旭山動物園とセントラルイメージ

未来のスケッチ 経営で大切なことは旭山動物園にぜんぶある
遠藤 功
あさ出版

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この本は学校経営を志す教員にも必読の書です。

経営不振だった旭山動物園が今のような誰もが知っていて、1度は行ってみたいと思うような動物園に変わっていった過程を紹介している本です。

この中で、私が最も注目したのが「十四枚のスケッチ」です。

旭山動物園の改革にあたって、職員の方々が熱い理想を語り合い、命の素晴らしさを感じさせる動物園を創っていくことになった原点とも言えるスケッチがあるそうです。つまりこれは旭山動物園の「ビジョン」となっているわけです。

動物園の進もうとする未来を「スケッチ」で描いたことに深い意味があります。言葉ではなく、イメージを共有したのです。

これは私たちが教育現場に取り入れようとしているマインドマップの「セントラルイメージ」を描く作業と同じです。“本物のマインドマップ”の大きな特徴の一つが「セントラルイメージ」に時間をかけて、自分の脳内にあるイメージをできるだけていねいに、表現豊かに描くことにあります。こうすると自分やチームの潜在意識にアクセスできるようになるのです。

上達者になると、セントラルイメージを描いただけで、すでに問題は解決しているということもあるわけです。

旭山動物園の「十四枚のスケッチ」は、まさにセントラルイメージと同じなわけで、もしこれを元にブランチを伸ばせば、マインドマップになることでしょう。
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東京スカイツリー 2010-03-27

もうすぐ芝の東京タワーの高さ333mを超えることが報道されていますね。3月20日現在で328mまで育ったそうですから、日本一の高さになるのは間近です。

たまには近くから撮影してみました。スカイツリーのすぐ下からのアングルですよ。
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卒業した君たちへ その2・・・最高の贈り物 『感謝状マインドマップ』

まずは画像を見て下さい。

「史上最高の卒業式」を目指して頑張り、卒業していった子どもたちがみんなで考えて描いてくれた私への「贈り物マインドマップ」です。マインドマップ活用法を必死になって作り上げてきた私には100%嬉しいプレゼントです。書いてある内容が私への褒め言葉ばかりなので恥ずかしいのですが、描き手の努力に応えるために、あえて文章化しておきます。



井上先生
いままでありがとうございました。

先生の存在は、その出会いじたい奇跡です。私たちには手の届かないくらい、スーパーな先生です。たぶん世界でNO1の先生なのではないかと思うくらいです。
先生は人の心を見抜く目を持っていて、私たちの心を分かってくれました。そんな特別な先生です。
みんなは先生の力におどろき、尊敬しています。

先生はマインドマップという新しい勉強法を教えてくれました。
最初はどうやってかいたらいいのか分からなくて困っていましたが、今ではマインドマップを使うことがあたりまえのようになりました。このマインドマップを使っていると、将来の夢を見つめる力がつき、きっと夢を実現していけるだろう、そして将来の夢に今の自分たちの努力がつながっていくことを実感しました。
マインドマップを使うと自分の考えていることの細かいところまでくわしく書けるので、今まで分からなかった自分の事や友達の考えていることが理解できるようになりました。

自分たちはこの1年間、とても良く変わりました。それは井上先生のおかげです。井上先生がいなかったら、ここまで変わることはできなかったと思います。もちろん最高の卒業式なんて夢の夢だったし、そんなことも考えていなかったと思います。
だから先生にはすごく感謝しています。

いよいよ今日は卒業式です。
自分たちの力でこの卒業式を素晴らしいものにします。
目標としては、会場にいる先生方、お母さんたち、お客さんたちを感動で泣かせてみせます。
そして、みんなが納得するような卒業式にします。
「史上最高の卒業式」をすることで、一生忘れない思い出を作ります。

最後に千羽づるをみんなで折ったので受け取ってください。

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この文章で、子どもたちの言いたかったことはほとんど表せたと思います。
卒業生のみんな、ちがっていたらコメントしてね。
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