リナーズVSカズーズ

辰巳ジャンプの話題です。

チーム的にはミカサ杯教育大会も終わり、次のステップに入りました。
子どもたちは試合の反省を感じているかどうか・・・・・分かりませんが(笑)
確かに練習に対して意識が上がっていると指導していて感じます。

1月中に計画していたことなのですが、今日から「フローターサーブ」の指導に入りました。おそらくアタッカー候補のFさんとSさんは3年生のうちに入るようになるだろうと見越しての指導計画です。でですね、私の予想を超えて、Fちゃんが早くもフローターサーブが入るようになりました。練習し始めた初日にですよ。すごいじゃないですか!こんなにセンスがある子も久々ですよ。

このことに周りの子が刺激を受けないはずがありません。意識しなくても同じ空間を共有すいるだけで刺激を受けるのです。これを「ミラーニューロン」と言います。

「ミラーニューロン」を分かりやすく例えると、勉強に熱心な集団の中にいると、その影響を受けて自然に勉強するようになります。バレーボールに熱中している集団の中にいると自然に上達します。平和について意識の高い集団の中にいると、知らず知らずのうちに平和に対する意識が向上します。脳は周りの環境に自分を合わせようとするわけです。

Fさんが飛び抜けて技術を向上させ始めれば、周りの子たちもそれに続けと一気にレベルをあげるはずなのです。その証拠に、今日は1年生のKさんと3年生のHさんもサーブ開眼し、練習の最後に行った紅白戦ではたくさんのサービスエースを取っていました。

その紅白戦ですが、前回から1年生をキャプテンにして行っています。
Kさん率いる「カズーズ」とRさん率いる「リナーズ」の対戦を続けています。

なぜ1年生をキャプテンにしているのかというと、
①試合の中で1年生を「味噌っかす」にしないため
②キャプテンにすることで早いうちからバレーボールを理解させるため
③上級生を2チームに分ける時に、1年生がセレクトするので公平感が高い
④何も分からない1年生がキャプテンをするので、上級生は「教えてあげなくてはならない」という一段高い意識になる
そんなことをねらっています。


前回から今回まで合計9セットをこなすことができました。

毎回、2人の1年生キャプテンにジャンケンでメンバー選択してもらっていますので、メンバー構成は変わるのですが、いちおう対戦成績を記録しておきます。

リナーズ 6{21-9、10-21、19-21、21-17、21-19、21-10、19-21、21-19、26-24}3 カズーズ

また明日もリナーズVSカズーズの試合を3セットはすることにします。カズーズはセットを追いつけるでしょうか?

3年生以下の子が9割のチームですから、部内の練習試合をたくさんこなし、バレーボールの楽しさを味わうことが大事だと私は感じています。
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