辰巳ジャンプの子どもたち。昨日と今日の2日間、半合宿状態の練習メニューをこなすことによって、一段とレベルアップすることができました。フローターサーブを打てるようになった子が新たに3人。これまでサーブが入らなかった2年生Nさんが連続で入るようになる。変化球サーブに目覚めた子。スパイクのコツをつかみ始めて、打てるようになってきた子が何人も出てきました。現時点で常時練習参加している5年生8人は、誰を試合に出してもそれなりに活躍してくれるレベルに到達しました。いよいよ熾烈(しれつ)なレギュラー争いが始まります。体育館での練習では差はつきません。平日の誰も見ていない時にコツコツと努力している子が半年後の東京新聞杯ではレギュラーとなっていくはずです。
さて、我がチームでは東京都教育委員会が全面的に推し進めている「言語能力向上」について実践研究していくことにしました。練習ノートの書き方を細かく指導することによって、子どもたちの言語能力を向上させ、「思考力・判断力・表現力」を伸ばしていく方法を研究します。私の教育実践の場は、辰巳ジャンプの子どもたちへの指導しかありません。そこで、私の持てるすべての教育技術は辰巳ジャンプの子どもたちへ注ぎ込もうと思っています。実践研究の結果、効果のあるものは学校教育現場にも提案し、最先端の教育方法を開発していこうとしています。
バレーボールを通して他チームでは伸ばせない分野の能力を、私は伸ばすつもりです。今回、私が指導した通りにバレーボールの練習ノートを書くことによって、学校の成績は半年後に必ず良くなります。
そのノート術がこちらのリンクです。
「練習ノートの書き方」(言語能力を向上させるノート法)
このPDF資料には、東京都教育委員会が推進している「言語能力向上推進校」の実践をたっぷり盛り込んであります。毎回これを書いていくには確かにエネルギーが必要ですが、脳の力をつけていきたいならば、多少の努力はしなくてはなりません。このマニュアル通りにノートを書くことで、バレーボールも上達し、頭も良くなるのですから、辰巳ジャンプの子どもは少し頑張って書くようにしましょう。
最後に東京都教育委員会のサイト内にある「言語能力向上」のためのコーナーをリンクしておきます。
チームの保護者の皆様はぜひ一度、目を通しておいてください。私が実践していることの背景がここにあります。
東京都教育委員会「言葉の力再生プロジェクト」