昨日のバレーボール教室はお楽しみ会的イメージで、楽しさ優先で活動しました。子供たちの話によると、3年生の女子が「バレーボール部に入りたい」と言っていたようです。3年生チームが増えてきそうですね。
さて、今日から猛練習第2ステップに入りました。第1ステップとは練習内容が変わっています。4年生以上は私が指導を担当し、少し強めのボールを出すようにしています。このチームではあまり指導しなかった「ディグレシーブ」の練習にも入りました。今日のような練習がお盆前まで続きます。強いボール、速いボールに慣れていくことで、公式戦に出た時の粘り強さがちがってきます。今日、大会開催の調整連絡があり、9月中に大田区秋季大会を行うことになりそうなので、この大会のまずは1勝を目指して練習しましょう。
私からきびしい言葉かけをされている子が何人かいます。練習最後のミーティングで次のように話しました。
「私から厳しい言葉をかけられている子がいると思うけれども、その理由は、今のタイミングでしっかりと技術を伸ばすことができれば、これからいっぺんに成長できるところにきている子に、厳しく指導しています。だから『頭を使って考えろ』とか『どうしてほしくてそんなパスを出したのか?』などと言われている子は、今がチャンスと思うことが大事です。反対に、あまり厳しい言葉を言われていない子は、自分はまだまだなんだなと思って、私の向かってくるような練習態度を見せるべきです。」
4年生男子のS.Y君は、練習ノートに「自分が一番声を出して練習する」といつも書いてきます。その通りで、毎日の声出しで声がかれてしまい、今日は演歌歌手のような声で練習していました。これはすばらしいことです。自分でノートに書いて通り、だれに言われるでもなく、声を出して練習してきたからこそ、のどの調子がおかしくなったのです。
「おもいきり声を出しなさい」と指導しても、なぜか出せない子もいます。それはふだんから大きな声を出した経験がないからです。バレーボールはそれでは通用しません。矢口タートルズ練習訓「いつも元気に声を出し笑顔でバレーを楽しむこと」の通りにやらなくてはなりません。各家庭の宿題として、練習訓を暗唱できるようにしていただけるとありがたいです。
【矢口タートルズ練習訓】
一 あいさつと、感謝の気持ちを、つねに忘れないこと
一 いつも元気に声を出し、笑顔でバレーを楽しむこと
一 全力、集中、励まし、ぜったいにあきらめない人間力をきたえること