは、作業台があると断然楽。私とダンナサマ二人いると出し入れはさほど大変でないので、必ず出す方がいい。
・どちらもダンナサマが一緒に来てくれてとっても助かった。ダンナサマ大感謝。
・移動には高速を使うとだいぶ早くて楽。1泊でも、かなり作業時間がとれる。
・料理している時間はあまりないので、トマト煮込みとサラダ(オニオンスライス)を持参したのが便利だった。

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ヤマモモとルバーブのジャム

2019-06-11 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

アーティチョークを摘ませて頂いたとき、ルバーブをおまけに頂きました(5/19)。 

ルバーブ

刻んでチンするだけでジャムになるので簡単ではあるのですが、何か面白い使い道もあるかも、とひとまず冷凍しておきました。
外国のレシピ本で、いちごとルバーブのパイ、とか、ラズベリーとルバーブのパイ、というのを見たことがあるので、何かと組み合わせてみたくて。

で、10日ほど後、桑ジャムを瓶詰する際に、冷凍庫をあさっていたら、ヤマモモピュレを発見。
ヤマモモは、ペクチンが特殊なのか、どんなに煮てもトロリとなりにくい果実です。
サラサラのヤマモモピュレに、ペクチンたっぷりのルバーブを混ぜたら、とろみはつくし、ルバーブに赤い色はつくし、一挙両得?
どうかな?

思いついてしまったのでやってみます。
あらかじめルバーブは電子レンジにかけてペースト状に煮ておいてから投入。

とう!
 

ヤマモモルバーブジャム

やっちゃいけないことをやってしまったような気もしますが、後には引けません。
混ぜ続けます。

ルバーブの比率が高かったのか、赤い色が薄れてきましたが、桑ジャムを煮た後の鍋に移して鍋肌にくっついている桑の色をもらって、再び赤さが戻りました。
出来上がりは、とろみは十分。
 

ヤマモモルバーブジャム

こんなにぽってり。
色も、ヤマモモと、桑のわずかな赤さをもらって、なかなかいい色です。

ルバーブとヤマモモの風味ですが、んー、ややルバーブが勝ってしまったかなあ。
ルバーブは草っぽくて、ヤマモモは樹脂っぽい香りで、融合した、というよりは、草っぽさが優越している印象。
あと、ヤマモモは酸味しっかり、ルバーブもとっても酸っぱい、という酸っぱい&酸っぱいの組み合わせのため、とっても酸っぱいジャムに・・・。
おおー。そうかー。
でもまあ、私ならこれくらい酸っぱくても大丈夫。(ひとにはあげないほうがいいかも)

ルバーブはしっかり酸味があるので、酸味が足りなくて(あと赤い)フルーツに合わせるのがいいかも。
桑の実とルバーブ、ってどうかしら。


 

ヤマモモルバーブジャム

2019/6/1作
ヤマモモ、ルバーブ、果糖


 



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ニンニク2019:早生グループ収穫(シチリア)

2019-06-10 | +ニンニク

シチリアのニンニク、今年は早めに収穫してしまいました。

二次成長(鱗片を包む皮が葉っぱになって、つんつんした葉が出てくる)が、多く割れて、地上部も汚い感じになりやすいのです。
ひどく割れた玉をみつけたことだし、いっそ早めに収穫してしまおうと、ある日全部掘ってしまったのでした。
(5月末頃。早生グループ。)

 

シチリアニンニク

こちらがだいぶ割れ気味のもの。
外皮がまだしっとりみずみずしくて、ちょっと早かったかな・・・。
本来、鱗片を包む皮は濃い赤になる品種なのですが、まだ色が薄かったような気もします。

 

シチリアニンニク

あまり割れていない方。
こちらの方をみると、なんとなく成熟しきっていないようで、やっぱ収穫が早かったかも・・・という気が強くしてきます。

でも、もっと待っても、大きさなどはさほど変わらないかもな・・。
この品種はうちの土地ではかなり苦戦しています。
売り物にならないような玉ばかりなのですが、なかなか手に入りにくい品種なので、絶やしてしまうのは惜しいです。
いつか適応してくれるかも、と期待して、次のシーズンも植えてみます。



シチリアニンニク収穫より一週間ほど前のことですが(5/21)、暴風雨が来るという予報が出ました。
ニンニク干しの真っ最中の時期。

室内に取り込むことも考えましたが、干しはじめのせいもあって、あまりに重たくて、動かしたくないです。
暴風雨は一日だけで、翌日は晴れるみたいだし、そうするとまた外に出すのも手間です(しかもその日はダンナサマ不在の予定)。

結局、雨の直撃だけは避けようと、次のような対策を。 

ニンニク雨よけ

雨除けシート。
大きいビニールが1枚あったのでそれを使い、もう片方は布で。

心もとない状況でしたが、暴風雨は危惧したよりも多少穏やかで、この程度でこと足りました。
よかった・・・。

 


晩生グループ、なかなか玉が太らないなあ、と不安に思っていましたが、雨のあと(6/11)見に行ってみたら、そろそろよさそう。
再び収穫・根切り作業が始まります。
編むのもこつこつ進めているところ。

来週はダンナサマが出張です。このすきにどんどん進めないと・・・。

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グミの木がこんなところに!

2019-06-06 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

先日畑に行って、玉ねぎやニンニクを回収して、さて、桑の実を摘みに行こうかな、と思っていたところに、ママと娘ちゃんが来ました。
しばらく前に同じエリアで畑をやっていた方。

「グミの実を摘みに来たんです~」と。
「えっ、グミ?。どこにあるんですか?」

グミの木があるなんて初耳!

場所を教えて頂きました。
竹藪側の一番端っこの畑の、すぐ隣です。
 

グミの実

この木!

この前、この端っこの畑の方とおしゃべりしたのに、ぐみの木のことは全く話題に出ませんでした。
男性って、こういうものに興味ないのかな・・・。

 

グミの実

まず目についたのが、こちらのグミ。
2メートルくらいの高さの灌木で、小さな実がいっぱいついています。
つまんでみると、さすがグミの実、皮が渋い~。でも果肉は美味しいです。
女の子は、「この渋さが美味しいんだよねー」と。小学生なのに、味覚がオトナだわ・・・。

それにしても、虫につつかれたのか、エクボになっている実が多いです。

いい実はないかな~とぐるっと回ってみると・・・

 

グミの実

おお!
上の方に巨大な実が!
これは2009年(10年前!)に山形旅行のときに見かけて一粒食べて以来、ずっとあこがれていたビックリグミ!!
My畑の、ほんのすぐそばにずっとあったなんて・・・。

幸福の青い鳥がすぐそばにいたような気分です。

 

グミの実

大きい方のグミの木は、高さ4メートルくらいかな、普通のグミより大きな高木。
長~い軸の先に楕円形の大粒の実がぷらーん、ぷらんとぶら下がっています。
木は大きいのですが、実はちらほらとしかついていません。

 

グミの実

未熟な実はこんな感じの黄色です。緑~黄色~朱色~真紅、と色が変わるみたいです。

 

グミの実

このビックリグミの方は、皮の渋さがマイルドで、とても食べやすいです。
丁度よい甘酸っぱさで、果肉は柔らかく、売っていてもおかしくないおいしさ。
次々摘んでは口に入れて、果肉を舌で押しつぶしてちゅーっと飲んで、細長い種はぷっと吐き出します。
いちご1パック分くらいは食べたような気がします。

(この日はグミの実に夢中になってしまい、桑摘みはなし)

 

グミの実

ダンナサマにも食べさせてあげようと、少し持って帰ってきました。
ぴかぴかの赤い実、宝石のよう・・。

 

グミの実

こんなに大粒☆☆

感動的な大粒グミですが、ダンナサマは「ほーグミですか」と割とクールな反応。
あれー。


まあいいや、自分で食べます。
 


丁度桑の実と同じ季節ですよね。
覚えやすいです。
来年も憶えていて、摘もう!!

周辺の雑草を少し綺麗にして、徒長枝も整理したら、もう少し沢山実がつくようになるかな?

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桑の実摘み2019

2019-06-05 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

桑の実、今年も摘んでます!


まず最初に行ったのは、地元のいつもの場所。5月27日でした。
6月1日を目安にしているのですが、最近前倒し傾向がある気がして、早めに。 

桑の実

5/27だと、まださほど実も落ちていませんでした。


 

桑の実
例年、クワ実菌核病(実が白~グレーになって、固かったりぶよぶよだったりしてしまう病気)が多発する場所なのですが、今年は比較的マシかも?
そこらじゅう病気の実だらけ、というほどでもないです。

 
桑の実

その代り、例年は見慣れない、綿毛状のものが・・・。
そこらじゅうに大発生しています。
ナニコレ? 病気?虫?


 

桑の実

気味が悪くてじっと見つめないようにしていたのですが、ちらっと見てみると、なんか動くような!
ぞわわわわ。
これは病気じゃなくて、虫・・?

調べてみると、クワキジラミという虫のよう。
桑木蝨。
(いろいろな木にそれぞれのキジラミがつくようです。)

このフワフワした糸は、幼虫が尾端につけているロウ状の物質なのだそう。
幼虫は、樹液を大量に吸って、過剰な糖質を蝋として排出しているのだそうです。
多量の樹液を吸われてしまうことで、葉っぱはくるりんと縮んでしまったりも。

養蚕の上では、このキジラミに覆われた葉っぱを蚕のエサとしてやると、(この虫自体に毒性はないものの)蚕が栄養不良になって病死しやすくなったり、繭のサイズが小さくなったりなどの問題が出て、主要な害虫として扱われているようです。

今年はこの害虫の当たり年なのかしら・・・。
こんな大発生は初めてみました。

白い綿毛にぞわぞわしつつも、ひとしきり摘んできました。
 

桑の実

まあまあのサイズかな。



キジラミが余りに気持ち悪いので、別の場所に遠征。
車で40分ほど離れた小貝川ふれあい公園まで。
ここは、クワ実菌核病の発生がほとんどない場所で、健康な桑が育っているはず。


 

桑の実

折角はるばる行ったものの、このエリアも、クワキジラミだらけ!
どこもかしこも白いものに覆われて、空気中にまでふわふわしたものが漂っているほどでした。

 

桑の実

念入りに探した結果、ようやく、クワキジラミがあまりいなくて、しかも大粒の実の木を見つけました。
脚立の奥にある小さな桑の木。
風通しの問題なのか、この小さな木だけは虫がほとんどついていませんでした。しかも大粒で、うっとり・・・。
収穫量はいちごの箱に1つ分程度で、はるばる行った割には少な目でしたが、大粒厳選なので、いいのだ。

 

桑の実

この公園には、ヤマグワの木もあります。右側がヤマグワ。やや小粒で、つぶつぶからヒゲが出ています。


 

桑の実

5月31日、小貝川の大粒ちゃんたち。
やや肩が張って、むくむくとしたブドウみたいな形状で、軸は短め。

 

桑の実

6月3日。地元のMy桑の木にまた行ってみました。
何故かクワキジラミは落ち着いていました。みな羽化してどこかに飛んでいったのだろうか。

成熟が進んで、黒い実がどっさりあります。なるべく厳選して収穫。
この日の大粒ちゃんたちはこんな感じ。
まっすぐ長い形状で、軸はやや長めのものが多いです。小貝川のとは違うかたちですよね。



 

桑の実

ほどほどのサイズで、軸がとりわけ長いものを選んで、お酒に漬けました。
冬に作った桑の実チョコが比較的好評だったので、また作ろうかと思って。


 


大粒の桑の実を見ていると、ぽわーーっと陶酔してしまいます。
そのせいで、毎日のように桑摘みに行かずにいられません。
だ、誰か止めて・・・。

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お弁当(5月)

2019-06-04 | +お弁当

5月のお弁当。

 

お弁当

5月7日
ごはん+花山椒佃煮+辛子明太子
サラダ(ディル、トマト、アスパラ)
業務スーパーで買ったチャーシュー+野菜炒め
レタス、トマト、海藻スープ


連休明け。那須への往復で買った食材が活用されています。
ディルは、母が実家から持ってきて那須で使ったものの残り。
明太子とチャーシューは往路に業務スーパーにて購入。
アスパラ、花山椒佃煮は帰りに購入。

スープポットに、中身のメモを貼っておくというのはいいかも。
数日経つと全く思い出せなくなるので。

 

お弁当

5月8日
前日の残りの天ぷら
山型食パンでサンドイッチ(ソーセージ、塩コショウ卵焼き、レタス、トマト)
りんごと新玉ねぎとディルのサラダ

わー☆ この日はおいしそうじゃない??
サンドイッチは、丁度材料もそろっているし自分でも食べたくて「朝ごはん、ちょっと御馳走にしようかな~☆」と考えていたもの。
でも、「はっ、お弁当のこと考えるの忘れてた」と、お弁当にスライド。
私の口には入りませんでした。くすん。
朝は、簡素に食パンとジャムくらいだったかな・・。
朝食とお弁当、両方の分ひらめくっていうのは無理だ・・。

 

お弁当

5月15日
5/10-14と、ダンナサマが出張だったため、しばらく空いてます。

ごはん
トマトと刻み玉ねぎピクルスのサラダ
塩サバのケバブスパイスまぶし焼き
トマト煮込み

トマト煮にあうように、塩サバはスパイスまぶしにしてみました。

 

お弁当

5月28日
ほぼ2週間ぶり。なんでこんなにあいたんだろう?
出張は、せいぜい2泊3日程度。
早生グループのニンニク収穫最盛期だったから・・?
久々すぎてお弁当の作り方忘れています。

ごはん
ソーセージ入り野菜炒め(ソース味)
トマト、レタス、きゅうり

 

お弁当

5月29日
生ハムサンドイッチ(バゲット、ルッコラ、レタス、オニオンスライス、生ハム、カブピクルス、バター、マスタード)

この晩はダンナサマ飲み会とのことで、お弁当箱のいらないもの。
あらかじめダンナサマにパンを買ってもらうように頼んでおきました。
バゲット4分の3くらい使って長~く作って、半分は私用にしました。
もうちょいピクルスがあってもよかったかな。

 

お弁当

5月30日
連続3日目。寝坊しました。
前の晩の私の夕食は、塩じゃけのカマのところ。お弁当のことを想定して多めに焼いておいたのですが、それ以外のものが思いつきません。

海苔巻おにぎり(白ごはん、塩鮭、ゴマ)
トマト、きゅうり
卵焼き

このお弁当箱はとっても素敵なわっぱなのですが、背が低くて容量がやや少な目。
詰めるのが難しいので、ふだんは出番が少な目です。
でも、(寝坊して)おかずがあまりないこんな日には丁度。
ダンナサマは、「普段よりお弁当らしくてかわいいじゃない☆」と好評。
確かに。
何故だ。
卵焼きが入るとぐっとお弁当らしくなるのかな。




朝食

5月31日
この日は私はのんびりモード。
で、茹でてあったアーティチョークのオムレツを作ったりなど、いつもよりちょっと豪華な朝ごはんを作ってから気づきました。
Fujika:「はっ、今日もお弁当いるんだっけ・・・?」
ダンナサマ:「まあ、あってもいいけど、なくてもいいよ」
ということで、お弁当に注ぐべきエネルギーをうっかり朝食に注いでしまったのでした。

朝食にしてはちょっと豪華だけど(我が家比)、お弁当にしてはちょっとさっぱり気味というくらいのあさごはん。
これくらいなら何とか作れるけど、世の中によくあるようなこまごましたおかずが沢山のお弁当は、やっぱ無理ー。はうー。




おまけ 

イラスト

ダンナサマが書いてくれた伝言メモの、かわいらしいイラスト。
「にゃ~」ってあるし、前足をたたんで香箱ぽくなっているからネコのつもりだと思うのだけど、どことなくねずみっぽいような?
耳が丸いからかしら。

 



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ニンニク2019:収穫(ソフトネックY、ソフトネックA)

2019-06-03 | +ニンニク

ソフトネックYとソフトネックA、どちらも収穫間近になると、茎がぐらぐらして放っておくと玉ねぎのように倒れるタイプです。
なるべく葉っぱを大事にしたいので、私はぐらぐらし始めたら収穫するようにしています。
ところが今年は、なかなか例年のように分かりやすくぐらぐらしてきません。
理由は不明。葉っぱが割と健康な感じだったので、もうひと頑張りしたくなったのかな。
結局、いくつか掘ってみて、玉の太り具合をみてもういいことにしよう、と判断しました。


厳密にいうと、ソフトネックY(真っ白なほう)が4~5日程度、成熟が早めの気がします。
とはいえ、ソフトネックA(首のところがやや紫色)も、ほぼ同時に収穫期。

昨シーズンはなぜか売れ残りが沢山出て、秋にそれを全部植えたため、収穫最盛期は大変なことに。 

ソフトネックY

玄関外にもわっさり。
こちらはソフトネックYの方。

 

ソフトネックY

玄関の中にもわっさわさ。
こちらはソフトネックAの方。
品種が混ざらないように置く場所を分けています。


根っこ切りと軸カット、必死で進めました。


今年のトピックは、青変。 

ソフトネックY

皮の一部が青くなってしまったのです。


 

ソフトネックY

こちらも。

収穫後、勿論マルチの上には置かず、ちゃんと土の上に置きました。(以前にマルチの上において熱さで煮えてしまって緑色になった経験あり)
収穫のとき、ちょっと放り投げたりしたような衝撃がいけなかったのか?
そう思ってそーっと置くようにしても、それでもこの青変が起こりました。
何故かと畑にてよくよく観察してみたところ、収穫後、1日程度乾かしてから持ち帰るのですが、その際に土の大きなかたまりをくっつけたまま置いてあると、その土の塊の部分がこんな感じで青くなっているようでした。
土の塊を完全に落としておくと、この変色はおさまったようでした。

丁度このニンニクの収穫のときは、熱波がきて、ものすごく気温が上がったときでした。(北海道で38度越え)
水分を含んだ土がくっついていたことで、その部分だけ強く加熱されてしまったのかもしれません。
人間が、80度とかのサウナには入れるけれど、同じ温度のお湯だとやけどしてしまう感じ・・・かなあ。

それにしてもダメージ大きいです。

 

ソフトネックY

こちらは青変なしのもの。
軸カットの際に青変をチェックして、分けておいたのですが、青変ありのものは・・・

 

ソフトネックY

なんとこんなに沢山・・・。

この変色が、ニンニク内部にも及んでしまっているのか、それとも表皮数枚だけにおさまってくれているのか・・。
中まで傷んでいたら、ショックだなあ・・・。どうしよう・・。
 


ニンニク栽培の経験のある方、似たようなことはありませんでしょうか。
例年とあまりにかけはなれた気温(高温)というのは、こわいものですね・・・。

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ニンニク2019:収穫(ナポリピンク)

2019-06-01 | +ニンニク

ピンクのニンニク、3種類植えています。
仮称ですが、ナポリピンク、フランス薄ピンク、イタリアピンク、と呼んでいます。

ナポリピンクは今シーズン初めて植えて、無事収穫できました。
植えてみて分かりましたが、このナポリピンクは早生タイプのようです。
このヒトが収穫する頃、ほかの2種はまだ抽苔すらしていない状況でした。

ナポリピンクは、かなり背が高くなり、花茎もふとく固く長く伸びます。
なんとなく、日本の気候でも無理がなく育っている様子で、元気そうでした。
これから増やしてみたい品種になりました。
(最初はよくても段々ダメになったりもするけれど)

 

ナポリピンクニンニク
ナポリピンクニンニク

植えたのは、2018年9月28日。
上の写真の、皮は白っぽく、鱗片は薄いピンクのニンニクです。
鱗片数は11片程度。
下の写真は、イタリアピンクとの比較。イタリアピンクは色が濃く、ナポリピンクは色が薄め。



 

ナポリピンクニンニク

皮は赤紫色の部分(縞)染め。
植えたときの外皮は白っぽかったので、色が濃くなったかも。
(暑さなどのストレスで色が濃くなったりするとか)
結構な大玉が収穫できました!


 

ナポリピンクニンニク

根っこは、ストレートヘアーかな。アブルッツォはソバージュヘアで、初発収穫のときは印象深かったですが、これはソフトネックYやソフトネックAと似た感じです。

うしろに置いてありますが、花茎の太く固いことが印象的でした。

 

ナポリピンクニンニク

乾かして、皮を剥いてみたら、更に濃いめの紫の縞。
植えたときとだいぶ雰囲気が違います。
形も綺麗に丸くなっているし、色も鮮やかで嬉しい☆

 


山形よりも格段にいいニンニクがとれました。
やっぱ山形はやめようかしらん・・・。

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