ひょんなことから、久しぶりに、プロ野球を見に行くことになった。
幕張のQVCマリン球場でのロッテ対巨人戦で、両方共私の贔屓球団ではないけれど、両球団とも破竹の勢いであり、好カードだと言うので、有り難く切符を頂いて出かけることにしたのである。
最近で、プロ野球を見たのは、大分前で、神宮球場での阪神対ヤクルト戦であったが、随分昔に、後楽園へ、阪神対巨人戦をしばしば見に出かけたくらいで、元々、プロ野球を球場に出かけて楽しむと言うほどの趣味でもない。
結果としては、結構楽しませて貰った。
巨人の澤村拓一投手も、ロッテの成瀬善久投手も、それほど、調子が悪くもなかったので、3回裏まで殆ど動きはなかったのだが、3回裏に井口の2塁打でロッテが1点先行し、その後、サブローの3ランで一挙に勝負が決まった感じで、巨人は、土壇場まで、たったの2安打と言う10連勝中のチームとも思えないような凋落ぶりで、明暗がくっきりした感じであった。
しかし、最終回に、巨人は意地を見せて、加治前のヒットの後、長野がホームランを打って2点を返して面目を保った。
1枚目の写真は、澤村の投球で井口が2塁打を打つ直前だが、2枚目は、長野がホームランを打った瞬間である。
別に写真を撮るつもりはなかったのだが、井口は、昔、ホークスと阪神とのワールドシリーズで、大切な時に、星野阪神にダメッジを与えた選手でよく知っていて、何かをするだろうと思って、シャッターを切ったのと、最後の土壇場だから、ここらあたりで、いくら何でも、巨人だから、簡単に討ち死にしないであろうと思って、シャッターを切ったのが、偶々、当たっただけである。
小さなデジカメなので、思うように望遠とシャッターが利かないし、それに、バックネットが入って見苦しいのだが、仕方がない。


試合は、2時間40分で終わった。巨人のやや元気なさで盛り上がりに欠けたが、ロッテはかなり打っていたし、完封を逸したが、手堅い成瀬のピッチングは光っていたし、ホームグラウンドでの勝利なので、観衆は湧いていた。
両方共、外野スタンドは、正に、応援合戦なのだが、私が居たネット裏の内野席は非常に大人しく、私の席はややロッテ寄りだったが、ファンは混在していて、隣の若者二人は熱心な巨人ファンであり、前の席には、上下ロッテのユニホームで固めたおじさんが座っていたし、後ろでは、ロッテ・ユニホームの小学生が、しきりに黄色い声を張り上げて応援していた。
ヒーロー・インタビューになると巨人席は、殆ど、客は引いたが、ロッテ席は満席で、外野の応援団席は、立錐の余地なくインタビューに聞き入っている。
ヒーロー・インタビューは、成瀬投手と、3ランを打ったサブロー。
蛇足ながら、非常に気になったのは、一塁側の外野席が日陰で気持ち良さそうなのに、ホームベース側の内野席は南向きで、炎天下。スペインの闘牛場では、入場券は、ソル(日向席)、ソル·イ·ソンブラ(半日陰席)、ソンブラ( 日陰席)と三種類あって、値段が異なり、ソンブラ(日陰席)が最高で、貴賓席などはここにある。マリン球場のオーナーなり設計者は、タダでさえ日射が強くて猛暑の日本の気候が分かっていたのか、常識の差と言うか文化力の差を痛切に感じた。
その辺の写真を並べて、久しぶりのプロ野球観戦記を終える。


幕張のQVCマリン球場でのロッテ対巨人戦で、両方共私の贔屓球団ではないけれど、両球団とも破竹の勢いであり、好カードだと言うので、有り難く切符を頂いて出かけることにしたのである。
最近で、プロ野球を見たのは、大分前で、神宮球場での阪神対ヤクルト戦であったが、随分昔に、後楽園へ、阪神対巨人戦をしばしば見に出かけたくらいで、元々、プロ野球を球場に出かけて楽しむと言うほどの趣味でもない。
結果としては、結構楽しませて貰った。
巨人の澤村拓一投手も、ロッテの成瀬善久投手も、それほど、調子が悪くもなかったので、3回裏まで殆ど動きはなかったのだが、3回裏に井口の2塁打でロッテが1点先行し、その後、サブローの3ランで一挙に勝負が決まった感じで、巨人は、土壇場まで、たったの2安打と言う10連勝中のチームとも思えないような凋落ぶりで、明暗がくっきりした感じであった。
しかし、最終回に、巨人は意地を見せて、加治前のヒットの後、長野がホームランを打って2点を返して面目を保った。
1枚目の写真は、澤村の投球で井口が2塁打を打つ直前だが、2枚目は、長野がホームランを打った瞬間である。
別に写真を撮るつもりはなかったのだが、井口は、昔、ホークスと阪神とのワールドシリーズで、大切な時に、星野阪神にダメッジを与えた選手でよく知っていて、何かをするだろうと思って、シャッターを切ったのと、最後の土壇場だから、ここらあたりで、いくら何でも、巨人だから、簡単に討ち死にしないであろうと思って、シャッターを切ったのが、偶々、当たっただけである。
小さなデジカメなので、思うように望遠とシャッターが利かないし、それに、バックネットが入って見苦しいのだが、仕方がない。


試合は、2時間40分で終わった。巨人のやや元気なさで盛り上がりに欠けたが、ロッテはかなり打っていたし、完封を逸したが、手堅い成瀬のピッチングは光っていたし、ホームグラウンドでの勝利なので、観衆は湧いていた。
両方共、外野スタンドは、正に、応援合戦なのだが、私が居たネット裏の内野席は非常に大人しく、私の席はややロッテ寄りだったが、ファンは混在していて、隣の若者二人は熱心な巨人ファンであり、前の席には、上下ロッテのユニホームで固めたおじさんが座っていたし、後ろでは、ロッテ・ユニホームの小学生が、しきりに黄色い声を張り上げて応援していた。
ヒーロー・インタビューになると巨人席は、殆ど、客は引いたが、ロッテ席は満席で、外野の応援団席は、立錐の余地なくインタビューに聞き入っている。
ヒーロー・インタビューは、成瀬投手と、3ランを打ったサブロー。
蛇足ながら、非常に気になったのは、一塁側の外野席が日陰で気持ち良さそうなのに、ホームベース側の内野席は南向きで、炎天下。スペインの闘牛場では、入場券は、ソル(日向席)、ソル·イ·ソンブラ(半日陰席)、ソンブラ( 日陰席)と三種類あって、値段が異なり、ソンブラ(日陰席)が最高で、貴賓席などはここにある。マリン球場のオーナーなり設計者は、タダでさえ日射が強くて猛暑の日本の気候が分かっていたのか、常識の差と言うか文化力の差を痛切に感じた。
その辺の写真を並べて、久しぶりのプロ野球観戦記を終える。


