地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

関西大雨鉄2015夏 (4) 京阪6000系

2015-08-07 00:00:00 | 都市民鉄 (近畿以西)


 今年の梅雨明けは本気モードで、明けた後も何やらすっきりせずダラダラと大雨が降りまくるという陰鬱な夏とは180度異なるわけですが、そうならそうでとにかく暑すぎる……。先月の関西出張時にウンザリさせられた土砂降りが何やら恋しい今日この頃です (汗)。
 というわけで、雨中の関西出張鉄シリーズ、最終回は京阪です。まぁ要は、環状線近辺から用務地の京都に向かうにあたって、最近少々ご無沙汰気味であった京阪にも乗りながら撮りたいということで……(^^;



 その際の最大のお目当ては、ボロ好き人間としては自ずと1000系、2200/2400/2600系、5000系の準急ということになりますが、限られた時間の中で何故か9000系がやって来るという……。その代わり、6000系の樟葉急行が前パンを振りかざし、しかも雨をバチャバチャ跳ね返しながらガンガン力走している光景が大いに印象に残りました♪ 日中は遊休気味になりやすい3扉8連の有効活用策として設定されるようになった樟葉急行は、自ずと6000系8連が常連になりやすいとうことで、赤い急行幕と下枠交差Wパンの組み合わせにシビれるぅぅ~♪ というわけで、天気の悪さが逆に6000系撮影にはプラスになったひとときでした……。ホーム上屋の下で撮影していてもスーツは濡れてしまい参りましたが……(滝汗)。

第六ジャカルタ炎鉄録 (34) 埼京線205系 (中)

2015-08-06 00:00:00 | インドネシアの鉄道


 ハエ12編成。



 ハエ13編成。この直後中間車2両が山手線色広告ラッピングに。



 ハエ14編成。



 ハエ20編成。このとき反対側2両が山手色広告ラッピングに。

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 何だか昨年来、京浜東北根岸線は大きな事故が起こりますね。川崎での脱線転覆やら、神田付近での架線柱折れとか、一昨日の桜木町架線ショートとか(火花で電車が燃えたら第二桜木町事件……)、何とかして欲しいものですが、今後国鉄型車両が急速に消えていったあとのJREなんてのは、個人的にはもう趣味的感興を抱く存在とは言いがたく、単なる移動手段に過ぎなくなって行くのかも知れません……。
 というわけで、そんな桜木町を往来していた205系が引っ越した先のジャカルタネタ、埼京線205系画像の続きです。それにしても、先刻KCJ公式HPの時刻表PDFファイルをプリントアウトしたのですが、埼京・横浜205系の集中投入の結果、ボゴール線は「時刻表に載せるだけ乗せて実際には来ない列車」が完全に消えて、日中でもフツーに6~8分間隔ぐらいでジャンジャンやって来るようになったとは……。急行とエコノミACを合わせても40分以上軽く間隔が開いていた (そして非冷房エコノミも、そんな時間帯に限って30~40分くらい開き、混雑でさらに遅れて1時間間隔状態になったりしたことも……滝汗)数年前が本当に遠い昔のようです……。

ミャンマー国鉄の列車をつくる (2) それらしき罐

2015-08-05 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 ミャンマー国鉄の客車列車らしきものをGM板キットで作ろうと妄想を逞しくする中で、罐は何となく「DD51を塗り替えれば良いかな?」と思っていました。しかし現実問題として、既に現地で就役したDD51は屋根を魔改造しているだけでなく、短期間使っただけで休車……。川崎市営埠頭で長期間放置されたのち何とか現地入りした北斗星罐も未だに就役せず……。そもそも屋根の形状が大幅に異なりますので、それを再現するというのは個人的力量ではまず不可能……。というわけで、どうせ「それっぽい」フリーランス罐を用意するなら、DD51の塗り替えよりは、日本のF級電気機関車の顔をいじって塗装変更をする方が、より現実の現地罐に近い雰囲気になるのではないかと開き直ってみました。



 というわけで、値段的にちょうど良い新品叩き売りや状態良好な中古はないかな~?と思いまして、いろいろな模型屋を物色してみたところ、いやはや、意外と中古ELというのは市場に流れないものですね……。そこで「さてどうしようか」と思っていたところ、松屋銀座の鉄道模型ショウ即販会場にて、TOMIXのEF60が約4,000円大量に叩き売られているのを発見! そこで瞬時にビビッと来まして購入決定! これが唯一最大の松屋での収穫となったのでした。
 とはいえ、やはり電気機関車の顔を切り落とすのは、ヘタクソ初心者には非常に緊張する話です。そこで「これは値上がりした鉄コレ動力と鉄コレボディを組み合わせたのとほぼ同じ金額である」と開き直り、EF60の顔にエイッとニッパーの刃を入れてザクザクと切り落としたのでした……(@o@)。その後、鉄コレ近江モハ51の正面2枚窓をザックリと切り落として、EF60に移植……(滝汗)。すると、何とかまぁ、DF1600に近い雰囲気にはなったかな……と (いや~全然似てねぇ~!^^;;)。
 なお、顔を交換したのは片側エンドのみで、もう片側は面倒臭さ、及び日本EL顔にミャンマー国鉄色を塗ったらどんな雰囲気になるのだろうかという妄想から、そのままとしております (ダメじゃん……汗)。あと、出来れば正面2枚窓も、もっとボトムの位置が高い=細目顔ということであればベターですが、こればっかりはなかなか丁度良さそうなパーツが見つからないので仕方ありません。
 一番良いのは、例えば最近落花生。様がインドネシア国鉄車両の自作で挑戦されているように、3Dプリンタを活用することなのかも知れません。しかし、超へっぽこ文系人間の私には、そもそもデータの作り方が分からん (^^;)。本当にリアルな東南アジア各国国鉄罐の3Dプリンタ模型キットなどといったものは、そのうち物好きな方が製造・頒布して下さることに期待したいと思います……。


第六ジャカルタ炎鉄録 (33) 埼京線205系 (上)

2015-08-04 00:00:00 | インドネシアの鉄道


 ハエ01編成。



 ハエ04編成。



 ハエ07編成。



 ハエ11編成。既に1両ラッピングされていました。

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 ジャカルタの205系は、今や横浜線の編成も加わってすっかりKCJ最大の主力車種として台頭し、どの路線でも「だいたい205系でやって来て、たまに他の車種で来る」という状況に変貌しているようですので、今や全く新味のない車種になってしまいました。しかし、約1年前に訪問した際には、一昨年全く走っていなかった205系が突如10連で続々と就役するタイミングにあたっており、どの編成も床下機器はピカピカ、もしくは余り汚れておらず、さらに今考えてみれば嬉しいことに広告ラッピングも僅少で、これはこれでかなり貴重な記録になったのではないかと思っています。イキナリ大量に走り始めた、まだ日本時代の車内の匂いも漂わせる205系に対し、ジャカルタの乗客も目を白黒させつつ結構楽しそうな表情を見せていたものです……。
 そんな205系、訪問時に就役していた12編成を激写しましたので、それぞれの編成の就役当初姿ということでアップします~(つづく)。

第六ジャカルタ炎鉄録 (32) JR常磐緩行203系

2015-08-02 00:00:00 | インドネシアの鉄道


 日本で走行時にここまでドアップで撮ったら即逮捕? (^^;



 マト52。昨年8月の訪問時はブカシ線常駐でした。



 マト66。この編成もブカシ線を行ったり来たりでした。



 マト68。真っ昼間のタンゲラン線で最高の夏の思い出!

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 ジャカルタの電機子チョッパ車といえば、忘れるわけにはいかないのがこちら、千代田線6000系の同僚たるJRE203系です! (有楽町7000系もありますが、昨年8月は7123Fしか当たらず、しかも先頭車も含めたラッピングに萎えて、撮りましたけどアップは省略) 203系、登場当初は103系に次ぐJR車ということで存在感を大いに放ちまくっていましたが、昨年訪問時には205系の急増の中ですっかり存在感が薄れてしまったのは残念なことでした……。検査なども重なって、3編成が稼働していたのみでしたし……。
 ただ、ブカシ線でド順光の中、マト66編成を激写できたのはなかなか良かったですし、タンゲラン線でHolec-AC (ホントに僅か2~3ヶ月の短命に終わってしまい、あれは一体何だったのか……と思うほどの不思議な存在でした @_@) に試乗しタンゲランの街をぶらついた帰りに当たったマト68編成のデンジャラス過ぎる走りもサイコーでした……(^O^)。ちょうど正午頃のタンゲラン線は、他の路線と比べてハッキリ言って乗客が少なく、実にスッカスカで音鉄的には最高の環境。そしてクーラーはキンッキンに効いており……そんな車内にプィィ~ンと響き渡るチョッパ・サウンドと激しくうなるモーター音のシンフォニーは、昨年夏のジャカルタ訪問時における最も痛快な記憶のひとつです♪
 果たして、今月の訪問では203系に当たるだろうか……??