新型コロナウイルス騒ぎで、殆ど外出せずに巣ごもり生活に入ったのは、3月からだから、9ヶ月目。
買い物程度で、大船までは出ても、横浜は勿論、東京への外出も控えてるので、趣味の観劇やカメラを抱えての歴史散歩も、ずっとストップである。
口絵写真の椿の三河雲龍のように、心境は、曲がりくねって出口を塞がれた感じながら、それなりに、楽しんでおり花が咲いている。
巣ごもりとなれば、私にとっては、これまで以上に読書に時間を取れば良いので、むしろ、脇目を振らずに、本に対峙することが出来るのだから、何の不満もない。
しかし、アメリカ大統領選挙など、興味深いカレントトピックスが沢山あって、メディア情報を追っかけるのに時間が掛かったり、それに、録り溜めた文化芸術や歴史関係のDVDをチェックしたりしていると、それほど、十分に時間を取れないのが分って、慌てている。
今読んでいるのは、一寸遅いのだが、ボルトンのトランプの暴露本「ジョン・ボルトン回顧録 トランプ大統領との453日」
原本と対照しながらの並行読み、
ちゃらんぽらんなトランプの迷走政治が面白いのだが、当時のアメリカ外交史の歴史本として読めば、それなりの価値があると思っている。
勿論、元ネオコンで、極端な超保守のボルトンの考え方にはついて行けないが、当時の激動する世界情勢に対して、定見なきトランプのアメリカが如何に対峙したのか生々しいレポートが読ませてくれる。

さて、読書方針を、多少切り替えたのは、これまでの経済学や経営学の読書などは、そのまま続けていくとして、もう少し、古典を掘り下げて勉強してみようと思っていることである。
古典と言っても、いろいろあるが、当面、近年勉強し始めたダンテの「神曲」とゲーテの「ファウスト」、そして、シェイクスピア学に照準を当てようかと思っている。
シェイクスピアは、イギリスにいてRSCの舞台やシェイクスピア故地行脚などで触発されたので、大分進んではいるのだが、奥が深く、突っ込めば突っ込むほど興味が尽きない。
まず、読み始めようと手配したのが、

これまで、シェイクスピア戯曲の舞台や映画の録画があるので、並行しながら、楽しみたいと思っている。
キリスト教徒ではない私には遠い世界なのだが、やはり、もう一度じっくりと読み進めてみたいのは、ダンテの「神曲」の世界。
森永エンゼル財団が、「今道友信 ダンテ神曲連続講義 15回」の貴重な映像を放映しており、一生懸命拝聴したが、今でも、ダンテフォーラムに出かけて、今道友信先生の最晩年の講演を聴く機会を得たのを、非常に幸せだったと思っている。
このダンテ『神曲』連続講義を、みすず書房から、今道友信著「ダンテ『神曲』講義」として、2002年に出版された。
その後、一部改定が施され「ダンテ『神曲』講義」(改訂普及版)が出版されて、この本は今でも取得可能である。
しかし、私は、どうしても、絶版となっている初版の本が欲しくて、探していた。
定価15,000円の豪華本で、20年も経っているので、良質な本が残っておらず、新本同様の本だと、定価をはるかに超す。
読書家でありながら、価格に拘るというのは恥ずかしい話ではあるが、新本なら定価で買えれば問題ないのだが、古本であるから読めれば良いという話ではない。
幸いにもと言うべきであろう、「日本の古本屋」を叩いていて、素晴らしい未読本を、最低価格で取得することが出来た。

ホメーロスから説き起こして、ギリシャやローマに話が及び、奥深いダンテ神曲講義が始まる。
講義を拝聴しながら、並行読みで勉強しようと楽しみにしている。
買い物程度で、大船までは出ても、横浜は勿論、東京への外出も控えてるので、趣味の観劇やカメラを抱えての歴史散歩も、ずっとストップである。
口絵写真の椿の三河雲龍のように、心境は、曲がりくねって出口を塞がれた感じながら、それなりに、楽しんでおり花が咲いている。
巣ごもりとなれば、私にとっては、これまで以上に読書に時間を取れば良いので、むしろ、脇目を振らずに、本に対峙することが出来るのだから、何の不満もない。
しかし、アメリカ大統領選挙など、興味深いカレントトピックスが沢山あって、メディア情報を追っかけるのに時間が掛かったり、それに、録り溜めた文化芸術や歴史関係のDVDをチェックしたりしていると、それほど、十分に時間を取れないのが分って、慌てている。
今読んでいるのは、一寸遅いのだが、ボルトンのトランプの暴露本「ジョン・ボルトン回顧録 トランプ大統領との453日」
原本と対照しながらの並行読み、
ちゃらんぽらんなトランプの迷走政治が面白いのだが、当時のアメリカ外交史の歴史本として読めば、それなりの価値があると思っている。
勿論、元ネオコンで、極端な超保守のボルトンの考え方にはついて行けないが、当時の激動する世界情勢に対して、定見なきトランプのアメリカが如何に対峙したのか生々しいレポートが読ませてくれる。

さて、読書方針を、多少切り替えたのは、これまでの経済学や経営学の読書などは、そのまま続けていくとして、もう少し、古典を掘り下げて勉強してみようと思っていることである。
古典と言っても、いろいろあるが、当面、近年勉強し始めたダンテの「神曲」とゲーテの「ファウスト」、そして、シェイクスピア学に照準を当てようかと思っている。
シェイクスピアは、イギリスにいてRSCの舞台やシェイクスピア故地行脚などで触発されたので、大分進んではいるのだが、奥が深く、突っ込めば突っ込むほど興味が尽きない。
まず、読み始めようと手配したのが、

これまで、シェイクスピア戯曲の舞台や映画の録画があるので、並行しながら、楽しみたいと思っている。
キリスト教徒ではない私には遠い世界なのだが、やはり、もう一度じっくりと読み進めてみたいのは、ダンテの「神曲」の世界。
森永エンゼル財団が、「今道友信 ダンテ神曲連続講義 15回」の貴重な映像を放映しており、一生懸命拝聴したが、今でも、ダンテフォーラムに出かけて、今道友信先生の最晩年の講演を聴く機会を得たのを、非常に幸せだったと思っている。
このダンテ『神曲』連続講義を、みすず書房から、今道友信著「ダンテ『神曲』講義」として、2002年に出版された。
その後、一部改定が施され「ダンテ『神曲』講義」(改訂普及版)が出版されて、この本は今でも取得可能である。
しかし、私は、どうしても、絶版となっている初版の本が欲しくて、探していた。
定価15,000円の豪華本で、20年も経っているので、良質な本が残っておらず、新本同様の本だと、定価をはるかに超す。
読書家でありながら、価格に拘るというのは恥ずかしい話ではあるが、新本なら定価で買えれば問題ないのだが、古本であるから読めれば良いという話ではない。
幸いにもと言うべきであろう、「日本の古本屋」を叩いていて、素晴らしい未読本を、最低価格で取得することが出来た。

ホメーロスから説き起こして、ギリシャやローマに話が及び、奥深いダンテ神曲講義が始まる。
講義を拝聴しながら、並行読みで勉強しようと楽しみにしている。