学級文化→→→コミュニケーション

先週から学級+少人数算数井上グループで、論理的な思考力を高めるために「ホームランゲーム」という数字当てゲームを始めました。知っている方は「あ~、あれか!」と思いだすことでしょう。けっこう有名なゲームです。

どんなゲームかというと、3~4ケタの数字を当てるゲームです。

たとえば、私が「7352」という数字を決めたとすると、子ども達はこれを当てるために自分の予想した数字を言います。
もし「3456」と言ったとすると、「5」は数字も位置も合っているので「ホームラン」となり、「3」は数字は合っていますが、場所がちがうので「ヒット」となります。だから「3456」は「1ヒット1ホームラン」と私は答えます。
「9352」と聞かれたら、「3」「5」「2」が数字も位置も合っているので、「3ホームラン」と答えます。
こうして私の考えた数字を全部当てられたらOKというゲームです。

これを2人の対戦型で行います。二人とも自分の考えた数字を隠しながら、お互いに当て合う。先に当たった方が勝ちというゲームです。


井上学級では、学級活動としてこの「ホームランゲーム」をクラス全員のリーグ戦形式で始めました。

ねらいは「クラス全員が対戦することによって、コミュニケーションを深めること」「楽しい活動をすることによって、学校生活に張りを持たせること」ということです。

金曜日には第1回目のリーグ戦を行いましたが、案の定、みんな熱中して対戦を続けてくれました。こうして「学級文化」を作りあげて、クラスメイト相互の人間関係を温めようと仕掛けるのも、井上マジックのひとつです(笑)


「最高の卒業式」というゴールに向けて、また一歩いっぽ、前進しているわけです。
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