本の紹介 「告白」   新しい書き方の推理小説

告白
湊 かなえ
双葉社

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昨日、マインドマップⓇフェロー第5期の養成研修があり、moja先生と二人で「フェローの活動」というテーマで実践報告をさせていただきました。第5期フェローの先生方は16名。中にはこのブログを読んでくださっている方もいて、初対面なのに私のことをよくご存じ。こういう時は、なんだか恥ずかしい感じがしますね。


さて、研修終了後に、教育書情報を得るために神保町の三省堂に向かいました。その途中で見た看板に私の目が止まりました。

湊かなえさんの推理小説『告白』が映画化されるという看板でした。

映画『告白』公式サイトはこちら

小中学生にはあまりお薦めする本ではないと感じていますが、大人が読み始めたら、けっこう目から鱗だと思います。作品は終始登場人物の告白で進んでいきます。これまでの推理小説のような書き方ではありません。まるで手記を読んでいるような感じで淡々とストーリーが進行します。それが怖さを増幅する効果になっていると思います。

読んだ人は、きっとしばらく「牛乳」を飲めなくなりますよ(笑・・・謎めいた言葉で書いておきます)


私、湊かなえさんの小説に完全にハマっていまして、全巻読みました。といっても、最近登場してきた新人作家さんなので、まだ出版数は多くはありません。これから次々と出版されるでしょうが、楽しみに追っかけようと思います。
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