熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

フラワーセンター大船植物園・・・ばら、花菖蒲、ユリ、そして、閉園間近(1)

2017年06月26日 | 鎌倉・湘南日記
   久しぶりに、フラワーセンター大船植物園を訪れた。
   改修工事のために、7月3日から来年3月末まで、閉園だと言う。

   もう、6月下旬だと言うのに、まだ、ばらが綺麗に咲いている。
   NHKテレビで、閉園のニュースが流れていたが、少し、空模様がはっきりしないのか、土曜日だと言うのに、入園者は、何時もの平日のように、少なくて静かであった。

   園内は、ばら苑と菖蒲園くらいが、花の最盛期で、草花主体の花壇は、相変わらずカラフルだが、ユリ、ムクゲ、ブッドレア、アガパンサス、ペチュニア、ベゴニア、サルビア、マリーゴールド、ラベンダーなどが、彩を競っていて、華やかである。

   閉園のためのありがとうフェススタの一環か、オープンスペースで、横浜のハーバーライツ・オーケストラのミニコンサートが行われていて、客を集めていた。
   ラテン音楽主体の楽団とかで、軽快なリズムで、休日ムード満点である。
   私など、4年間のブラジル生活の経験者であるから、ラテン音楽のリズムはお馴染みで、自然とスイングする。
   ベサメムーチョ、コーヒールンバ・・・
   懐かしい曲を楽しませてもらったが、ドリフターズの「いい湯だな」を始めたので、場を離れた。
   入園口では、しずくちゃんが愛嬌を振りまいているが、子供客が少ない。
   
   
   
   
   
   

   さて、肝心のばらだが、大分、最盛期を過ぎて、ぼつぼつ、終わりに近づいていると思うのだが、まだ、結構、華やかに咲いている。
   
   

   真っ先に綺麗だなあと思ったのは、赤いニコロ・パガニーニ。
   ベルサイユの薔薇シリーズで咲いていたのは、フェルゼン伯爵だけであった。
   アプリコット・キャンディも、そうだが、
   コーヒーカラーを、一寸、淡くしたようなジュリアも、ムードがあって美しい。
   
   
   
   
   
   

   新しいばらのカインダーブルー、
   ブラックティー、
   マリア・カラスが咲き乱れていた。これまで、殆ど、注意を払わなかったのだが、今日は、その優雅さに見とれてしまった。
   フィラデルフィアで、ジュゼッペ・ステファノとのフェアウエル・コンサートで、本当のマリア・カラスを聴いたのを思い出した。
   深紅のパパ・メイアンも、輝いている。
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   黄色いばらは、かなり少ない。
   かぐや姫は、殆ど終わりだったが、一輪だけ蕾が残っていた。
   オランダ作出の一寸変わった一重のバビロンが、何株か植わっていた。
   もう一つ、私が、いつも注意して見るのは、イングリッシュローズのパット・オースティン。
   しかし、こんなに高く伸びあがったイングリッシュローズは、珍しいと思う。
   
   
   
   
   
   

   ばらだけで、終わってしまったが、稿を改めたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする