地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

鉄コレ東急8500系を伊豆のなつ化する (下)

2011-10-14 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 本日は鉄道の日ですが、大した記念画像などございませんので、鉄コレの秋ということで……個人で勝手に塗り替えた8614F「伊豆のなつ」落成記念画像です♪
 早いもので約1年前、東急ファンにとって垂涎の8500系鉄コレが発売されましたが、1個購入すると中味はデハ8606・デハ8706・サハ8923の3両が入っているのみで、決して編成として完結しないことから、本来誰もが超欲しい!と叫びそうなアイテムでありながら売れ残りが大量に発生し、発売日の「電車とバスの博物館」特設販売会場が閑古鳥気味であったのは懐かしい思い出です (汗)。確か、今でも渋谷の東急百貨店にて細々と売っているはず……(既に売り切れているとしたらすみません ^^;)。しかし、細かい配管や妻面などを気にしなければ、塗装を塗り直してGMのインレタ等を貼り、屋根板をあれこれと交換することによって、あくまで「タイプ」ではあるものの、前後を先頭車としたフツーの編成を得ることが出来ます。そこで、技術的にはへっぽこながらも取り敢えず自分で塗装してみたい!と思っている私にとりましては、このような売れ残り出まくりな状況はまさに渡りに船! いずれはあんな編成やこんな編成も……というわけで、思わず多数を確保してしまったのでした (笑)。
 そこで、変わり種帯第一弾としまして、東急ファンの誰をも虜にする (?) 8614F「伊豆のなつ」塗装を施そうとしたものの、昨年11月に試しに中間車2両を塗ったのみで、その後は見事に放置しまくり……(滝汗)。個人的に最近、田園都市線に何度乗り、田園都市線を何度撮っても、8614Fには全然遭遇できないという悲運を味わっており、そんなことも作業進行を遅らせてしまったのかも知れません。



 いやいや、ホントの先延ばしの理由は……単純にズボラなだけ、ということではなく、帯が斜めに入った乗務員扉部分の塗装を上手くやる勇気が湧かず、さてどうしたものか……と頭を抱えているうちに徒に時間が過ぎてしまったという次第です (笑)。しかしその後、例えばスカ色の旧型国電やら、相鉄新CIカラー風フリーランス塗装の旧6000系といった車両の塗装をシコシコと施しているうちに (スカ色旧国の塗装は、細かい凹凸にも塗装をピシッと回す必要があり、簡単そうで難しく……タッチアップ地獄です)、超絶に微細で面倒臭いマスキング作業に対する心理的な耐性がついてしまった私……(酔狂だなぁ ^^;)。加えて、去る8月に足を思い切り怪我してしまって以来、休みの日に撮り鉄に耽ることが出来ない代わりに模型を気長にいじるヒマは結構あったことから (と申しますか、非常に細かい指先作業に集中している間こそ、足の痛みをいつの間にか忘れることが出来るひととき……^_^;;)、撮れないからこそなおさらほとばしる東急8500系への愛を小さな鉄コレに注入しまくったのでした……(爆)。なお、伊豆急帯を施すためのアイテムとしてあまぎからデカールが発売されていますが、これはGM板キットではなく鉄コレということで使わず (だいぶ前に買ったきり……何時使うのやら ^^;)、全て缶スプレーとエナメル塗料で仕上げております。あとスカートは、部品取り用で購入した秩父7000系のものを流用しています。
 というわけで、当初の計画通りに6両分の伊豆急帯化が完了!!v(*^O^*)v 一応写っているのは4両だけですが……(^^;)。10両分の塗装変更としないのは、拙宅の即席レイアウトでは到底10連に対応できないからであります (汗)。それに、パッケージ2個分で6両1編成 (一応「タイプ」) ができるということもありますし……。
 そして、この塗装変更作業が終わり快哉を叫んだ興奮も冷めやらない一昨日、実に久しぶりに8614Fに乗ってしまいました……♪ 大手町から中央林間まで、まさに至福のひととき……。
 しかしまぁ、こうして苦労して塗り替えたのも束の間、いずれ8614F「伊豆のなつ」につきましては鉄コレでリリースされ、この塗装変更がムダになりそうでコワい……(^^;;;;)。今後は続編として、ジャカルタで活躍する編成のうち塗りやすそうな8604F及び8613F (JALITA初代塗装) を塗ってみたいですね♪ 一体何時出来上がるかは見当もつきませんが。
 こんな感じでたわごとを並べていたところ、何と!鉄コレ東急初代6000系と弘南6000系が発売されるというブッ飛びの情報が! バンザーイ!\(*^O^*)/