この口絵写真のトマトは、千葉九十九里浜で生まれた接木苗を植えて育てたもので、ちょっとピンクがかった色をした綺麗な大玉トマトで、少し甘くて、正に日本の典型的なトマトである。
おいしい実を多く収穫できる穂木と、根の張りがよく病気に強い台木を接木しており、両方の良さを継承したトマトだと言う。
なぜか、バートランド・ラッセルだと記憶しているが、若い美人女優から「貴方のような頭の良い、私のような美しい子供を生みたい」と求婚されてたらしいが、「貴方のように馬鹿で、私のような貧弱な子供が生まれる」と言って断ったと言う話を思い出したのだが、自然界では、良質の優性遺伝や、質の継承は、結構難しいらしい。
プランター植えで、普通に育てたので、10個くらいの大玉トマトの収穫に終わりそうだが、綺麗な美味しいトマトだったので満足している。
今、私のプランター植えトマトの最盛期は、イタリアン・トマトだが、やはり、料理に向いているのか、家内がテキストを参考に工夫して、加熱して料理に添えたり、シチューやスープ、それに、ジャムなどを作ったりしているが、これが、結構いけるのである。
生で食べるには、甘くもすっぱくもなく非常に淡白な味なのだが、これが幸いするのか、熱を加えると甘くなり、とにかく、トマトのオンパレードでも飽きないし、それに、胃にかるくて助かる。
トマトは、日本人である私には、生食と言うのが習慣であったので、欧米生活に入った時には、トマト料理に多少違和感を感じていたのだが、自分で育ててみて、トマトの食べ方が分かったような気がしている。
さて、カネコの一連のスィート・トマトであるが、プランター植えでの本来の目安である7番花房程度までの収穫が終わったのだが、木が元気なので、廃却するのもかわいそうで忍びないと思ってそのまま放置して、適当に肥料を施し水やりを続けている。
ところが、本来の枝の先や脇芽が伸びて花を付け、2~3段上まで、多少貧弱になってはいるが、実をつけて色づき始めている。
5番花房下で苗木を過って折り、その穂を挿し木していた苗も、普通のトマト苗に育って収穫が出来ている。
荒野と言うべきか太陽の照りつけるアンデス高地に生まれたトマトは、実に生命力の旺盛な植物なのである。
一方、日当たりが悪くて貧弱に育っていたサカタのアイコだが、先に行けば行くほど元気になって、庭木を這い上がり、5メートルくらいは伸びたであろうか、先端で花を咲かせて実を結んでいる。
これまで、トマト苗をテキストなどを参考にして慎重に育て、適当に収穫をしてトマトをそれなりに楽しんで来たので、今では、残りのトマトの木を、枯葉や枯れ枝を適当に処分し、肥料と水遣りは欠かさないけれども、勉強のために、自然に育てて見ようと思っている。
ボリビアなどアンデス地域を旅していた頃には、そこがトマトやジャガイモの故郷だとは気づかなかったので、どのような環境でトマトが育っていたのか分からないのだが、真っ青な碧空をバックにアルパカやビクーニアが走り回っていた空気の澄んだ高原を思い出しながら、下葉は枯れながらも、元気に伸びるトマトの姿を見ている。
おいしい実を多く収穫できる穂木と、根の張りがよく病気に強い台木を接木しており、両方の良さを継承したトマトだと言う。
なぜか、バートランド・ラッセルだと記憶しているが、若い美人女優から「貴方のような頭の良い、私のような美しい子供を生みたい」と求婚されてたらしいが、「貴方のように馬鹿で、私のような貧弱な子供が生まれる」と言って断ったと言う話を思い出したのだが、自然界では、良質の優性遺伝や、質の継承は、結構難しいらしい。
プランター植えで、普通に育てたので、10個くらいの大玉トマトの収穫に終わりそうだが、綺麗な美味しいトマトだったので満足している。
今、私のプランター植えトマトの最盛期は、イタリアン・トマトだが、やはり、料理に向いているのか、家内がテキストを参考に工夫して、加熱して料理に添えたり、シチューやスープ、それに、ジャムなどを作ったりしているが、これが、結構いけるのである。
生で食べるには、甘くもすっぱくもなく非常に淡白な味なのだが、これが幸いするのか、熱を加えると甘くなり、とにかく、トマトのオンパレードでも飽きないし、それに、胃にかるくて助かる。
トマトは、日本人である私には、生食と言うのが習慣であったので、欧米生活に入った時には、トマト料理に多少違和感を感じていたのだが、自分で育ててみて、トマトの食べ方が分かったような気がしている。
さて、カネコの一連のスィート・トマトであるが、プランター植えでの本来の目安である7番花房程度までの収穫が終わったのだが、木が元気なので、廃却するのもかわいそうで忍びないと思ってそのまま放置して、適当に肥料を施し水やりを続けている。
ところが、本来の枝の先や脇芽が伸びて花を付け、2~3段上まで、多少貧弱になってはいるが、実をつけて色づき始めている。
5番花房下で苗木を過って折り、その穂を挿し木していた苗も、普通のトマト苗に育って収穫が出来ている。
荒野と言うべきか太陽の照りつけるアンデス高地に生まれたトマトは、実に生命力の旺盛な植物なのである。
一方、日当たりが悪くて貧弱に育っていたサカタのアイコだが、先に行けば行くほど元気になって、庭木を這い上がり、5メートルくらいは伸びたであろうか、先端で花を咲かせて実を結んでいる。
これまで、トマト苗をテキストなどを参考にして慎重に育て、適当に収穫をしてトマトをそれなりに楽しんで来たので、今では、残りのトマトの木を、枯葉や枯れ枝を適当に処分し、肥料と水遣りは欠かさないけれども、勉強のために、自然に育てて見ようと思っている。
ボリビアなどアンデス地域を旅していた頃には、そこがトマトやジャガイモの故郷だとは気づかなかったので、どのような環境でトマトが育っていたのか分からないのだが、真っ青な碧空をバックにアルパカやビクーニアが走り回っていた空気の澄んだ高原を思い出しながら、下葉は枯れながらも、元気に伸びるトマトの姿を見ている。