熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

友の訃報に接して

2020年12月18日 | 生活随想・趣味
   師走ももう終盤、悠々自適の生活では、殆ど季節感も失せてしまって、年末を迎えるという感慨も薄れてしまったが、突然、飛び込んできた友の訃報には胸が痛い。
   夫は11月××日から、心不全のため○○病院に入院いたしておりましたが、薬石効なく12月××日に永眠いたしました。と言う慚愧に堪えないメールを受け取ったのである。
   現役を離れて随分経ち、お互いに傘寿を迎えて、まして、コロナウイルス騒ぎで、交流も少なくなってきており、多少距離が開いていたので、突然の異変のショックに言葉もない。

   コロナの影響で同窓会も開けなかったので、会社の同期同窓会の関東在住者に連絡したら、故人との色々な思い出や故人との近況について、語ってくれていて、余計に悲しさが増す。
   この同期会も既に随分経つので、今元気なメンバーでも、私も含めて何人かは、死地を彷徨う大病や怪我による手術や入院から生還した経験を持っており、他人ごとではないのである。
   
   若くに逝った同僚もいて、何人かは欠けているのだが、走馬灯のように駆け巡る思い出を、プレイバックして見ると懐かしさも一入なのだが、この幸不幸は、何処でどうして起こるのか、
   年賀状を交わしている友人たちも、少しずつ歳のために賀状交換を止めたり逝去したりで、年毎に、寂しくなって行くのだが、生老病死、四苦八苦を、今まで以上に身近に感じ始めたのも運命であろうか。

   友の冥福を祈り続けている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする