「卒業文集に書いた夢は実現しやすい」~読売新聞・石川佳純選手の記事より~

今日の読売新聞社会面にオリンピックの卓球競技でベスト4に入った石川佳純さんのことが大きな記事になっていました。この記事では、石川選手の小学校の卒業文集が写真入りで紹介され、そこには多くのアスリートと同じように、夢について書かれていました。

「私の将来の夢は、オリンピックに出ることです。オリンピックに出るだけではなく、世界で活躍できる選手になりたいです。」

「私がこれから目標にすることは、だれからも好かれる人になって、おめでとうって応援してもらえる選手になることです。」

(やっぱり夢のことを具体的に書いていたんだな。)
これが私の感想です。


辰巳ジャンプの子どもたちには、この石川選手と同じレベルのメンタル面をもてるように育ててきました。持って生まれた運動センスというものは、努力だけではどうにもならないこともありましょう。しかし、夢を実現しようとする“思い”を持つことは、誰にも公平に与えられた宝物なのです。

また、辰巳ジャンプ全員が「誰もが応援したくなるチーム・選手」を目標にしてきたことも、石川選手の卒業文集に書かれていることとまったく同じです。
子どもたちだけでなく、チームを支えて下さっている保護者の皆さんも、「辰巳ジャンプの子どもたちは、誰もが応援したくなるチームを目指しています。」と、他チームの保護者の方々に語れるほど、この考え方はチーム内に徹底されています。

これからも「誰もが応援したくなるチーム作り」「自分の夢を宣言できる子どもの育成」に全力投球していきます。

6年生は夏休みの間に、卒業文集の中身を考え始め、自分の将来の力となる「アファメーション作文(夢宣言作文)」を書けるように準備しましょう。


ちなみに私自身の卒業アルバムには、
「将来、世界中の新聞にのるような大きなことをしている」
と書いてありますが、いちおう新聞、テレビ、ラジオ、雑誌、ウェブサイト等々、毎年のように取りあげていただきましたので、書いてある通りにはなったのではないかと思っています。

子どもの頃に、この夢を実現する方法を知っていたら、もっと大きなことを書いていただろうなと残念な気もします。


ところで、夢を実現させるための方法について、チーム内資料も作りました。この中に書いたことも紹介しておきます。

「卒業文集に夢を書くと実現する」
「夢は宣言すると叶う」
「自分の未来像(ビジョン)をはっきり持つと、苦しい努力が楽しみに変わる」
「常に夢を意識して生きることで、誰にも予想できないような力を発揮することができる」
「大きな夢からの逆算(逆思考)をして、スモールステップで階段状の計画を立てることで、現実性が増す」
「夢を人に語っていくと、必ず応援してくれる人、協力してくれる人との出会いが生まれる。この出会いこそ、夢実現への道を加速化させていく」
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