
このたび創業110周年を迎えた東武では、昨日から東上線の有楽町線直通用編成を用いて「110周年記念トレイン」の運行を始めました。かつて中学1年生の頃、なけなしの小遣いをはたいて73・78系を追い求め東上・越生線を訪れて以来、東武の奥深い魅力の虜となっている私としましても、110周年という節目はめでたい限り (^o^)。いまの東武は業平橋の再開発や50000系列の新造に必死なようですが、これからも渋い関東私鉄の味わいを大事にしつつ発展して欲しいものです。
ただし、だからといってわざわざ記念トレインを狙って東上線を訪れたわけではありません (爆)。昨日は仕事が早朝から午前中までだったことから、久しぶりに東上線を訪れ、辛うじて沢山走っている東上線8000系10連を記録しておこう……という目論見でした。というわけで、事前公開の110周年トレイン運用情報を全然チェックしていなかったのであります (^^;)。むしろ、どうせ8000系ではないですし (^^;;)、新木場=川越市間を1往復すると3時間かかりますので、ちょっと訪れる程度ではまず遭遇しないだろう……と割り切っていたのでした。
それでも、新河岸に次いで訪れた川越駅で「肝心の急行が上り有楽町直通とカブりまくりだし、天気が悪過ぎるので帰ろうか……」と思った矢先、イキナリHMを貼り付けた9151Fが現れましたので、偶然すぎる遭遇に驚くと同時に、儲けモノ気分も最高潮に! (^^;

そこで、本川越へ移動して西武新宿線で帰ろうという計画は速攻でボツとしまして (^^;;)、再び新河岸へ。光量は相変わらず少な過ぎ、感度をISO800に上げざるを得ない状況でしたが、何とか初日の勇姿を記録することが出来ました (^_^)。
その後はすかさずアタッシュケースを持って110周年トレイン・9151Fに乗車! すると……車内の広告スペースが全て東武歴代特急の写真で埋まっているではありませんか! (一例は1枚目の画像の左下) 東上線特急の画像は、「フライング東上」の青+黄帯5310系 (モノクロ) と「さだみね」のセイジクリーム8000系というあたり、やはり本線系の居並ぶ豪華車両に比べると役不足なのは否めません。でも、とにかく「鉄」であれば眼福を欲しいままに出来る車内であることは間違いありません。
ただ、せっかくの110周年企画が、こういう安っぽいステッカーを貼るだけというのは少々勿体ない気もします (^^;)。そこで以下、「こんな企画があれば最高だなぁ……」と思える個人的超妄想を列挙してみることにしましょう。
*トブコに放置されている57・78系の復元。
*5700・7300・7800・6000系の鉄道コレクション発売。
*8000系原型顔によるセイジクリーム塗装の復活。
*編成は何でも良いのでフライング東上号塗装の復活。
*ミクリイベントにおける6050系前パン車と850系の並び。
……うーん、無理ですかね〜(^^;)。