
東急東横線8000系の引退まで、残りあと1週間……。昨年末、8019Fが引退HMを掲げたのち離脱したことについては、既に当ブログでもお伝えした通りです。
その8019F、昨年の暮れにちょっと寄り道して恩田を訪れてみたところ、いつの間にか元住吉から廃車回送されて来ており、その際の運行番号「94」を掲げたまま、構内踏切に支障とならないよう3+5両に分割されて留置されていました (敷地外・道路脇から撮影しております)。私が恩田駅に着いた時点ではどんよりと曇って寒かった天候も、クハ8019と対面する際には太陽が時折のぞくようになり、美しく照らし出された8019Fの最後まで凛とした姿に、ひとりきり思わず見入ってしまったのでした……。ちなみに、この日は御用納め日につき入換の動きはなく、恐らく8019Fもこの状態で新年を迎えたものと思いますが、今頃はぼちぼち新たな動きが始まっているのでしょうか。

いっぽう、東横線に最後まで残り、さよなら運転の大役を果たすことになった8017Fについては、ここに来てにわかに動きが活発になっているようです。
一昨年秋のダイヤ改正以来、8000系が入る運用といえば、朝のラッシュアワーに各停としてのみ走り早々に入庫してしまう27・29・31運行のいずれかばかりだったように記憶しているのですが、8019Fの運行最終日に東横線を訪れたところ、何と通勤特急や急行武蔵小杉行にもなる26運行でやって来たではありませんか……(@o@)。26運行の下り一本目は、8019Fが入っていた27運行の直後にあたりますので、8019Fを無事撮影してすっかり油断していた私は撮り逃してしまいました (ポカーンと眺めていただけ ^^;)。そこで、これは通勤特急をきっちりと撮らねば!と思い待ち構えていたところ、ううっ……被られてしまいました (T_T)。せめて何とか後追いで!ということで何とか撮影したのが↑のカットです。
何はともあれ、残りあと1週間。意外な運用が再び有り得るのかどうか分かりませんが、まずは有終の美を飾って欲しいものです……。そのためにも、安全な撮影を一層心がけなければと思っています。