辰巳ジャンプ、約半年ぶりの公式戦復帰です。
写真は辰巳男子チームが東京都大会に出場していた時に、保護者の皆さんが作ってくださった「闘魂」の旗です。4年ぶりに体育館に飾られました。今日この旗を見た時の私の感慨深い思いを分かってくださるのは、きっとあの時の男子チーム保護者の皆さんしかいないでしょう。男女2チームをかけ持った命がけの日々が懐かしく思い起こされました。そして新しい辰巳っ子も、この「闘魂の旗」からスタートするんだなぁと希望を膨らませました。
辰巳ジャンプの中心メンバーは3年生。相手チームの中心は5~6年生。その差はあまりにも大きく、まったく試合にならない状態でしたが、この小さな年代からレギュラーとして、小学生バレーボールのトップレベルである江東区A大会に出場していけることは、とても大きな財産になります。
何しろバレーボールは「経験のスポーツ」です。バレーボールというものを知っているか知っていないか、瞬間の判断というよりは瞬間の感覚で一歩が出るか出ないか、それでボールが落ちるか落ちないかが決まります。だからたくさんの練習と試合経験が必要なのです。いろんなタイプのチームとの試合経験の中で、体に染み込ませていくような練習をしていないと強くなりません。
さて、試合に関しては、東京第3支部の申し合わせ事項の「試合の結果や順位が分かるようなネット情報は流さない」という条項が生きていると思いますので、くわしくは書きません。
結果はどうあれ、たった半年で大会出場するまでに、急激にチームが復活したことを喜びたいのです。足りない足りないと悩んでいた選手層も日に日に厚くなり、今日は全員をどうやったら出してあげられるか、どこでどのように選手交代をするか悩めることを本当に嬉しく感じました。やはり監督としてベンチに座る以上、どんな采配を振るうか、試合中に様々考えることは楽しいものです。
次は支部決勝大会進出をかけた大切な試合です。接戦が予想されますが、のびのびバレーでチャレンジして行きましょう!