先日お台場で開催された模型まつり、個人的には仕事の都合もあって行っていないのですが、まぁ基本的には先月の銀座松屋イベントで展示された新製品と同じものが並べられていたということで「まいっか」という感じです (→ジオラマを作って保存するスペースもないのに、ジオラマ競作の数々を見過ぎて「作りたい症候群」に陥ってもいけませんし ^^;)。しかし、注目すべき新製品発表もあったようで、その白眉と言うべき存在はKATOのE655系でしょうか?! もっとも、あろうことか御料車E655-1が抜けており、セキュリティの問題や許諾の関係が複雑にからんでいるのかも知れませんが、どうせ157系と同じく、後から改めて「お召し電車セット」として販売する作戦もあるのだろうか、と想像しております (滝汗)。
それはさておき、もう一つの個人的注目新製品は、やはり出るべくして出る鉄コレ広窓流電でしょうか! 嗚呼……わざわざGM板キットで製作した意味が相当程度雲散霧消してしまいますし、GM板キットの中でも人気品と言われる広窓流電にとうとう廉価な競合品が現れたことで、今後の板キット界全体の動向にも多かれ少なかれ影響が出たりはしまいか?と懸念を抱かなくもありません。とはいえ、やはり「調整する苦しみ創る楽しみいっぱい!」なGM板キットから一両一両、自分の妄想をかたちにして行く作業の奥深さも普遍的なものであると思いたいところです。まぁ、既に普遍的でないからこそ、鉄コレがジャンジャン出るのでしょうし、GMも「エボリューション・シリーズ」なる、現時点では詳細不明な新キットを立ち上げるのだろう (その「進化」とはすなわち、鉄コレ動力対応へと大胆に舵を切るものであって欲しいです!)……と言いつつ、私も鉄コレ広窓流電は予約しますです、はい (暑さで思考があちこち飛んで支離滅裂 @o@;)。
というわけで、GM板キットの永続と発展を望むなら、自分でシコシコ作り続けなければなりません。そこで、去る2月の着手以来余り進展がなかった御殿場線73系の製作を、約半年ぶりに本格再開してみました。一応、最初にブチ上げた最終目標は、富士の裾野に豪快な釣掛サウンドを響かせまくった夢の8連の再現ですが、同時並行的に8両を製作すると果たしていつ完成するか見当もつきませんので、まずは景気づけに4両ばかりを仕上げてしまおうということで、去る6月に切り接ぎ整形を済ませた分を中心に (とゆーか、純粋な素組みはクモハ73の1両しかありません。笑)、天気の良い日に塗装を進めたという次第です。その結果、いよいよリアルなスカ色73系の世界が眼前に蘇って参りました……(*^^*)。切り接いだ箇所も、眼を近づければ初めて切り接ぎだと分かる程度までうまい具合に地ならしが出来ていることが分かり、思わずニンマリです♪ とくにサロ45改サハ78は、我ながら初心者なりによくやった!と思います (笑)。
しかし……梅雨と多忙の中でしばらく塗装作業をしなかっただけに、マスキングがヘタクソになっており、ところどころ、いや大いに吹き漏れが目立ちますなぁ……(汗)。もっとも、シルヘッダーがある旧国へのスカ色マスキングは、かねてからなかなか難しく奥が深いと感じておりまして、必ず事後に地獄のタッチアップを施しておりますので、今回もとりあえず灰色の板キットがここまで装いを改めたことにニヤニヤしつつ、引き続きチンタラとタッチアップを進めて参ります。何しろ、タッチアップを進めるごとに、車体が私に向かって微笑んでくれるかのような表情を魅せるのが快感なのです (あちゃー、暑さで完全に脳味噌がイッてます ^^;;)。
あと、基本的に拙宅の即席レイアウトでは6連で走らせるのが最もワクワクする光景ですので、イキナリ8両完成とは行かないまでも、未だ切り接ぎ整形が済んでいないモハ72・サハ78450各1両をさっさと組んで塗装し、出来れば6連での完成を期すことにしたいと思っております。その後、全金車キットを使って2両をこさえ、目指せ堂々8連完成! (爆) と申しますか……早く作らなければ何時までたっても、長らく買い置きしてあるリトルジャパンの半流クモハ40に手を付けられませんし、先日は忘れた頃に半流クモハ41も発売になり、予約分を引き取って未施工分の山がさらに高くなってしまったという……(滝汗)。