熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭の歳時記・・・芍薬とバラの季節到来

2012年05月17日 | わが庭の歳時記
   牡丹が潔く散って、厳つい実を結び始めたと思ったら、小さかった芍薬の蕾が急に膨らんで、咲き始めた。
   まだ、一二本、それも、一輪二輪であるから、咲き誇るのは、まだ先の話だが、結構一株に沢山花が咲き、それに、牡丹より、少し小さめで微妙に入り組んだ色彩や花姿が魅力的で、私は好きである。
   牡丹は、接ぎ木苗で、その台木が芍薬であるから、時々、根元から、芍薬が芽を出すことがあり、どんな花が咲くのか興味を持って、根元をかき切って移植したのだが、成長が遅くてまだ咲かない。
   芽をかくのを忘れたのか、牡丹の花の間から芍薬の枝がひょろりと伸びて来て、小さな蕾を付けているので、そのままにしてあるのだが、花が咲くかも知れない。
   
   

   今、私の庭に咲いている花は、木を這い上がっているのがクレマチス、花木の根元でひっそりと咲いているのが紫蘭、チューリップなどの後の花壇には紫とピンクのミヤコワスレ、それに、皐月が咲き出してきた。
   
   
   

   急に蒸し暑いような陽気になったので、バラが咲き始めた。
   花を開いたのは、まだ、このエデン・ローズと言うつるバラだけだが、昨秋、垣根越しに庭植えしたのだが、花数が少ないと思ったら、かなりの大輪で、近づくと、プーンとバラの香りが漂ってくる。
   同じ時期に垣根に沿って庭植えしたのは、イングリッシュ・ローズのガートルート・ジェキルとツルバラのポールヒマラヤン・ムスクで、後者は、随分長く伸びて、沢山の小さな蕾を付けている。
   他の庭植えや鉢植えのバラも蕾が色づき始めたので、もうすぐに咲いてくれると思う。

   ところが、今年不注意で残念なことに、イングリッシュ・ローズとフレンチ・ローズ、それに、京成バラ園で買った鉢植えなど合わせて7鉢を、枯らしてしまったのである。ミニバラは、全滅である。
   原因は、極めて単純で、肥料のやり過ぎで、もやしのように枝葉が伸びたと思ったら巻き上がって、一気に枯れてしまったのである。
   長年の慣れに胡坐をかいて注意を怠ったのだが、元々、京成バラ園特製の肥料を置き肥していたにも拘らず、NHKのテキストか何かを見て、ハイポネックスの液肥を、パンジーなどの鉢花に合わせて、施していたのが間違いで、気付いた時には、既に遅しであった。    
   結局、遠くに離していた鉢植えと庭植えのバラは、手を抜いたお蔭で助かったと言う訳で、笑うに笑えない失敗であった。
   
コメント
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