辻真先(つじまさき)先生のお話 【マインドマップ化】


 


平成21年3月10日、私は森下文化センターに辻真先(つじまさき)先生を訪ねました。

辻先生は脚本家としてテレビの黎明期を創り上げてきた歴史的人物です。その脚本作品には「エイトマン(1963年)」「鉄腕アトム(1963年)」「オバケのQ太郎(1965年)」「サイボーグ009(1968年)」「巨人の星(1968年)」「サザエさん(1969年)」「デビルマン(1972年)」等があります。
まさに辻先生は、昭和40年代の日本のアニメ草創期・全盛期を支えてこられた方です。


なぜ私が辻先生のところに出向いたのかというとこんな経緯がありました。

昨年12月に、国語で「平和のとりでを築く」という授業をしていた時に、それを知った名古屋大学の榊原千鶴助教からこのようなお話を頂いたのです。

「井上先生は、『サイボーグ009』シリーズの一作、『太平洋の亡霊』をご覧になったことはおありですか? 過日開催した「秋季サロン」。アニメ脚本家&ミステリー作家の辻真先さんをお招きし、ご講演とともに上映したのが辻さんのオリジナル脚本による『太平洋の亡霊』です。
同作は、反戦メッセージの強い作品で、広島の原爆碑文や、最後には『憲法9条の全文』が流れたりします。
その中には、1946年のビキニ環礁での核実験で使われた日本海軍の戦艦長門をはじめとする戦艦なども登場します。
もし、井上先生がご覧になっていなくて、見てみようかなと思われたらご連絡下さい。私は秋季サロン用に個人的にDVDを2本購入したので、一本を無期限でお貸しできます。」

こういうお話はすぐに飛びつく井上です。

榊原先生のブログ「センツルのひとりごと
写真の桜は榊原先生からのプレゼント。愛知県の桜です。

DVDを拝見して、「これは子ども達が理解しようがしまいが、見せておく必要がある!」と感じ、授業で使いました。そして6年生の子ども達が一生懸命書いた感想文を、辻先生に直接手渡したかったわけです。


森下文化センターでの「エッセー講座」に臨まれるまでの1時間、私はただひたすら辻先生のお話の聞き役に徹しました。なぜなら、
「戦争の時のように、情報にだまされるような時代を二度と作ってはいけない!そのために命ある限り書いて、話して、後世に残しておきたいことがいっぱいある!」
という辻先生の思いを感じ取ったからです。このお話は私の記憶に刻んでおかなくてはならない。そう思いました。

面談が終わった後、帰りの電車内ですぐに書いたのが1枚目の画像のメモマップです。自分の記憶には、この1枚で十分残りましたが、約1ヶ月たった今日、本気のマインドマップを描いてみました。それが2枚目です。

本気マップを描いてみて、改めて辻先生の思いに迫れたような気がしました。

(辻先生のお話を再生して記事にした方がいいですかねぇ?)

サイボーグ009 1968 DVD-COLLECTION

TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

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