過去は変えられない・・・しかし未来の努力で意味を変えられる

新しい部員がどんどん増えそうな辰巳ジャンプです。

ロンドンオリンピック最終予選も始まりましたので、ここ1ヶ月間は部員募集に全力を注ぐ期間にしたいと思っています。ありがたいことに4年生の部員が増えて今日時点で8人。さらに1人入りたいと言っている子がいると聞いています。

辰巳ジャンプの部員拡大作戦は「アファメーション」と「口コミ」と「ビラ50枚」「募集カード250枚」で行います。

「アファメーション」
自己肯定をするための暗示作戦のことを言います。現在型の文章で肯定的な合い言葉を唱えることで、自分たちの中にあるマイナスな潜在意識を消去します。その合い言葉は「私たちは世界一だ!」です。このプラスイメージが腑に落ちると、現役部員の子どもたちが確信をもって知り合いを誘えるようになります。この響きあった心による触発が、新入部員募集の最大のエネルギーになります。「口コミ」効果がエネルギー充填120%状態になるわけです。

この状態で募集のための材料を与えてあげれば良いわけで、「ビラ50枚」と名刺サイズの募集カード「250枚」を子どもたちに渡して楽しく募集活動をしてもらいます。

今の6年生の半数は、こうした活動で入部してきた子どもたちです。

今回の募集で2年生がたくさん入部してくれるはずです。かわいい2年生をやさしく教えていきましょう。



さて、今日の練習ノートへのコメントで、6年生全員にこのような言葉を書き残しました。

「過去は変えられない。しかし、その“意味”は、未来に向かう努力によって変えられる。」

まるで、私自身に言い聞かせるように子どもたちのノートに書いていきました。

起きてしまった悔しい出来事。負けたことはすでに過去のことであり、変えることはできません。しかし、この悔しさをバネにして、これからの練習(未来)に努力することによって、負けたことでさえも大きく力にしていくことができる。だから勇気を出して、新しいチーム作りをスタートすることにしました。



4年生チームには将来有望な新入部員が入ってきました。
レギュラー争いもきびしくなってきます。
いつでもどこでも「全力パフォーマンス」ができるチームなので、おそらく辰巳ジャンプが目指している「誰もが応援したくなるチーム」を本当に実現してくれるチームになることでしょう。
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ありがたいことに負けたのに練習試合の依頼が入る

先週の試合の敗戦を、とうとう1週間ひきづりつづけた井上です。夜も寝られない日々が続きました。

何をしていても、負けた試合のことがフラッシュバックしてきます。あの時、こう話してあげれば良かったとか、試合前にこうしてあげれば良かったとか、後悔ばかり。かわいそうなことになってしまった辰巳ジャンプの子どもたちの顔が見れない、練習にも普通に行けないとまで思いつめていました。

朝方になると、辰巳ジャンプの6年生の顔が夢に出てくる。

そして、自分が疲れていたことを理由にして、全力のベンチワークをすることができなかったことを後悔し続けた1週間でした。


そんな傷心の私を元気づけてくれるのも辰巳ジャンプの子どもたちなのです。

予選で負けてしまい、都大会に行けなくなったにもかかわらず、他チームからの練習試合のお願いが入ってきます。「うちは負けたチームですよ。」と遠慮するのですが、「そんなことないですよ。」と言われます。辰巳ジャンプの子どもたちの力が伝わっているからこそ、そういう声がかかるのでしょう。

また、新しい部員も続々と増えています。
オリンピック最終予選が始まる時期をねらって、部員募集に全力をあげようとおもっていた矢先に、努力もしないのに次々と部員が増えるのは、不思議な意味があるのでしょう。これもまた、辰巳ジャンプの下級生たちが、私に言われたわけでもないのに頑張って誘っているからでしょう。

本当に今の辰巳ジャンプの子どもたちには心が救われます。


今日からまた、勇気をだして新しい一歩を踏み出したいと思います。
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