
正月三が日を凸型電機ネタで続けて来ましたが、折角なので蔵出しもう一丁! (爆) 遠州鉄道のバラストホキ牽引用として現存するED282です。
この車両は豊川鉄道の開業時に英国から輸入され、豊川鉄道が国鉄飯田線の一部となったことで国鉄式の番号を付与されました。東急のED301とは、英国製と国産の違いはあるものの、もと豊川鉄道の買収国鉄電機だという点で実はきょうだいの間柄だったりします。小ぶりな車体、特に細身なボンネット部が、かつてはプチでキュートな印象を振りまいていたのかも知れませんが、いまや御年何と83歳! 独特のゴツい台枠・台車部分は如何にも年増な雰囲気です (^^;)。

そんな英国婆婆 (本来は台湾EMU100形電車の愛称ながら、ふとこのELにも使ってみたくなってしまった……^^;) を遠州西ヶ崎にて撮影したのは、早いもので今から4年半前。初めて導入したばかりのデジタル一眼を片手に遠州鉄道を初乗車した際、青空をバックに佇む青いボディに感動して思わず途中下車してしまったのでした。死ぬほど蒸し暑い昼下がりで、車体には架線柱の影が落ちまくっていましたが (レタッチで消すのがやたらと大変でした ^^;;)、何はともあれ一期一会、汗ビッショリになりながら激写したのを思い出します。
次の課題は、パン上げシーンの撮影ですね~。確か数年前には撮影会があったと記憶しているのですが、日程が合わず行けませんでした (-_-)。休車扱いをこまめにかけて検査期限を延ばしているようで、とりあえず当面は安泰かなぁと思うのですが、車齢が車齢だけに気になるのも事実。他にも遠鉄といえば、釣掛も忘れないうちに乗っておかないと! 結局この日は西鹿島で撮影しただけでしたので……。