全国学力検査をマインドマップで解くと

今日は日本中の小学校で一斉に「学力検査」が行われました。
6年生担任の私も試験監督として、ルール通りに立ち会いました。(苦笑)
なぜ苦笑かというと、4時間も試験官をし続けることに慣れていないので、「はぁ~、これなら自分で授業をしていた方が全然楽だなぁ・・・」という気分になっていたからです。


さて、今日の算数問題の中で、私の目から見たらすごく簡単だと思っていたところ、予想に反してけっこう正解が少なかった問題がありました。図の問題です。

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【問題文】
よう子さんたちは、港博物館に行くことにしました。

(1)よう子さんたちは、バスに乗って港博物館に行きます。下の表は、乗車するバス停の時刻表の一部です。

6時 10 40
7時 10 40
8時 10 30 50
 9時 10 25 45 55
10時 10 25 45 55
11時 10 30 50

朝いちばん早いバスは、午前6時10分です。その次のバスは午前6時40分です。

このバス停には、午前9時40分に集合します。
港博物館までは、バスで20分かかります。
午前10時20分までに、港博物館に着くためには、午前何時何分に発車する予定のバスに乗ればよいですか。その時刻をすべて書きましょう。

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間違えた子ども達は、どうやら集合時間をおさえることを忘れてしまい、10時より前の発車時間をすべて書いていました。

この間違えは、もしマインドマップをかいていたら絶対に起こらなかったと思われます。算数の問題文には余計な言葉が入っていません。すべて意味のある数字であることがほとんどです。出てきた言葉を確実にマインドマップ化すると、「メモ書き」で問題画像の下にかいてあるようなものになります。赤の矢印でかいたところがバスに乗る時間帯だと分かるはずです。


たとえマインドマップを使わなくても、別の表で書いてもいいし、時刻表に書き込みをしながら解いてもいいし。とにかく問題文を何らかの形で紙に書いてみて、「見える化」をすることでかんちがいに気がつく確立が上がるでしょう。


皆様の学校ではどうだったでしょうか???


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