熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・シャクヤク、シラン、昼咲月見草、イモカタバミ

2019年05月10日 | わが庭の歳時記
   シャクヤクが咲き始めた。
   同じような花の牡丹ほどではないが、かなり、大輪で華やかな花なので、庭の片隅に咲いていても良く目立つ。
   わが庭の場合には、花木が密集していて、シャクヤクを単独で植えておく花壇の余裕がないので、花木や庭木の間の空間を見計らって、下草のように、球根を埋め込んで、そのまま、何年も放置してあるので、毎年、適当に芽を出して花を咲かせると言う趣向である。
   まだ、8鉢程は、大きなプラ鉢に、1株ずつ植えたままだが、この方は、移動が可能なので、咲き始めると、見える所に移す。
   名前のタグがなくなってしまっているので、何の名前のシャクヤクか分からずに、鑑賞している。
   まだ、咲き始めたのは2種類だけだが、あっちこっち、蕾が膨らみ始めているので、華やかになるのは、もうすぐであろう。
   
   
   
   
   
   

   木陰で、ひっそりと咲き始めたのが、シラン。
   赤紫の変わった形の花が、何輪かすっくと伸びた花茎の先に連なっている。
   日本自生の美しい野生のランで、関東以南の各地で咲くと言うのだが、わが庭では、結構、あっちこっちに広がっていて沢山咲いているのだが、地域の開発や乱獲などにより激減し、現在では野生種が激減し、準絶滅危惧種となってしまったと言うのである。
   庭植えだと、わが庭もそうだが、何の手も加えることなく放任しておいても、毎年よく咲くし、株分けすれば、広がって行く。
   
   

   同じように、自然に放置しておいても、毎年、忘れずに咲いてくれて、どんどん、増えて行く感じの花が、昼咲月見草とイモカタバミ。
   昼咲月見草は、石で囲った花壇の下草として植えっぱなしなのだが、すっくと伸びた細い茎の先端に、萎れたような風情で垂れ下がった蕾が、朝、膨らんだと思うと、しっかりとした薄いピンクの花をお椀型に開いて奇麗に咲くのが面白い。
   
   
   

   イモカタバミは、黄色いカタバミとは違って、ピンクの花で、わが庭では、雑草扱いなので、いつの間にか、足の踏み場もないような状態で咲いている。
   それに、わが庭の垣根の外の小川への急斜面にサクラソウを一寸疎らにしたようになって咲いているので、下の道から見ると奇麗である。
   
   
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする