本の紹介 「打たれ強い」チームの作り方

「打たれ強い」チームのつくり方
岡本 正善
PHP研究所

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ある意味、成功本の類の一冊です。

最近、井上のアンテナにかかった「成功本の読み方」があります。成功本を読むには2種類の人間に分かれるというのです。

①「そうそう!」と共感して読める人
②「なるほど!」と発見をする人

どちらが良いのかというと、①の「そうそう!」タイプです。

成功本は、著者の成功体験が書かれているわけで、それが自分に当てはまるのかどうかは分かりません。「そうそう!」と読める人は、すでにそこに書かれていることを実践できている人であって、自分の行動の裏付けに成功本を使うことになります。

②の「なるほど!」と思う人は、それまでの人生の中で、自分がやってこなかったことを発見しているので、成功本を読んだ効果がすぐには顕れません。成功法則を自分自身の生活習慣に定着させるまでの努力を必要とします。これにはけっこうなエネルギーを使うでしょう。


教員の立場として言わせてもらうと、教育書の読み方も同じだなと思います。

すでに飛び抜けた実践をしてきた先生は、他の先生が書いた本を読んで、「そうそう!」と共感し、自分のやり方に自信を深めるわけです。

教育書を読んで、「なるほど!」と思った人は、現在成長途上だと自己認識すれば良いのではないでしょうか。でもね!全然本を読まない教員もいる中で、本を読んで「なるほど!」と思うことはすごく大事です。「なるほど」をくり返していくうちに、「そうそう!」と言えるだけの実力がそなわっていくと私は思います。


今回紹介する「打たれ強いチームの作り方」・・・・・私は「そうそう!」と思うことがほとんどでしたが、「なるほど!」と思うこともたくさんあったので、自分自身の実力をもっともっと伸ばしていかなくてはならないなと思ったわけです。



ん・・・・・ちょっと傲慢な文章になっちゃったかな???
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