熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

ジャック・オー・ランタン(ハロウィン・パンプキン)を作る

2017年10月20日 | 生活随想・趣味
   ハロウィンの季節になると、ハロウィンパンプキンでジャック・オー・ランタンを作る。
   これまで、二人の孫息子のために、夫々、作ってきたので、今年は、1歳の孫娘のために作ったのである。

   一番最初に、ジャック・オー・ランタンを作ったのは、もう何十年も前、アメリカでの留学時代で、フィラデルフィアの学生寮にいた時に、ナーサリースクールに通っていた長女のために作った。
   この時は、娘も、人形の面をつけてハロウィン衣装を着て、近所のアメリカ人の子供たちと一緒に、家々を、「トリック・オア・トリート、トリック・オア・トリート 騙されたくなかったら お菓子を頂戴」と声をかけて回って、沢山のお菓子を貰って帰ってきた。

   季節になると、アメリカでは、スーパーやコンビニなどに、オレンジ色の大きなパンプキンが並ぶので、買ってきて、家でジャック・オー・ランタンを作る。
   それ程、難しいことはないのだが、結構、カボチャが肉厚なので、くりぬいて、目鼻や歯の出た口を作るのが、一寸、大変なのである。
   パンプキンの底に穴を開けて、綺麗に、中の種や内容物を取り出して肉厚の壁面だけ残すまでに、かなり、時間がかかる。
   マジックで、パンプキンの表面に、目鼻口を書き入れて、鋭利な包丁で、なぞって刳り抜く。

   ところで、日本では、このオレンジ色のハロウィンパンプキンを手に入れるのが、一寸、一苦労である。
   大きな園芸店などに行くと、売っている場合があるのだが、普通の花屋さんなどでは、まず、取得は難しく、あっても僅かな数で、30センチくらいの大きなハロウィンパンプキンとなると、中々、手に入らない。
   インターネットで買えば買えないこともないのだが、大きなものは、すぐにソールドアウトになり、送料を入れると、3~4千円する。
   別に高価なものではないのだが、アメリカで、ほんの数ドルで買っていた私にとっては、馬鹿らしいと言う気がある。

   幸い、今回は、コープの花屋の店頭に、二つ、鮮やかなオレンジ色のパンプキンが並んだ。
   少し出来が悪くて、形は歪だが、大きい方が、1500円。
   迷わず買って帰って、しばらく置いて、ボツボツ、ハロウィンが近づいたので、ナイフを入れた。

   昨日作ったので、ローソクに火を入れて、保育園から帰ってきた孫娘に見せたら、気づいて、手を叩いて喜んだ。
   作った甲斐があったのである。
   
コメント
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