STEP 2 宮部みゆきを読もう
宮部みゆきは「新宿鮫シリーズ」で知られる大沢在昌をして「この世に作家は二種類しかいない。宮部みゆきとそれ以外」と言わしめた国民的作家で、こちらもハズレはまず書かない。
文庫版で4冊の「模倣犯」と6冊の「ソロモンの偽証」はそれだけの文量を全く飽きさせずに読ませるだけの筆力と、息もつかせぬストーリー展開で、現在の日本で一番上手いミステリ作家だと個人的には思っている。
取っ付きやすいのはデビュー作でもあり警察犬の視点で語られる短編集の「パーフェクト・ブルー」や、発火能力者を主人公にしたSF「クロスファイア」、ドラマ化もされた「名もなき毒」あたりか。
時代小説やゲームのノベライズからファンタジー小説まで幅広く手がけ、ノンシリーズ物の長編・短編も数多く、何を読んでもそうそう外れないので、あらすじを見て面白そうなものを適当に選んでもいいだろう。
そして気が向いたらぜひ超傑作「模倣犯」と「ソロモンの偽証」に取り掛かってもらいたい。
宮部みゆきは「新宿鮫シリーズ」で知られる大沢在昌をして「この世に作家は二種類しかいない。宮部みゆきとそれ以外」と言わしめた国民的作家で、こちらもハズレはまず書かない。
文庫版で4冊の「模倣犯」と6冊の「ソロモンの偽証」はそれだけの文量を全く飽きさせずに読ませるだけの筆力と、息もつかせぬストーリー展開で、現在の日本で一番上手いミステリ作家だと個人的には思っている。
取っ付きやすいのはデビュー作でもあり警察犬の視点で語られる短編集の「パーフェクト・ブルー」や、発火能力者を主人公にしたSF「クロスファイア」、ドラマ化もされた「名もなき毒」あたりか。
時代小説やゲームのノベライズからファンタジー小説まで幅広く手がけ、ノンシリーズ物の長編・短編も数多く、何を読んでもそうそう外れないので、あらすじを見て面白そうなものを適当に選んでもいいだろう。
そして気が向いたらぜひ超傑作「模倣犯」と「ソロモンの偽証」に取り掛かってもらいたい。