小金沢ライブラリー

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SCP-1731~1740

2019年02月21日 | SCP紹介
SCP-1731 - An Exercise in Futility (無駄な儀式)
不気味な装飾のされた冷蔵庫と、その異常性質を活性化させる儀式。儀式の手順は複雑かつ一部失われていたが実験を繰り返し全てを判明させた。しかしせっかく活性化させても異常現象により手順が破られ、数分で停止してしまうためそれ以上の実験は不要とされた

SCP-1732 - Septimius Leo (セプティミウス・レオ)
ローマ皇帝セプティミウス・セウェルス。正体は言語を操り高い知能を持つライオンだったが、その事実は隠蔽され、人間として記録されている

SCP-1733 - Season Opener (開幕戦)
バスケの試合を録画した映像。再生するたびに内容が異なり、また映像の中の人物たちは次第にループしていることに気づいていく

SCP-1734 - The Hole in the Deck (甲板の穴)
18世紀に英国で建造され座礁したフリゲート艦。異次元に存在し船体に触れることが出来ない。甲板に空いた穴からは異常に巨大なダイオウイカと思われる触手が伸びており、攻撃すると暴れ、傷を負わせても再生する

SCP-1735 - Kind of Impenetrable Barrier (突破不能の障壁)
カナダのニューファンドランド島の砂浜に位置する球形の異常空間。透明で内部にはレジ袋が浮かび、決して破壊出来ない

SCP-1736 - Voice of the Light (光の声)
ある宗教の指導者と信者。指導者が神託を告げる間、強烈な放射線を放つ。信者には悪影響が無く、また神託を聞いた周囲の人物の25%程が新たな信者となる。ある博士がSCP-719 - Light-Bringer (ライトブリンガー)から作り出したと考えられる

SCP-1737 - The Referee (審判員)
審判員の姿をした人型実体。アマチュアスポーツの試合に本来の審判の代役で現れる。試合中に2名以上の重傷者を出し、うち2名を救急車で搬送する。病院に到着すると2名の重傷者が融合した人物が救急車から担架で運び出され、合併症等で2週間以内に死亡する。審判は試合に戻り、試合が終わると消失する。その前に拘束されると自殺し、身体は溶解する。検査の結果、その身体は直近に融合させられた人物のDNAと一致した

SCP-1738 - Phobia Sampler (恐怖症見本集)
制御パネルを取り付けられた床屋の椅子。座った人間を昏睡させ、特殊な恐怖症を植え付けることが出来る

SCP-1739 - Obsolete Laptop (もう使わないラップトップ)
ある日突然、財団施設に現れたラップトップPC。プログラムを起動すると3つのウィンドウが開き、第一のウィンドウは2004年1月1日1時18分から現在時刻の中で、入力した日時に使用者を転移させる。第二のウィンドウはチャット画面で、転移した使用者が現れ会話出来る。転移と同時に第三のウィンドウには女性が投げたボールを犬が拾いに行くCGアニメが現れる。転移から3日~7ヶ月後にチャットから使用者が消え、破裂したボールをくわえた犬が戻ってくる。ある使用者の報告により、このプログラムは宇宙を破壊する存在(犬はその象徴)をなだめるため平行世界を作り出し、破壊させる装置であり、PCが現れたということはこの世界もいずれ破壊される平行世界の一つの可能性が高く、PCの前に誰かが転移してくれば、終焉は3日~7ヶ月の間に訪れると判明した

SCP-1740 - Playgrounded (刑務公園)
ある公園の動物型の遊具。13歳未満の人物が1m以内に近付くと活性化し、園内に連行する。また付近のベンチに子供のいる人物が座るとジェル状の物質で拘束し、実子に触れられるまで植物状態にする。備え付けの銘板では子供をたくましく自立させるための施設であると説明している
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