地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

秩父鉄道旧塗装リバイバル予告来る!

2009-04-01 11:36:00 | 地方民鉄 (秩父)


 本日はお日柄も宜しくエイプリルフール……ですが、当ブログでは特にエイプリルフールなネタを仕込んでいるわけではありません (笑)。その代わりにご紹介するのは、東急8500系改め7000系の登場で個人的ににわかにアツい秩父鉄道から告知された、驚喜のあまり「これはエイプリルフールのフライングではないのか?!」と思わずにはいられない話題です。このたび秩父鉄道では11月の会社創立110周年を迎えるにあたって、何と何と秩父オリジナル旧塗装を復活させるとのこと!!
 この話題、先月末から配付・ネット公開が始まった『秩父鉄道ニュース・4月号』に載っているのですが、26日の7002F運用初日に訪れた際には現物をゲットするのを忘れておりました (^^;)。ま、どうせいつも月末に公式HPにアクセスしているので、ゲットしなくても困らない……はずだったのですが、何を考えているのか今号からネット公開のスタイルが、PDFファイルからWidows専用リーダーに読み込むものに変わっており、Macユーザーには読めない……(鬱)。というわけで、私が何も知らない折も折、いつもコメント頂いております「きえふにいさん」さんからこの話題を書き込んで頂いた時点では……「ウソ……マジ?! しかし自分で現物を確かめてみるまではにわかに信じられない……」という気分 (^^;)。そこで去る30日、熊谷到着早々に現物をゲットしまして、「おかげさまで110周年 ありがとうキャンペーン」記事を見てみたところ、うぉぉぉっ、本当に「秩鉄カラー・リバイバルトレイン&写真展示列車運転 (6月頃)」という一文が!! 熊谷駅に留置中の1000系水色・ウグイス編成を眺めながらホームの立ち食い「秩父そば」をすすった際、目の前の贅沢な光景と当該記事の相乗効果による興奮で思わずむせ込んでしまい、顔面全体にそばつゆを吹いてしまいましたとさ (爆)。



 それはさておき、このたびの秩父オリジナル塗装復活予告は、長年来の秩父ファンにとっては誠に朗報と言うべきものでしょう~♪ いや、もちろん国鉄塗装の1000系も素晴らしいのですが、何故秩父旧塗装を差し置いて国鉄・JR党を優遇するのか……という思いがどこかしら心の片隅にあったのも事実です (汗)。しかし、今にして思えば、創立110周年という節目のために、オリジナル旧塗装が隠し球とされていたのでしょう! う~んドラマチックな展開ですなぁ (^^;
 そこで次の関心は、どの車種にどの色を塗るのか……ということになりそうですが、やはり無難かつ若年層にもアピール出来そうなのは、1000系にイエロー+茶帯を施すバージョンでしょうか。ちょうど鉄コレでも出たばかりですし♪ と申しますか……先日発売された鉄コレも、実は黄色旧塗装復活の伏線だったのかも知れません (何でも後知恵でいろいろに解釈できるなぁ……と ^^;)。
 しかし個人的には、折角リバイバルというのであれば、各停は堂々の4連が行き交い、急行も常に賑わっていた1980年代までの秩父黄金時代を思い出させるような、ベージュ&小豆色ツートンの復活にも強く期待したいところです。もちろん……1000系にはこの色は塗られておらず、むしろこの色を纏った100系を廃車に追いやった経緯があるわけですが、今や一般車に塗るとすれば1000系しかないのも事実。未経験の旧塗装をいきなり塗ってしまったものの結構良かった先例として、京急1000形「ありがとう&歴史ギャラリー」もありますし……(^^;)。
 いやいや、そこでもう一つ思いついたのは……6000系にベージュ&小豆色ツートンを塗るという妄想 (爆)。これは300系「急行秩父路」のリバイバルというコンセプトで、正面HMの再現というおまけも是非! そしてこの色は西武の旧塗装にも通じるということで……恐らく西武ファンも大喜びでしょう (そんなことないか……^^; でもまぁ、旧前面の101系に701系の塗装を施したのも、ごく僅かなイベント運転のみの姿となってしまいましたので[確か]、結構歓迎されるような気がします。多摩湖線で復活した新101系登場時塗装と合わせて、会社を跨いだ西武新101系カラーバリエーション祭りということで……笑)。あるいは、もうひとつの急行旧塗装ということで、黄色+青帯なんてのも見てみたいものです。
 こんな感じであれこれ妄想が頭の中でグルグルしてしまいますが (^^;)、いずれにしても確かなのは……1000系標準塗装車が確実に少数派へと変わりつつあるということ。既に1004Fが広瀬川原の無架線地帯に押し込まれて放置されており、最高齢編成1006Fも30日には広瀬川原におりました (離脱かどうか分かりませんが、その可能性も大……?)。そこで、残り10編成となる1000系のうち、6月以降は半数がリバイバル塗装となり、標準塗装で残る編成のうち退色が激しい編成から次回入線の7000系による置換対象となるのでしょう。まぁ、全てはフタを開けてみないと分かりませんが、標準塗装編成の効率的な撮影はお早めに……。