熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・椿:タマアリアケ、菊冬至

2020年11月25日 | わが庭の歳時記
   椿は、蕾が少しずつ膨らんできてスタンドバイしている木が多いのだが、一寸先端が色づいたと思うと、早い椿は花を咲かせる。
   親木の玉之浦がないので、早いか遅いか分らないのだが、先に咲き出したタマグリッターズに続いて、タマアリアケが咲き始めた。
   「玉の浦」と「岩根絞」の交配で生まれた品種で、他の仲間は米国生まれだけれど、この椿は純国産で、わが椿は牡丹咲きと獅子咲きが合わさったような花姿で、他の兄弟椿よりは、覆輪の外縁の白い部分が大きくてしっかりした感じで鮮やかなのが好ましい。
   
   
   

   菊冬至は、秋に咲き始める椿で、昨年は咲かなかった。
   地色の紅色に白斑が入る千重咲き椿で、花は中輪で、かなり、こじんまりした雰囲気である。
   
   

   ところで、久寿玉が、次から次へと咲き続けているが、どんどん、花姿が変化してきて興味深い。
   枝一つ違っただけで、親の遺伝子への先祖返りなのか、花の色まで違ってきて面白い。
   白毫寺にあるような五色椿とは違うのだが、秋から、1本の木に、形違い色違いの花が咲く。
   
   
   

   もう、11月もあと僅か、木枯らしの足音が聞こえ始めてきた。
   
   
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする