ダンコウバイ(壇香梅)
<クスノキ科クロモジ属>
暖地の山地に生え、まばらに枝分かれする落葉小高木。
若枝は始め緑色で長い軟毛が密生する。
後に毛が落ちて灰黄褐色になり、
皮目が多い。
樹皮は暗灰色でなめらか。
葉は互生して広卵形で3脈が目立つ。
多くは先が3浅裂。
上はダンコウバイの葉。
葉に先立って前年の葉脈に無柄の散形花序を1~3個つけ、
芳香のある黄色の花を開く。
雌雄異株。
雄花序には6~7個の雄花がつく。
雌花は5~6個ずつつき、花被片が6個、仮雄しべが1個。
☆下の画像はサンシュユ(山茱萸)
サンシュユ(山茱萸)に似ているが、
雄しべが白いのがサンシュユ。
ダンコウバイは黄色一色。
サンシュユの花には柄があるが、ダンコウバイには柄が無い。
全体的に花の形が丸い感じがダンコウバイだと、
私は思う。
上はサンシュユ(山茱萸)です。