熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

常用メガネを紛失すると大変

2019年11月14日 | 生活随想・趣味
   私は近眼なので、学生時代から眼鏡を掛け続けている。
   ところが、このメガネが、ある日、忽然と消えてしまった。

   私の場合、常用メガネと、パソコン用の中距離用メガネと、読書用の近距離用メガネの3本を使用している。
   以前に、遠近両用メガネを使っていたのだが、二兎を追おうもの一兎を得ずで、上手く行かなかったので止めて、3つを使い分けているのである。

   ところが、問題は、常用メガネで、所謂、遠くようなので、近くのものをを見る時には、用を足さない。
   私の場合には、裸眼でも、近距離は問題なく見えるので、近くを見たり字などを読む時には、眼鏡をはずす。
   無意識に、眼鏡を外して所かまわずに置いて、それに、裸眼であっても、それ程支障なく見えて、多少のことなら、眼鏡なしでも過ごせるので、次の動作に移って、ついそのままにして忘れてしまうことがある。
   従って、メガネを探すのに、右往左往するのは、日常茶飯事なのである。

   ところが、朝起きて、いつもの机の上を探しても、何処を探してもメガネは出てこない。
   大体、何時ものメガネを置きそうなところを探してもなく、何処に置いたのか、その記憶さえ全くない。
   何日か、探したが出てこず、外出などには、それ程不自由はなかったので、裸眼で過ごしていたが、見えると言っても、メガネをかけたようには見えず、特に、テレビなどを見ている時には、ハッキリとせず面白くない。
   前の古いメガネを使ってみたが、やはり、パッとしない。

   目がはっきりと見えないと言うことは、目だけではなく、極端に言えば、モノを考えたり頭の回転もボケてくると言うか、五感そのものの感覚も、視覚のようにボケてきて、何事もすっきりとせず、明確さに欠けてくる。
   人間、五感が満足に機能してこそ、一人前なのである。

   当然、行くべきとところはメガネ店。
   早い方が良い。

   何時ものメガネ店に行って、新調した。
   これまで、外国も含めて、随分、あっちこっちのメガネ店を行脚して、メガネを作ってきたが、最近では、いいか悪いか分からないが、便利な場所にあるメガネ量販店Zoffに行っている。
   店で、値段の高いフレームと、グレードアップしたレンズを選べば、まず、問題ないと思っている。
   何日か待って受け取り、かけて見たら、良く見えるし、気分は雲泥の差。

   しかし、今回は、年寄り臭くて敬遠していたが、メガネチェーンと言うか、ストラップと言うか、メガネの蔓に紐を掛けて、使わないときには、首からぶら下げることにした。
   外出の時には、読書用のメガネと入れ替えに利用するので、ケースを持って居れば必要ないので、家庭用の紐である。
   メガネを外すのは、外での作業の時や、風呂か就寝の時くらいなので、これは、決めたところに必ず置けばよいという習慣を付ければよい。
   しかし、いずれにしろ、不便のすべては、歳の所為。

   蛇足ながら、メガネ店で、解せないのは、レンズ込みでフレームの価格が設定されていることで、これまで、何度か、フレームが壊れて、同じ店で、フレームだけ変えてくれと言ったら、レンズ込みの全額を請求されて、フレームだけでは売ってくれなかった。
   レンズが只と言うわけではないので、これは、欲しくもない物を買わせる抱き込み販売であって、独占禁止法違反ではないかと思っているが、複数の量販店でもそうであったので、常態なのであろうと思う。
   NikonやHoyaは、どう思っているのであろうか。
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