U10大会に見た辰巳っ子の素晴らしさ

保護者の皆様全員が知っているわけではないと思いますので、U10大会でのエピソードを紹介します。

この4年生以下の大会。開会式で「チーム紹介」をします。キャプテンがチームのことを紹介するイベントです。朝の監督ミーティングの時に「今日は開会式で全チームがチーム紹介をします。」という話題になった時に、私は、
(しまった~!忘れていた!子どもたちにチーム紹介があることを伝え忘れた・・・どうしよう・・・)
と思っていました。

監督ミーティングが終わってすぐにキャプテンのところに行き、
「実は今日の開会式で、チーム紹介をすることになっているんだけど、できるかな?」
とたずねました。すると4年生のキャプテンは、
「はい、いちおう練習してきました。」
と言うではないですか。前日の練習の時には話題にもあがらなかったのに、4年生のキャプテンが自主的に考えてきた。
「ならば失敗しないように、今、練習してみて。」
とやらせてみると、
「おはようございます!私たちは江東区から来た辰巳ジャンプです!今日の試合では優勝目指して全力でプレーするのでよろしくお願いします!」
と言いました。よく考えてきました。一発で合格の内容でした。

自画自賛になりますが、辰巳ジャンプの子どもたちって、「誰もが応援したくなるチーム」を目指しているだけあって、子どもたちの心の中にも自分たちのことをしっかりアピールしていこうという気持ちが育っているのだと確信しました。

しかも、開会式本番では、4年生キャプテンが練習した言葉とはちがう言葉で、どのチームよりもキビキビとあいさつできたのです。

「私たちは今日の試合で最後まであきらめずに全力プレーをします!」

体育館中に響く大きな声でチーム紹介をすることができたので、会場にいた他チームの保護者の方々からも、「えらいね、しっかりあいさつできて、素晴らしいチームだね」というつぶやきが聞こえてきました。


こういうメンタルなことは、日頃から育てていないと即座にはできないことです。
4年生であっても「誰もが応援したくなる辰巳ジャンプ」を意識して行動することができている。それを確かめることができたU10大会の開会式でした。こういう素直な心根のチームは必ず大きな結果を残すようになります。「全力少女」をキャッチフレーズに進んでいる辰巳ジャンプ4年生チームに大きな拍手!
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