ファミリーマートカップ全日本バレーボール小学生大会予選が終わりました。辰巳ジャンプは前回の19位から順位を4つあげて支部第15位となりました。体育館が使えなくなったジプシーチーム・さらにキャプテンが転居でぬけてしまい素人集団になったにもかかわらず、よく順位を上げたものだと感心しています。これは毎週、快く辰巳ジャンプを受け入れて下さったジュニアファイターズさんや弥生第一さんのおかげです。4月の1ヶ月間で子どもたちはどんどん上達しましたし、たくさんの経験を積んでバレーボールの本当の楽しさに目覚めることができました。
練習試合の中で、思うようなプレーができなくて、みんな涙を流しました。強いチームの6年生が見せてくれるレベルの高いバレーボールを自分たちもしたいのに、実際にやってみると本当に難しいことを学び、何度も何度もその壁にはね返されて、悔しくて悔しくて泣いた。そんな思いを経験することで子どもたちは確実に心が強くなってきたと思います。この悔しさはスポーツをしていないと絶対に経験できないことです。
4月末の練習試合に来てくれた二人の先輩たちもまた、小学生時代に何度も悔しい思いをし、それを乗り越えてきたからこそ、今の彼女たち自身の進路という課題に真剣に取り組み、果敢にチャレンジできているのだと思います。それを後輩の小学生たちに伝えたいという熱い思いをもって練習に来てくれるのです。ありがたいことですね。
題名にある通り、私が育てたいのはバレーボールで勝てるチームでもありますが、それと同時に「キラキラ輝いている子どもたち」にしてあげたい。ダイヤモンドのように強くて美しい子どもたちにしてあげたい。そのためにいろんな磨き方で指導をしているつもりです。
21世紀スタートに誕生した子どもたち。実は辰巳ジャンプの子どもたちだけでなく、昨年度、井上学級で教えた子どもたちにも共通している良さがあります。それは、自分の思いを素直に表現できることです。そして指導する教員に一生懸命に応えようとしてくれる健気な気持ちを持っています。すでに私の心の中では、みんな「キラキラ輝く子どもたち」であり、失うことのできないかけがえのない存在になっています。
しかし、小学生バレーボールはそんなに甘くはありません。特に江東・江戸川・中央・墨田の東京第3支部を勝ち抜くためには、東京都大会の優勝目標にするくらいの気概がないと決して勝ち抜けない厳しい地域です。
見ている人みんなが応援したくなるチームを目指して、今日からまた努力精進していきましょう。
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