れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

カタクリ(片栗)

2019-03-26 06:31:27 | 野の花日記

カタクリ(片栗)
<ユリ科カタクリ属>

万葉集ではカタカゴ(堅香子)
「傾いた籠状の花」とも言われる。

日が当たると花びらが強く反り返る。
花被片にはW字の模様があり、
花に寄って微妙に形が異なる。

 

目黒の自然教育園にて。

落葉樹林の林床にに群生し、
他の植物が育つ頃には地上から姿を消す。

 

 

蟻に種子を遠くまで運ばせる。
花茎の高さは20~30センチ。
茎の先に1個下向きに淡紫色の花をつける。

 

 

葉はやや厚めで、通常は紫褐色の斑紋が入る。

 

 


 

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セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)

2019-03-26 05:39:44 | 野の花日記

セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)
<キンポウゲ科オオヒエンソウ属>

近年急に増えてきた帰化植物で、
又減ってきたと言う話も聞いています。

明治時代に中国から渡来した帰化植物。
日当たりのよい草地や林にはえる。

 

 

花の形を燕が飛ぶ姿に見立てた。
長さ1~2センチの青紫色の花を3~5個まばらに咲かす。
葯は黄色で後に黒紫色になる。

 

花には長さ1センチほどの距があり、
この中の蜜腺から蜜を出す。
草丈は30~80センチ。

茎は直立し、短い毛がはえている。
種子は黒褐色で、巻貝のようならせん状の翼があり、
面白い形をしている。

 



セリバヒエンソウの名は葉の切れ込みが多く、
芹に似ていることからつけられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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