日本の秋は鉄コレの秋 (^^;)。鉄道記念日に関連したイベント続きの日々に合わせるかのように、関西の複数の事業者から個数限定の鉄コレがリリースされ、とりわけパスネットが崩壊して久しい首都圏の関西私鉄大好き人間にとっては垂涎のブツとなっています (^_^;;)。そして今年は何と……南海から1000系がリリースされるというではありませんか!! 何を隠そう、南海1000系は個人的にどんどん芋蔓式に鉄道に関する知識が増え始めた小学1~2年の頃に遡る思慕の対象のひとつでありまして、当時出版されて間もない『私鉄電車ガイドブック』(誠文堂新光社刊)を図書館で借りて以来、湘南顔とズラリと並んだ小窓を備えた堂々の長大ボディにズギューンと脳天を射貫かれたのでした……(笑)。関西私鉄にはもっと他にもいろいろ車両があるはずですが、南海は他にも名車の中の名車・1201形や大型高速釣掛車2001形などなど、とくに南海本線の古い車両が脳裏にこびりついて離れず (あ、高野線6001系もメロメロでした)、結局南海が載っている巻ばかり何度も借りて、「目ん玉かっぽじる」(byどくろべえ ^^;) ように眺めまくったものでした。
そんな南海1000系の鉄コレが発売される以上、もう私の内心は色めき立たずにはいられず (笑)、何とか往時の6連を手許に、という思いが沸々と……。
しかし、折悪しく足を怪我してしまい、なんば駅での発売開始に合わせて関西撮り鉄&鉄コレゲット遠征を組むわけには行かなくなってしまい、My超お宝を購入できないままみすみす売り切れて行くのを待つしかないのか……という底知れない不安に苛まれることに……(滝汗)。その後、いつも大変お世話になっております「ぱれっと」様から、とりあえず1個確保して下さったという有り難いお知らせを頂いたのですが、やはりN化して長大編成を組みたいという思いは止まず……。
その後幸いにして、何とか歩くペースが徐々に上がり、新幹線も2~3時間程度なら何とか乗れるようになったことから (シートピッチの狭い転クロ車やリクライニング車は、足が痛くて十分に曲がらないため未だ座れず T_T)、日比谷ヲタ祭りにてゲットするか、それとも去る8日の西日本某都市への出張のついでに大阪にて途中下車してゲットするか……という策を練ったのですが、日比谷ヲタ祭りでの発売分は恐らく「やっと関東でも発売か」と手ぐすね引いて待っているコレクターによって速攻で売り切れてしまう可能性が高く、早朝から列に並び続けるほど脚力が回復していない私にとってはハードルが高すぎるという問題が。そこで、やはり多少面倒でも新幹線を新大阪で途中下車し、御堂筋線でなんば駅2Fのサービスセンターへ往復するのがベストであろうと考えたのでした (スルッとKANSAIの未使用分もしこたまありますし……早く使わないと廃止になりそうでコワいです ^^;)。
というわけで、まず御堂筋線新大阪駅の案内所でコマル大阪市交通局20系 (中央線) 鉄コレをゲット♪ 御堂筋線もうまい具合に10系が来てくれまして、久々の大阪の街を淀川鉄橋から眺め、梅田駅の雰囲気を楽しむなどしてなんばに到着~。凄まじい人混みをヘロヘロな足取りで必死にかわしつつ、目指す南海サービスセンターにて無事3個ゲットォォォ~! (*^^*) なお、2Fのサービスセンターから3F乗り場の頭端部へ行くのは、足を痛めた身には相当面倒臭く、肝心の南海電車を全く拝まずに御堂筋線に戻って来た次第。後ろ髪ひかれる思いに囚われまくりでしたが……何とか足のコンディションを改善していずれ思う存分南海に乗ったるわ!と念じつつ、約1時間10分の鉄コレゲット・エクスカーション (通常であれば40分少々でしょうが……) を終えて新幹線新大阪駅に戻って来たのでした。
帰宅後は、↑こんな感じで「サザン」や1521系と並べてムフフ…… 今後の改造が楽しみです♪ それにしても、N化・長編成化のための屋根板パーツも含まれているとはいえ、6両をN化改造するとほとんどKATOあたりの完成品と変わらないお値段となるわけで、キタイ国で生産する価格優位は明らかに崩れつつあるのかも。