第35回全日本バレーボール小学生大会(混合)決勝戦

第35回全日本バレーボール小学生大会(混合)決勝戦


ピンクのユニホーム、京都の陵ヶ岡チームは全国大会の常連です。
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39人のたくさんの子供たちでバレーボール教室

写真をご覧ください。体育館、所せましとたくさんの子供たちがバレーボールを楽しみました。その人数39人。今の時代、こんなに大人数の練習場面を見ることができる小学生バレーボーチームがどこにあるでしょうか。

私が校長を務める学校は、夏休み中に「サマーワークショップ」という、地域のボランティアの方々による体験学習が行われています。ワークショップの例をいくつかあげれば、ドミノ倒し、麦茶作り、茶道教室、ファイナンシャル教室、読書教室、科学教室、タイル細工教室、ドッジボール教室、野球教室、サッカー教室、バスケットボール教室など、30ショップを超えるにぎわいを見せています。どのショップも申し込みが多く、定員オーバーして、抽選の末、子供たちが参加しているくらいに活発に取り組んでいます。このような流れを創設してくださったのは、平成12~14年に第26代校長を務めていらっしゃった「総合的な学習の時間」や「学校マネジメント」で著名な清水一豊先生です。今日のバレーボール教室は、私の所持している日本スポーツ協会公認「バレーボール指導員」の資格を生かしたワークショップの形式をとっています。

矢口タートルズの部員は、1年4人、2年1人、3年5人、4年5人、5年6人、6年2人の計23人参加。今日の体験メンバーは16人いたので、全部で39人という大人数となったわけです。

今日の指導のねらいとしては、
(1)タートルズ部員は、体験で来ている子たちに、ていねいに教えることで、自分たちが身に付けてきたバレーボール技術のレベルが高いことをふりかえり、自分たちの努力がまちがいないことを確かめる。
(2)体験で来ている子たちに、ていねいに教えることで、バレーボールの楽しさを伝えられる力を高める。
(3)体験で来ている子たちは、バレーボールは楽しいスポーツであることを味わい、体育のソフトバレーボールの授業を楽しみに思う気持ちをもたせる。
(4)体験できている子は、状況が許すならば、矢口タートルズに入部したい気持ちを高める。

前半はラダートレーニングを含めた基礎的な練習を行い、後半は4チームに分けてトーナメント試合を行うことで、ラリーの楽しさを知るという流れにしました。日ごろから、サッカー等のスポーツをしている子供たちは、さすがにボール慣れしていて、サーブ練習の1本目から、フローターサーブを入れてしまう高学年もいました。

実は以前にも書きましたが、私は本校2年生全体の体力訓練が重要課題だと思っていまして、今日の2年生の様子を見ていても、(やはりそうだ、様々な経験が圧倒的に不足している、多くの子がバレーボール部に入って、神経系の運動訓練をたくさんしないと大変なことになる。)と強く感じました。参加数も少ないですよね。そのことじたいが課題の大きさを象徴しているのです。2年生学年は子供も保護者も一緒に運動をするべきだと、あらためて主張しておきます。根拠となるのはこの本です。


明日から夏季猛練習第2ステージに入ります。
4年生以上は、かなりしぼりこむつもりです。
一気にレベルアップさせることを目標として指導していきます。
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