私は聞きもらなさい!

体育で『ポン・ピュン・ラン』を教えるための導入をしています。
開発者の福島大学・川口先生が教えれば2時間で「0.5秒」はタイムを縮めることができるのですが、なにぶん陸上素人の私です。2時間では成果を出せません。

そこで私流にアレンジして、3~4授業時間教えれば記録が出るように指導をします。

小学校の短距離走は、多くがただ「走れ」としているだけで、走り方の理論を教えられる人が少ないと把握しています。なので「走り方」を教えれば、確実にタイムが縮まるのです。


さて、それはそれで置いておきます。

今日の練習中に、私の耳のレーダーに飛び込んできた素晴らしい言葉がありました。
「ガンバレッ!」
これを口にした○○くん、先週からの1週間で別人になったかのように明るくなりました。おそらく本人も無意識のうちに「ガンバレッ!」と言ったのでしょうが、井上は聞きもらしませんよ! しっかり聞いていましたよ!
人に対して「ガンバレ」を言える状態になった。「ゆとり教育」じゃないですか!
「心のゆとり教育」です。

「ゆとり」は時間が生み出すものではありません。
人間の脳が「ゆとり」を感じるか否かだと思っています。
そう感じさせる教室の「空気」が大事だと思っています。

これからもっともっと「空気」を操っていきますよ~!(笑)


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開成番長とご対面しました

昨晩遅くまで、『開成番長の勉強術』である繁田和貴さんと食事をしながら語り合いました。目に力のある好男子です。しかも江東区出身です。

年齢は私の方がかなり上なのですが、予想以上に話がはずんで、教育談義だけでなく、ZARD談義、ラーメン談義にまで花を咲かせました(笑)

江東区内のラーメン店で、
「南砂の『とうかんや』はご存知ですか?」
「ハイハイ!知ってますよ! 美味いですよね!門仲の『こうかいぼう』もいいですよね。」
「ええ、行きました。あっさりしたスープが美味いですね。」
「西大島の『蘭丸』は?」
「亀戸の『豚竜』は?」
「『武蔵』は?『五行』は?」
「『麻布ラーメン』も好きです。」
次々飛び出るラーメン店の名前。

そして、その話をしている場所が、品川駅のガード下にある『麺達七人衆 品達』の中の一店『せたが屋』。かなり面白い会話ができました。


すごく真面目な話もしたんですよ。

「これまでの教育のやり方では新しい時代に必要な力が伸びない。」
「ひとつの答えを求めるような教育ではなく、いろんな角度から発想していける能力を養う教育に変わらなくてはならない。」
「これから時代を生きていくには、目標設定をしっかりできる力が絶対に必要になってくる。」
「具体的な目標イメージを持って、それに向かって努力していく中に個性が育まれる。」
「若手の教員や塾の講師を育成していくために、人生の中で巻き起こってくる諸問題を解決していく力=問題解決能力を研修していけるようにしたい。」
「セレンディピティが起こるような考え方を持っている必要がある。」

などなど、かなり熱く語り合いました。


後でふと振り返って、自分のことを考えると、よくまああれだけ優秀な若手と同等レベルの話を止めどなくできたものだ、1年以上真剣に授業開発をしてきたことで、自分自身に大きな知識と智慧と実践に裏打ちされた理論ができあがっていたんだと理解できました。見えないものですよね、自分自身のことって、一番。


来週もまた、マインドマップではすごく有名な若手と語り合います。自分のマインドマップを20枚ずつ持ち寄って、見ながら交流をしましょうと約束しています。何が生まれるか楽しみです。


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空気が変われば人も変わる

新6年生の2週間目に入りました。
井上の目は、必死になって「子どもの目の輝き」を探し求めています。ほんのわずかでも表に出した人間性の芽を見逃すことなく行動しようと、自分に言い聞かせています。

井上が作り出す空気(情報空間=深層心理)の中で、子ども達自身はそれほど努力することなく変化していけるように神経を使っています。子ども達が絶対に気づかないくらいの深くて見えない精神世界でのせめぎ合いをし、それに私が負けるわけにいかないので、一瞬も油断することなく戦っている状況です。
“マイナスオーラの底なし沼”に子ども達を落としてはならない。足を踏み入れる前に、何としても止めなくてはならない。足場をしっかり固めて、全員の向上心=ポジティブオーラを引き出さなくてはならない。

学校全体をその空気で包み込んでいくくらいの気迫で臨んでいますから、1日が終わると「フ~ッ」とまるで全身から魂が抜けていくような感覚があります。


今日の「1年生を迎える会」では、全校でゲームをする場面があったのですが、ここで井上アンテナをピ~~~ンと伸ばし切って、6年生一人一人の「目」を追い続けていきました。

目を見れば、その人が頑張ろうとしているのか、思いやりの気持ちにあふれているのか、逆にふざけたり怠けたりしているのか、全部分かってしまいます。しかも一瞬のうちに。

あっちへこっちへ動きながら、全員の目を確認していきました。嬉しいことに、6年生の「おもいやりの目」をたくさん見つけることができました。

1日にたったひとつでも良い。
たった一歩でも良いじゃないですか。
前進していきたいのです。


明日はやっと、マインドマップを本格的に描いてもらう授業ができます。
今回はどんなことが起こっても微動だにせず、粛々と井上講座を行うつもりです。

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開成番長の東大式ママドリル

おもしろいブログをご紹介します。

『開成番長の東大式ママドリル』

久我山にある進学塾の塾長である繁田和貴さんが週刊誌「女性自身」の依頼を受けて公開しているものです。

思考力を鍛えることのできる入試問題を繁田さんが解説している動画ブログです。大人が見ても面白いですよ。


私、繁田さんとは近々お会いして、教育談義をする予定です。
頭の回転が速い方なので、はたして私は話についていけるのでしょうか?(笑)

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目覚ましい成長! 新辰巳っ子

辰巳JUMP新チームの練習が順調に進んでいます。部員数がまだ足りないので、試合に出るのは当分見送りますが、私の予想を越える勢いで成長をしている子どもたちなので、かなり早めに復活できそうです。


現時点で3年生のサーブが入り出したことに驚いています。私はゴールデンウィーク明けに入り始めたらいいなぁと思っていたのです。約1ヶ月も早い。頑張りますね、子どもたち!


レシーブの練習もかなり慣れてきて、少しずつバレーボールらしくなってきました。しばらく練習を見ていない保護者の方が見に来たら驚くと思いますよ。
それほど急成長しています。



ところで、ちょっとかわいいエピソードを紹介しましょう。

部員の弟、妹(幼児)たち、自分のお姉さんたちが3月の試合の時に『イノッチ車』に乗っているのを見て、どうしても『イノッチ車』に乗りたい!と、あこがれの気持ちを持ったらしいのです。
そこで今日は練習後にちょっとだけ乗車体験をさせてあげました。
もちろん大喜び。

かつてイノッチ車は、辰巳JUMPのレギュラーにならないと乗ることができない『あこがれのイノッチ車』と言われていました。それが復活した微笑ましいエピソードでした。

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褒められる子どもたち

新学年がスタートして4日。

6年生に対する校内の評価はうなぎ登りです。

入学式準備から始まり、1年生の世話、委員会活動でのリーダーシップ、そして何よりも高い評価をしているのが、『表情が良くなった』『あいさつの声が変わった』という点です。


私は昨日、子どもたちに大変厳しい指導を入れました。マイナスの行動を制御するための無茶な手段をつかいました。そして、子どもたちからの反発を楽しみに待っていましたが、私の予想に反して、子どもたちは私の指導を真っ直ぐに受け止めてくれたようです。

今日は身体測定で隙間の時間が生まれてしまったこともあり、これはチャンスと『昨日の指導についてどう思うか?』を作文に書いてもらいました。
読めば本当に真剣に、子どもたちが伸びようとしていることが伝わってきます。


『私たちは学校の看板なのだから、しっかりしなくてはいけないと思います。』

『小学校最後の1年間で、みんなとの思い出をたくさん作りたい。』

『問題が起こったら、それは6年生全員の問題だと思う。その責任をみんなで取らなくてはいけないと思う。』

『人間は失敗から学ぶ生き物だから、先生、口げんかくらいは許して下さい。』

『みんなで注意していけば、きっと良い学年になると思う。』



この6年生は、非常に高い能力を持っています。これまで私が教えてきた10回の6年生の中でも上位のレベルにあります。

可能性の塊です。


この可能性の扉の開け方があります。

子どもたち自身が持っている、目には見えない『素直な心のカギ』を使えたら、簡単に扉が開きます。


そのためには、大人が、自分の子どもだけではなく、全員ですべての子どもを励ましていくんだと、心の壁を破ることが近道です。

過去の記憶をできる限り消すことによって、本来持っている輝ける生命を引き出していくことができます。これを「U理論」と言うそうです。

新しい明日に向かって進むことにしましょう。

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ありがとう!

新学期がスタートし、新しい学年を担任しました。
昨年に続いて6年生の担任です。教務主幹も兼任することにもなりました。

スタートから3日間が過ぎました。
今、一人で3日間を振り返っているうちに、涙が止まらなくなりました。

「ありがとう」
「ありがとう」
「ありがとう」

一人一人の子ども達の姿に、言葉にならない思いがあふれてきたからです。

すぐに新しいパートナーとなった隣のクラスの担任とメールでやりとりをしました。

これが正直な学年担任の気持ち。
隠す必要もないので、ブログで情報発信します。

*********************

【1組担任 井上発信】

今日はお疲れ様でした。

一人になって1日を振り返っているうちに、6年生の子どもたちに対して感謝の気持ちが湧いてきて、グッときてしまったのでメールしました。

「ああ、この子達が今の姿で課題をくれるから、僕たちは信じられない勢いで、教師としての力を伸ばしてもらえている。」

そう思わない?

だからさ、明日は子どもたちに「ありがとう」を何回言えるか心がけよう!

子どもには罪はない。
子どもは大人の鏡だよ。

「ありがとう」です。
よろしく!


【2組担任・H井 返信】

「ありがとう」です。

ほんとにどのようにこちらが心構えをして臨むかで違いますね。

今日いっしょに授業に入ってくれたY先生が、
「あの子たちは今、3月までとは明らかに違う。あの子たち自身が変わりたいと強く思ってるのをすごく感じる。だから悲観的にならないで見てあげてほしい。私も見ますから、また以前のように痩せていかないでね(笑)」
と話してくださいました。

今、大きな力が動いているのを感じます。

「ありがとう」

今年は教師として、人として、グッと深くなれると感じています。
いや必ずなります。

こんな機会を「ありがとう!」
すべてのもの「ありがとう!」です。

私は今年が楽しみでなりません。
まだまだ自分を鍛えますので、ビシビシとお願いします。

****************************


まだ泣けてきたことがあります。

今日は「マインドマップ」を描けるようにするための導入を2時間授業したのですが、「実例は説明よりも大きな説得力を持つ」ということをあらためて感じさせられました。と言いますのも、現中1の子たちが作ってきた奇跡のようなエピソードを、今の6年生に生々しく聞かせてあげられるのです。

日本中の多くの先生方に「マインドマップ」の力を伝え、衝撃を与えてきた事例です。小学6年生に同じように聞かせたら、学習に対する世界観が変わるに決まっています。

今日の私の授業の後に、顔を真っ赤にしながらこんなふうに話しかけてきた子がいます。
「先生!僕もマインドマップで勉強したら○○中学に合格するのかな?」
「先生!私も成績があがるかな?」

大丈夫!
真面目に、そして素直に、井上の言っていることを実行すれば、必ず実現します。

現中1の子たちが、明るくて周りの人たちを元気にさせていった姿を、今の6年生は身近で見て感じています。日本中の先生方に話している内容とは説得力が違います。目の前で見ているのですから。

そう考えると、卒業していった子ども達が、あれだけ、あれだけ、頑張ってくれたことが、後輩を精一杯励ましてくれているように感じられ、涙が止まらなくなってしまいました。

ありがとう!!!
本当にありがとう!

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辻真先(つじまさき)先生のお話 【マインドマップ化】


 


平成21年3月10日、私は森下文化センターに辻真先(つじまさき)先生を訪ねました。

辻先生は脚本家としてテレビの黎明期を創り上げてきた歴史的人物です。その脚本作品には「エイトマン(1963年)」「鉄腕アトム(1963年)」「オバケのQ太郎(1965年)」「サイボーグ009(1968年)」「巨人の星(1968年)」「サザエさん(1969年)」「デビルマン(1972年)」等があります。
まさに辻先生は、昭和40年代の日本のアニメ草創期・全盛期を支えてこられた方です。


なぜ私が辻先生のところに出向いたのかというとこんな経緯がありました。

昨年12月に、国語で「平和のとりでを築く」という授業をしていた時に、それを知った名古屋大学の榊原千鶴助教からこのようなお話を頂いたのです。

「井上先生は、『サイボーグ009』シリーズの一作、『太平洋の亡霊』をご覧になったことはおありですか? 過日開催した「秋季サロン」。アニメ脚本家&ミステリー作家の辻真先さんをお招きし、ご講演とともに上映したのが辻さんのオリジナル脚本による『太平洋の亡霊』です。
同作は、反戦メッセージの強い作品で、広島の原爆碑文や、最後には『憲法9条の全文』が流れたりします。
その中には、1946年のビキニ環礁での核実験で使われた日本海軍の戦艦長門をはじめとする戦艦なども登場します。
もし、井上先生がご覧になっていなくて、見てみようかなと思われたらご連絡下さい。私は秋季サロン用に個人的にDVDを2本購入したので、一本を無期限でお貸しできます。」

こういうお話はすぐに飛びつく井上です。

榊原先生のブログ「センツルのひとりごと
写真の桜は榊原先生からのプレゼント。愛知県の桜です。

DVDを拝見して、「これは子ども達が理解しようがしまいが、見せておく必要がある!」と感じ、授業で使いました。そして6年生の子ども達が一生懸命書いた感想文を、辻先生に直接手渡したかったわけです。


森下文化センターでの「エッセー講座」に臨まれるまでの1時間、私はただひたすら辻先生のお話の聞き役に徹しました。なぜなら、
「戦争の時のように、情報にだまされるような時代を二度と作ってはいけない!そのために命ある限り書いて、話して、後世に残しておきたいことがいっぱいある!」
という辻先生の思いを感じ取ったからです。このお話は私の記憶に刻んでおかなくてはならない。そう思いました。

面談が終わった後、帰りの電車内ですぐに書いたのが1枚目の画像のメモマップです。自分の記憶には、この1枚で十分残りましたが、約1ヶ月たった今日、本気のマインドマップを描いてみました。それが2枚目です。

本気マップを描いてみて、改めて辻先生の思いに迫れたような気がしました。

(辻先生のお話を再生して記事にした方がいいですかねぇ?)

サイボーグ009 1968 DVD-COLLECTION

TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

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新6年生が考えてきたことをマインドマップにしてみました

画像は春休み前に5年生の子が個人的に「見てください」と私の所に持ってきたメモを元にしてマインドマップにしたものです。

この子はマインドマップをしっかり学んだわけではないので、「マインドマップってこれでいいんですか?」と持ってきたものは、フィンランド式の「カルタ」またはウェビングマップのようなものだったわけです。

物事は目的に応じていろんな手法を用いて思考すれば良いので、何が優れているとか劣っているとかいうことはないと思っていますが、よく質問をされることのひとつに、「マインドマップとコンセプトマップの違いは何ですか?」「ウェビングと何がちがうんですか?」「シンプルマッピングとのちがいは?」というものがありますので、簡単に触れておきましょう。

マインドマップでの教育実践を1年強続けてきて感じた私の私見ですので、トニー・ブザンが言ったものではありません。その点を最初にお断りしておきます。

物事を思考するだけであるならば、自分がやりやすい手法を用いれば良いと感じます。実際に私自身もアイデアを湧かす時には本格的なマインドマップを描きません。メモ帳にシンプルに書き込みながら「速射マップ」を何枚何枚もかきます。この作業は外を歩きながらやることが多いです。なぜ外を歩くかというと、全身運動をしながら五感をフルに回転させることができる気がするからです。授業アイデアが最も出る場所は、駅から学校までの10分間の歩きの間です。

このたくさんある速射メモを元にして、本格的なマインドマップに描き直します。
この作業は単なる発想法の領域を超えていると感じます。脳活性法の領域に進んでいると思います。つまり「全脳思考=ホールブレイン」の状態を作り出してくれる感覚があります。

***********************

さて、私に本格的なマインドマップを描かせてくれたこの子がいったい何を考えてきたのかと言いますと、大変哲学的なことを深々と考えてきたわけです。

「人は何のために学ぶのか?」
「人はどうして生きるのか?」
「人はどうして死んでしまうのか?」
「時間はどうしてもどってくれないのか?」
「大切な人はどうして生き返らないのか?」
               などなど・・・・・

そこで「ここまで考えたなら、マインドマップに描き直してあげたい」と思って、けっこう頑張って描いたのです。

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