久しぶりに庭仕事を始めた。
隣との境界の植木が大分伸びて来ているので、その剪定である。
一方は空地なので、隣家のある方であるが、生垣にしている月桂樹の剪定と、伽羅の生垣を超えて飛び出ているフェイジョアの高い枝の剪定で、両方とも樹勢が強いので、ほおっておけばすぐに伸びてしまう。
このフェイジョアだが、隣家との境界のフェジョアは、日当たりが悪い所為か、殆ど結実しないのだが、道路に面した南面の庭のフェイジョアの一本に沢山の実がなっているのでびっくりした。
ピンポン玉より一寸大きな感じの丸い実なのだが、20個以上もついていて、今までに、こんなに実が成ったことはなかった。
この木は、自家不和合性で自家受粉が難しく、私の庭にある5本とも同じ種類の木なので、たまに結実することはあったが、実が小さな内に落ちてしまうのが普通であった。
何故結実したのか、考えられるのは、30メートルほど離れた近所の家に何本かのフェイジョアが植えられているので、その花粉が昆虫によって運ばれてきたと言うことであろうか。
しかし、それなら、同じ状態であるから、これまでにも結実しも不思議ではない筈である。
あるいは、そんなことがあるのかどうかは分からないが、今年の猛暑による異常気象の所為かも知れない。
木の実は、硬い殻を切ってゼリー状の果肉を食べたりジャムにするようだが、一度、食べてみたが確かに甘い。
普通、地面に落ちたのを拾って更に完熟させて食べるようだが、殆ど、フェンスを越えて道路の上に成っているので、諦めると言うことである。
一度、他の種類のフェイジョアを傍に植え付けて、結実させようと考えたことがあったが、このままでも結実するのなら面白いと思っている。
今、私の庭では、バラが咲き初めている。
秋のバラは、色が深く、それに、日持ちが良いので、切り花にしても重宝する。
紫式部が、しっかりと伸びた放物線状の枝に、びっしりと数珠状に鮮やかな紫のキャビアのような実を並べていて、実に風雅である。
白式部の木は、まだ小さいのだが、これも、全く同じ形で結実していて様になっている。
私が、最初に紫式部を見たのは、京都の庭で、小さな池の水際にひっそりと伸びていた可憐な姿に引き込まれたのである。
何となく、水際に似合う木だと言う印象が強いのだが、先日の清水公園でもあっちこっちで群生していたし、私のドライな庭でも生き生きと伸びているので、私の思い過ごしであった。
その紫式部の枝を掻き分けて伸びた西洋朝顔が、紫式部の優雅な紫を睥睨するかのように我が物顔で咲いているのが面白い。
アメリカハナミズキが、赤い実を沢山つけていたのだが、ヒヨドリが来て全部食べてしまった。
その隣の枇杷の木に、花芽が出始めた。
今年は、気の所為か、枝垂れ梅と柚子の木が、急に長い新芽が伸びて、一回り木が大きくなった感じがする。
椿の木は、どれも沢山の花芽をつけて、大分、大きくなってきたが、西王母なども、まだ、咲き出す気配はない。
虫にやられた崑崙黒の天辺は、殆ど葉がなくなってしまったので、沢山の蕾だけが残っていて、花が咲けば、どんな姿になるのか、変な期待をしている。
私の庭には、菊など秋の草花を植えていないので、殆ど花気も色気もないのだが、斑入りツワブキの黄色い花が咲き出したので、やっと、恰好がついた感じである。
園芸店で買った時には、小さな鉢植えだったので、小さな花かと思ったのだが、庭に移植すると、一気にフキのように大きくなって、今では、株分けして、庭のあっちこっちに広がっている。
津和野に沢山咲いていたので、印象に残っている。
花が歪で、綺麗に咲かないのが難だが、すっくと伸びた枝先に敢然と咲くのが良い。
ところで、一度は死んだように元気のなかったプランターのトマトだが、もう殆ど枯れかけていたのだけれど、花をつけていた古木を4本だけ残した。
8月に入ってからは、花は咲くのだが猛暑のために受粉しないので結実せず、その後は、花も殆ど咲かなくなったので、殆ど切り倒してしまったので、この4本は、僅かな生き残りである。
古色蒼然と枯れかけた本体とは違って、涼しくなってきてから伸びた新枝には、沢山の小さな実がなっている。
寒さに向かっているので、色づいて食べられるような状態になるとは思えないが、どこまで育つのか様子を見ようと思っている。
とにかく、今年の異常な猛暑は、トマトの命まで変えてしまったのである。
私の庭の植物も、大分異変があったし、昆虫や小鳥の訪れも普段の年と違ったような気がしている。
隣との境界の植木が大分伸びて来ているので、その剪定である。
一方は空地なので、隣家のある方であるが、生垣にしている月桂樹の剪定と、伽羅の生垣を超えて飛び出ているフェイジョアの高い枝の剪定で、両方とも樹勢が強いので、ほおっておけばすぐに伸びてしまう。
このフェイジョアだが、隣家との境界のフェジョアは、日当たりが悪い所為か、殆ど結実しないのだが、道路に面した南面の庭のフェイジョアの一本に沢山の実がなっているのでびっくりした。
ピンポン玉より一寸大きな感じの丸い実なのだが、20個以上もついていて、今までに、こんなに実が成ったことはなかった。
この木は、自家不和合性で自家受粉が難しく、私の庭にある5本とも同じ種類の木なので、たまに結実することはあったが、実が小さな内に落ちてしまうのが普通であった。
何故結実したのか、考えられるのは、30メートルほど離れた近所の家に何本かのフェイジョアが植えられているので、その花粉が昆虫によって運ばれてきたと言うことであろうか。
しかし、それなら、同じ状態であるから、これまでにも結実しも不思議ではない筈である。
あるいは、そんなことがあるのかどうかは分からないが、今年の猛暑による異常気象の所為かも知れない。
木の実は、硬い殻を切ってゼリー状の果肉を食べたりジャムにするようだが、一度、食べてみたが確かに甘い。
普通、地面に落ちたのを拾って更に完熟させて食べるようだが、殆ど、フェンスを越えて道路の上に成っているので、諦めると言うことである。
一度、他の種類のフェイジョアを傍に植え付けて、結実させようと考えたことがあったが、このままでも結実するのなら面白いと思っている。
今、私の庭では、バラが咲き初めている。
秋のバラは、色が深く、それに、日持ちが良いので、切り花にしても重宝する。
紫式部が、しっかりと伸びた放物線状の枝に、びっしりと数珠状に鮮やかな紫のキャビアのような実を並べていて、実に風雅である。
白式部の木は、まだ小さいのだが、これも、全く同じ形で結実していて様になっている。
私が、最初に紫式部を見たのは、京都の庭で、小さな池の水際にひっそりと伸びていた可憐な姿に引き込まれたのである。
何となく、水際に似合う木だと言う印象が強いのだが、先日の清水公園でもあっちこっちで群生していたし、私のドライな庭でも生き生きと伸びているので、私の思い過ごしであった。
その紫式部の枝を掻き分けて伸びた西洋朝顔が、紫式部の優雅な紫を睥睨するかのように我が物顔で咲いているのが面白い。
アメリカハナミズキが、赤い実を沢山つけていたのだが、ヒヨドリが来て全部食べてしまった。
その隣の枇杷の木に、花芽が出始めた。
今年は、気の所為か、枝垂れ梅と柚子の木が、急に長い新芽が伸びて、一回り木が大きくなった感じがする。
椿の木は、どれも沢山の花芽をつけて、大分、大きくなってきたが、西王母なども、まだ、咲き出す気配はない。
虫にやられた崑崙黒の天辺は、殆ど葉がなくなってしまったので、沢山の蕾だけが残っていて、花が咲けば、どんな姿になるのか、変な期待をしている。
私の庭には、菊など秋の草花を植えていないので、殆ど花気も色気もないのだが、斑入りツワブキの黄色い花が咲き出したので、やっと、恰好がついた感じである。
園芸店で買った時には、小さな鉢植えだったので、小さな花かと思ったのだが、庭に移植すると、一気にフキのように大きくなって、今では、株分けして、庭のあっちこっちに広がっている。
津和野に沢山咲いていたので、印象に残っている。
花が歪で、綺麗に咲かないのが難だが、すっくと伸びた枝先に敢然と咲くのが良い。
ところで、一度は死んだように元気のなかったプランターのトマトだが、もう殆ど枯れかけていたのだけれど、花をつけていた古木を4本だけ残した。
8月に入ってからは、花は咲くのだが猛暑のために受粉しないので結実せず、その後は、花も殆ど咲かなくなったので、殆ど切り倒してしまったので、この4本は、僅かな生き残りである。
古色蒼然と枯れかけた本体とは違って、涼しくなってきてから伸びた新枝には、沢山の小さな実がなっている。
寒さに向かっているので、色づいて食べられるような状態になるとは思えないが、どこまで育つのか様子を見ようと思っている。
とにかく、今年の異常な猛暑は、トマトの命まで変えてしまったのである。
私の庭の植物も、大分異変があったし、昆虫や小鳥の訪れも普段の年と違ったような気がしている。