元日と2日、17運行 (但し14時頃渋谷で車両交換) として堂々と新春の東横線を快走した8017F。その横浜・元中方には「謹賀新年」HMが付いていたのに対し、渋谷方には「元旦」HMが付いておりました! デザイン的には、さよなら運転でも再現された特急幕を踏襲したものでしょう! 前回ご紹介した白楽駅進入シーンを撮影したのち、すかさず後追い撮影をしたところ、何とHMが全然違う!……というわけで、朝に自宅で飲んだ吟醸酒の酔いも完全に吹き飛んでしまいました (^^;)。
そこで折り返しの渋谷行を、幼稚園の頃まで住んでいたアパートの隣=白幡町のカーブにて激写! 撮影時間の関係上、建物の陰でまだらになっていますが、まあこの程度なら良いでしょう。次の渋谷行はこの直線で側面が順光・正面が逆光となることから、敢えて妙蓮寺6号踏切の白楽寄りの位置から後追いに徹しまして、そのあとは自由が丘まで行き横浜までお名残乗車をしてタイムアウト。というわけで、元旦HMとともに迫ってくる8017Fを撮影したのはこのカットだけですが、むしろ真冬らしい雰囲気も出たのではないか……と思っています (^_^)。しかも、通常の特急運用では、上下ともここ白幡町のカーブで急行とカブる可能性が極めて高いため、無事撮れただけでも神様仏様に感謝……という感じです!
それにしても、編成の前後で異なるHMや幕が表示されるという展開は、8039Fリバイバル急行や昨年末の8019F引退HMでも見られたことですが、新春早々にもこのような仕掛けをやって下さるとは……。東急関係者の方々の余りの芸の細かさには脱帽の限りです。しかし今回はそれだけでなく、「伊豆のなつ」で見られた日替わり大サービスまで実現してしまうとは……! 翌2日、元日に引き続き17運行に入っているというネット情報に基づき、用事を終えたあと昼頃再び東横線を訪れてみたところ……何と、渋谷方のHMが「賀正」に変わっているではありませんか!。
そこで、光線の関係でまずは妙蓮寺にて撮影! その後は例によって白幡町のカーブへ向かい、元中行と渋谷行を撮影したのですが、逆光の中を突き進む渋谷行 (車両交換前の最後の1本)を元日と同様のアングルで撮ろうとしたところ、急行とカブられ失敗……。やはりこの区間での日中の特急・急行撮影はギャンブルです (-_-;)。但し、とっさの判断でアングルを変えて辛うじて撮った1カットがありますので、改めてアップしてみたいと思います。
ともあれ、さよなら運転本番を前に、客が少ないタイミングを見計らって運転された新春HM特急……東急ファンにとってまたとないお年玉でした (^O^)。