採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ニューソファ(浜本工芸No.2700)

2022-04-11 | +食べるもの以外

ソファーを買い替えました。

もともとのソファはこちら。

ソファ

結婚して1年ちょっと後、車の運転の練習がてらリサイクルショップめぐりをしていました。
で、たまたま行った先で見かけ、色もまあまあだし、と、ダンナサマの了承も得ずに買ってしまったのでした。
(当時はガラケーで写メールとかなかったような・・)
自分の判断で買うくらいなので、かなり安かったはず。1,2万円台だったかな。

「ま、この値段ならとりあえず買って、そのうちいいやつを買えばいいし」

と思って、早二十数年。

ソファ

まず最初に座面の革がボロボロになって、でも使用に差し支えはないので使い続けていたのですが、最近になって私の座る側の座面のヘタりが気になるように。
(ダンナサマの座る側は、もうちょい前からヘタっていた)

とある夕べ、なんか座り心地悪くなったなーと思ってメルカリを眺めていたら、まあまあいいソファを発見。
ダンナサマに見せたところ、
「いいんじゃない」
という反応なので、逡巡時間ほぼ15分で、ポチっと買ってしまいました。

本体価格は2万円ちょい。送料を入れると4万円くらい。

「ま、この値段ならとりあえず買って、そのうち気が変わったら買い替えてもいいし」


買ったのはこちら。

ソファ

浜本工芸という家具メーカーの、No.2700というシリーズの3人掛け。
メーカーホームページに今はないので、廃盤のソファのようです。
画面では黄色く見えますが、アイボリー色で、木部は明るい茶色。

ソファ

前のソファと比べると、全幅が少し狭くなり、座面幅は少し広め。
背の高さは高くなって、座面奥行きはやや短くなっています。

ソファ

図面でみるとこんな感じ。
横の姿がすらっとしています。
今の家具配置だと、部屋を入るとまず目につくのがソファの横面で、
「あ、なんか綺麗なものがある」
という印象で、そこはよかったです。
(部屋の散らかりはさておく)


ソファ買い替えは何年も前から考えていて、いくつかのショールームにも行きました。
で、新品を、張地や木部の色も注文して買う気マンマン。
ただ、当時は現状のソファが使用には差支えない状態で、切迫感もなく、張地等に迷うこともあり、もうちょっとしてからでもいいかなーと。(注文するとなると何十万円もするので、じっくり検討したくなりますよね、やはり)

それが、メルカリで十五分で決断。
ま、そういうこともありますよね。


ソファ選びにあたっては、次の条件を考えていました。
・張地は革。(ソファに座って食事をするので、何かこぼしても拭きやすい)
・張地の色は、できれば明るめの色(母も明るい色を勧めてました)。
・木部がある場合は、絶対明るめの色(フローリングやその他家具とあわせて)。
・袖部分が幅広ではなく狭め。
・袖部分が閉じているもの。ソファにいろいろ置くので、空いていると落ちるので。
・袖部分の奥行方向の角度は、斜めではなく水平。(寝転んで足を置いたりするとき、斜めだと具合が悪い)
・頭をもたせる部分はできればスムースで、クッションの縫い目などないもの。
・4本の足の下が高めにすいていて、ルンバが通れる。

世の中に素敵なソファは無数にありますが、こういう条件にあうものは、割と少な目です。

ソファソファ

革ソファというと、左のようにたっぷりと幅をとった枕タイプの袖が多めです。
でも、いまのうちの家具配置だと、左右の幅は狭い方がベターなので、こういうタイプは除外。
一方で、右写真のようなベンチのような袖は、幅は狭いですが、この穴からいろいろ落ちそうなのでダメ。


過去に迷ったソファ達を再度レビュー。

ソファ

ソファを検討し始めて一番最初に気になったのは、冨士ファニチアの agio 。
納入事例写真を見て、「わー素敵」と思いました。
でも、座面が後傾しており、座り心地はいいのですが、座面にゴロリと寝転ぶのには不都合。
袖も透いているし、別のを検討することにしました。

ソファ

冨士ファニチアスの アウラ aura 。
カタログにはこの色(黒革・濃い色の木部)しかなくて目に留まらなかったのですが、よく見るとデザインは条件に合致しています。
メーカーショールームで見てみましたが、次のものの方がいいかなと。

ソファ

メーカーショールームで、木部や革の色まで決めて見積も作ってもらったのがこちら。
冨士ファニチアの ニコ nico 。
座面奥行きがたっぷりしています。
座り心地は、不思議な感じの柔らかさ。
「ふっくら」というよりは「もっしり」というか「もったり」というか・・。
クッションが外せるので、張替え・ウレタン交換等が便利そうなのもいいところ。
実物はクロス張りのものしかなく、革での実物が見られなかったことと、背中側から見るとぷっくりしているのがちょっと気になって、その場で決めきれず、ずっと保留になっていました。
(クリックするとぷっくりした背中側の写真が開きます)

ところで、冨士ファニチアって、肝心の会社名に表記ゆれが生じやすくて如何なものかと思ってしまいます。
本名は、上に点のつかない冨士ファニチアなのですが、
(冨士/富士/フジ)×(ファニチア/ファニチャー)の6種類のバリエーションがあります。
ヤフオクなど中古品の検索が結構面倒だったりしました。



ソファ

他にないかなあ、と探し当てたのが、
飛騨産業(キツツキ)の seoto-ex 。
これもショールームで見てきました。(確か濃い色の木部・張地でした)
座り心地は柔らかすぎずよかったです。

ソファ

福岡の高級家具メーカーリッツゥエルRitzwellの ダイアナ 。
背中側のデザインが特徴的です(クリックすると背中側の写真が開きます)。
あるときヤフオクにこのソファが出て、ダンナサマに見せたら
「あんまり好きじゃない」と。
え? そうなの?
という訳でこちらは除外。実物も見たことありません。
(そもそも定価だととても高価で手が出ない)

ソファ

こういうのもアリかなーと思ったのは、森繁 モリシゲ の レジェEX。
横幅が2m超えるので大きいですし、たぶん定価だと値段がとっても高い。
実物を見てみたいものです。


今回買った浜本工芸No.2700 は、以前も検討対象に入っていて見覚えのあるソファでした。
以前は、
・後ろ足側がふさがっていて、ルンバが通過できない
・座面奥行きがやや浅い
ということで除外されていたのでした。

でもまあ、この値段ならひとまずいいことにします。
なんだったらまた別なのを、中古で探そうかなと。
買い物って、探してる間が楽しいですからね。むふ。



■参考情報
新象 大分の家具メーカー
マルイチ 福井の家具メーカー

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かきもち(母作)

2022-04-07 | +お菓子(各国)

2月、照明シェードのとりつけに実家に行った際、母作のかきもちをもらってきました。
母の実家は福井なのですが、冬、雪に閉ざされて(ふとんなんか絶対干せない)北陸の室内は、かきもちをじっくり乾かすのにちょうどいいそうなのです。
関東だと「乾きすぎて、割れやすいのよね~」とのこと。

今年は餅つき機の蒸す機能が年始に怪しくなってしまって、蒸し器でもち米を蒸しての制作だったと思います。
手間がかかる中、沢山つくってくれました。

いろとりどり。

かきもち

全部で4種類かな。

かきもち

上が、青のり+青大豆。
下はアミエビ+ゴマ。


かきもち

右は、刻み落花生。
左はヨモギ。


こういうかきもちは、私は電子レンジとオーブンを使って加熱しています。

かきもち

まず全体にうすーく油を塗ります。
母は油なし派ですが、油を塗ると、心なしか角までふくらんでくれる気がします。
あと、後で塩を振ったとき多少くっつきやすいかなと。

このくらいの分量だと、3回くらいにわけて作業します。

かきもち

電子レンジ内にオーブンペーパーを敷いて油を塗ったかきもちを並べ、600Wで、様子を見ながら加熱。(目を離さない)
適宜場所をかえたり、裏表ひっくりかえしたりして、全体がおせんべいのようにふくらむまで。
(一度に沢山並べない方がいいようです)

電子レンジで加熱しすぎると、写真右下のもののように、中央部からコゲてきます。
なるべく焦げる前、ひととおりふくらんだところで、全体をオーブン(またはオーブントースター)に移動。
170度くらいで加熱。

電子レンジで丁度ふくらんだタイミングでは、まだ湿気がたっぷりあります。
なので乾かしつつ焼いていく、という感じ。

かきもち

電子レンジで加熱してはオーブンへ、というのを3回ほど繰り返し、更にしばらく焼いて、全体がうっすらきつね色になるまで焼きます。
こうなると、すっかりサクサクに乾燥しています。
あら熱がとれたら、温かいうちにビニールに入れて塩やカレー粉などフレーバーを入れ、袋をふくらませて振りまぜます。(青のりとかもいいかも)

ダンナサマは塩をちゃんと効かせるのがいいみたいですが、塩なしの、純粋かきもち味というのも、もち米の旨味を堪能できていいものです。
(クラッカーみたいにチーズを添えたりしてもいいです)

 

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