ユリワサビ(百合山葵)
<アブラナ科ワサビ属>
葉をもむとワサビの香りがあり、
冬に百合根に似た小さな球根を作ることから、
この名がある。
早春の低山の谷沿いで、
白く清楚な花弁が4枚付く十字型の花を咲かせる。
この花に会いたくて、
観察会の帰りに谷沿いを降りて行ったら、
川の向こう岸に咲いていた。
小さな流れだったので、石を伝って向こう岸まで行き、
写真が撮れました。
花の直径は1センチ弱。
茎は地を這い、途中から斜めに立ち上がる。
茎につく葉は小さく、
茎の根元からでる葉は直径2~5センチで長い葉柄がある。
葉を齧るとわずかにワサビの味と香りがあります。