この6月、横浜は日米修好通商条約にともない開港されてちょうど150周年の節目を迎えました! 横浜に生まれ、横浜市立の学校で必ず覚える横浜市歌を通じて「横浜こそ世界の中心」(爆) と信じて疑わない人間として、この日を迎えるのはまことに目出度いのひとことです (^O^)。
そんな横浜を拠点とし、日々「横浜」行きを表示して走っているのが相鉄線。ド田舎の砂利運搬鉄道から出発して、今や8~10両編成の20m車が2~3分間隔で走っている盛業ぶりは、「苫屋の煙、ちらりほらりと立てりしところ」という裏寂れた海辺の村から出発して今の繁栄を誇る横浜の歴史ともピッタリ合うではありませんか! そしてこれからは西谷からのJR・東急直通~! ま、世間的に見れば、横浜の圧倒的なネームバリューに比べて相鉄の存在感は圧倒的に地味ではあるのは否めませんが、地味で濃いぃ車両群だからこそ地元ファンからのみ (?) 熱く注目され続ける相鉄のキーワードは、5000系さよなら運転のときにはっきりと掲げられた「感謝」と「希望」でしょうか。そう、横浜と相鉄の物語に終わりはないのです! (爆)
というわけで、渋谷や新宿、さらには埼京線方面 (?) に「相鉄ここにあり」と殴り込み (^^;) をかけるべく11000系が新造されてはや半年以上……。誘導障害起こしまくり (?) の絶不調をようやく克服して全線試運転が始まったようで……この分で行くと今月末から来月には営業運転開始でしょうか。個人的に、E233はE231とは比べものにならないほど良いと思っていますので、マンケーの増備が打ち止めとなり11000系へと移行するのは目出度し、といった気分です。昨年末の超フライング発売のため大量に在庫が残っていると思われる「11000系プラレール」も、これでぼちぼち捌けるようになるのでしょうか (笑)。
そうなると自ずと気になるのは、7000系の今後……。少なくとも旧7000系は、11000系の運用開始とともに1~2編成が脱落することでしょう (T_T)。あるいは、もし9000系 (かつてあった相模線直通構想のため、車両規格がJRに合わせてあるとかいないとか……) あたりをJR直通用に大抜擢するとしたら、恐らく諸機器を11000系並みに改造し、あたかもVVVF化された小田急8000形と同じような存在 (=実質的に3000形と同じ性能?) となると思われるわけで、そこで予備車を多めに確保する必要から、今回は7000系の廃車は最小限になるのかも知れません (だったら良いな~、と ^^;)。
むしろ気になるのは、8連の所定数が不足気味であることから最近続いている新7000系抵抗制御編成 (7713・7715F) の減車措置や、新7000系の新塗装がなかなか増えないことなど……新7000系の今後の方向性が不透明なことです。昨年末に中間車2両を外して8連となっていた7715Fは、最近再び中間車を戻して10連に復帰し、今回アップの画像のような4+4状態は一時的なものに終わりましたが、今度は新塗装の7713Fが8連化されて各停を中心に運用中……(まだ撮ってねぇだ~ ^^;)。何やら、休車が発生する使われ方は、ただの7000系と似てきているわけで……まさか相鉄としては、全車新塗装化して使い続けるつもりだった新7000系もやっぱり早期廃車という方向で考えているのではないか……と気になります (汗)。そう思うにつけ、流動的な状況にある新7000系ももっと真面目に記録しておかないとなぁ、と思うのでした。