教育大会は三次予選で敗退

保護者の皆様には今日も応援いただきありがとうございました。
都大会に向けての厳しい予選会が敗退で終わり、明日から次のステップに進みます。

昨日から、これはまずいなぁと思っていました。選手全員の調子が下がっていたのです。
矢口タートルズはブロックが機能しないため、サーブで勝負するしかないチームです。そのサーブが昨日から絶不調になっていました。1週間前はそうではなかったのに、水曜・木曜・金曜とたった3日間練習をしなかっただけで、まさかの1,2番手のサーブが入らなくなっていました。うちはこのサーブで勝ち上がってきたチームだったため、ここで点を取れなかったら勝ち目がありません。昨日の練習でも成功率は60~70%。これを修正することができず、今日を迎えてしまいました。

そのサーブの数値をお伝えすると、
【サーブ成功率】チーム 76.6%
1位 I.A 100%
2位 N.A 88.9%
3位 F.Y 87.5%
4位 N.S 85.7%
5位 I.H 70%
6位 T.H 55%

【サービスエース率】チーム 21.3%
1位 O.R 50%
2位 I.H 30%
3位 F.Y 25%
4位 N.A T.H 22.2%

【サーブ得点率】チーム 38,3%
1位 O.R 50%
2位 N.A 44.4%
3位 N.S 42.9%
4位 I.H 40%
5位 F.Y 37.5%
6位 T.H 33.3%

成功率1番手のサーブが70%、2番手のサーブが55%という数字は、新チームになってからの最低数値になります。
それでも小学生は日によって調子が変わることもあるため、今日は調子を取り戻してくれると期待していましたが、残念なことに昨日の不調を引きずって今日を迎えてしまいました。こうなるとベンチワークだけではどうすることもできず、昨日から私が心配していた通りの試合になってしまいました。
都大会を勝ち取る最終盤の試合では、「この1本」を取れるかどうかで勝敗が変わります。「この1本」をことごとくミスしてしまったのが今日の矢口タートルズです。


今思えば、昨日、試合練習などしないで、徹底的に調子を取り戻す練習をすべきだったと反省しています。
実はこのあたりに、「親子同好会」という組織形態をとっている欠点があることは事実です。「大人のアドバイス」「大人の声かけ」が多すぎて、課題を解決するために子供だけで苦しみながら考え出すという場面が極端に少なくなっています。子供たちは大人の言うことに従っていればよい状態が多い。そのため無意識のうちに「他人(大人)だより」になっているため、今日のような、子供同士の厳しい局面になると「無言」になるのです。「励まし合う」ことすらしなくなります。主体性がないといってもよいでしょう。

また、手加減をしてくれる大人チームを相手にしているため、どこかで「ゆるゆるの精神性」につかっていて、ここ一番の勝負場面でミスが出る。この教育大会では一次予選から、そんな「あまあまな」試合から抜け出すことができませんでした。

今後のことについて、大人メンバーの皆様にお願いするとすれば、明日から子供と試合をする機会がある場合は、本気モードで21-0を目標に相手をしてほしいということです。本気の大人チームを相手にして、子供たちが全勝するようになったら、子供が相手のチームに負けることはなくなるでしょう。


ところで私自身は、この3月で現職5年目を終わります。
通常、私の職責だと、「4年で他校に異動せよ」が一般的です。そんなことも視野に入れながら、チーム運営をしていただけるとありがたいと思っています。残留か異動か、どうなるかはまったく分かりません。しかし、父親が1月25日に亡くなったといいう私的な大変化もあって、2024年は公私ともに、いろいろと動きがある予感はしています。
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