タブノキ(椨木)の花
<クスノキ科タブノキ属>
暖地の沿海地に多く、
大木になる。常緑高木。
樹皮は暗褐色。
葉は枝先に集まり、
長さ8~15センチの倒卵状長楕円形で先端は少しつきでる。
厚い革質で表面は光沢がある。
枝先の円錐花序に淡黄緑色の小さな花をつける。
霊が宿る木とされていたことから、
「霊(たま)の木」と呼ばれそれが
「たまのき」→「たぶのき」になったとの事。
果実は径1センチの球形で花被が残り、
夏に黒紫色に熟す。実の付く枝先が赤くなる。
椨の木の樹皮の粉から線香が作られるそうだ。
別名は犬楠(イヌグス)