小金沢ライブラリー

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SCP-731~740

2017年06月17日 | SCP紹介
SCP-731 - Rathole Cover (ラットホールカバー)
マンホールの蓋に擬態するSCP。観察されていない孤立した人間が踏むと地中に吸い込み、同時にドブネズミに変換させる。ネズミは高い知性と元の人間の記憶や知識を受け継いでいると思われる

SCP-732 - The Fan-Fic Plague (熱狂創作病)
詳細不明。このSCPについて記録しようとすると異常な創作熱に取り憑かれ、厨二的な設定や物語を支離滅裂で文字化けしたような酷い文章で記録してしまう、と思われる

SCP-733 - A Pair of Scissors (一挺のハサミ)
銀製の古いハサミと白黒写真の貼られた手帳。手帳の文面や写真から見て、ハサミで写真上から切り取られた人物はその存在ごとあらゆる記録から抹消される、と思われる

SCP-734 - The Baby(赤子)
生後8ヶ月の乳児。皮膚接触した人間の体組織を崩壊させ剥離させる。全ての体組織が崩壊するまで症状は止まらない

SCP-735 - Insult Box(雑言の箱)
アルミ合金製の箱。触れた相手を方言混じりの言葉で罵倒し激怒させる。未知の力で誰も知り得ない個人情報にも触れる。激怒した相手は箱を壊そうと試みるが頑丈で傷一つ付かない

SCP-736 - The Iapetus Anomaly (ヤペタスの異変)
土星の衛星ヤペタスに時折観測される異変。ヤペタスの軌道が物理法則を無視して変化し、150~300年以内に土星や他の衛星に激突する予測がなされるが、一時的なもので軌道はやがて元に戻る

SCP-737 - Hungry Train (はらぺこ列車)
木製の列車のおもちゃそっくりの生物。列車のように動き回り、ぶつかった障害物を食べる。木材やプラスチック等の無生物はもちろん、生物までほとんどの物を食べて巨大化する

SCP-738 - The Devil's Deal (悪魔の取引)
2脚の椅子と机。片方の椅子に掛けると、もう片方に何者か(椅子に掛けた者によって姿形は異なる)が現れ取引を持ちかける。取引が成立すると願い事が叶えられるが、同等の代償が払われる

SCP-739 - A Mirrored Booth (ミラー・ブース)
オーク材で作られ2面に鏡が貼られたブース。中に生物を入れ扉を閉じると、内蔵や身体の各部を含む全てが分子レベルで反転する。2度行うと元に戻るが本人は違和感を訴える。繰り返すごとにその人物の身体的・精神的欠点が消えていく一方で、記憶は混濁していく。稀に誰も中にいない時に扉が閉じると、内部から衝撃波で人を襲う何者かが現れる

SCP-740 - The Hindenburg Photograph(ヒンデンブルク号の写真)
ヒンデンブルク号の爆発事故を写したポラロイド写真。手にして見ていると悲鳴や爆発音が聴こえるとともに体温が上昇し、2~4分後には人体発火を起こす。写真も燃えるが復元する。なおポラロイドカメラが発売されたのは事故の11年後である
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